2021年8月3日
【ドル/円】:上値の重い展開続く。戻り売り方針で。強い下値抵抗にも注意。
ドル/円は小反落。短期トレンドが弱いものの、中期トレンドがまだ強いため、ゆっくりと下値抵抗を切り崩す展開となりそうです。一方で上値も110円台に強い抵抗が出来ており、110.50-60の抵抗を上抜けて終えない限り、上値余地も拡がり難いでしょう。また、109.00割れで終えた場合は次のターゲットである108.50-60,108.00±10銭の抵抗をどこまで切り崩せるかトライする動きへ。 ドル買いは109.10-20で軽く押し目買い。損切りは108.80で撤退です。売りは109.70-80で戻り売り。損切りは110.20で一旦撤退です。 日足の上値抵抗は、109.90-00,110.10-20,110.50-60に、下値抵抗109.00-10,108.50-60,108.00±10銭にあります。
【ユーロ/円】:上値の重い展開。戻り売り方針で。
ユーロ/円は小反落。129.60-70の下値抵抗を守って終えていますが、トレンドが弱い状態に変わりないので買いも引き付ける必要があります。また、129円割れで終えた場合は再び下値リスクが高くなります。買いは1日様子見か129.10-20の押し目待ちとします。損切りは128.70で撤退です。売りは130.20-30で戻り売り。損切りは130.70で一旦撤退です。短期トレンドは131.00超えに値を戻せば“ニュートラル”な状態に変化して上値余地が若干拡がり易くなります。上値抵抗は130.30-40,131.00-10に、下値抵抗は129.60-70,129.10-20,128.70-80にあります。
【ユーロ/ドル】:上値抵抗を抜けきれない状態続く。
ユーロ/ドルは実体の小さい陽線引けとなりました。この足が上昇余力に欠けるものであることや、1.1890-00の上値抵抗にぶつかっており、反落の可能性に注意が必要です。買いは1.1810-20の押し目待ちとします。損切りは1.1750で撤退です。売りは1日様子見か1.1880-90で軽く売り向かい。損切りは1.1930で一旦撤退です。短期トレンドは1.20台を回復して引けない限り変化しません。上値抵抗は1.1890-00,1.1940-50に、下値抵抗は1.1810-20,1.1760-70にあります。1.1700割れで終えるか、1.1650割れを見た場合は新たな下落リスクが生じます。
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