2021年7月27日
【ドル/円】:上値余地を探る動き。上値抵抗に注意。
ドル/円は小反落。7/19に付けた109.07を直近安値として下値を切り上げる流れに入っていますが、短期トレンドが強い状態にないので、上値抵抗にぶつかる可能性にも注意が必要です。日足の下値抵抗が109.50-60にありますが、これを割り込んで終えた場合が再び下値リスクが高くなります。逆に日足が111.50-60の抵抗を上抜けて終えるか、週足が111.20超えで終えた場合は“ドル強気”の流れに戻します。 ドル買いは1日様子見です。ドル売りは110.60-70で戻り売り。損切りは浅い場合で110.90,深い場合は111.30で撤退です。 日足の上値抵抗は、110.60-70,111.10-20,111.50-60に、下値抵抗は110.00-10,109.50-60,109.20-30にあります。
【ユーロ/円】:戻り売り方針継続。131円台を回復すれば短期トレンドに変化。
ユーロ/円は実体が小さい陽線引けとなりました。7/20に付けた128.60を直近安値として反発余地を探る動きに転じていますが、トレンドがまだ弱いので買いも様子見か、引き付けて。また、129円割れで終えた場合は再び下値リスクが高くなります。買いは1日様子見か129.60-70の押し目を軽く拾って129.30で浅めに撤退です。売りは130.50-60で戻り売り。損切りは131.10で撤退です。これが付いた場合は“ニュートラル”な状態に戻します。この場合でも週足の上値抵抗が132.80-90にあり、これを上抜けて越週するまでは下値リスクを残します。上値抵抗は130.50-60,131.00-10に、下値抵抗は129.60-70,129.10-20,128.70-80にあります。
【ユーロ/ドル】:“ユーロ弱気”変わらず。一方向へ動き出す可能性に要注意。
ユーロ/ドルは小陽線で終え、上値トライの可能性に繋げています。上昇余力の強いものではなく、短期トレンドも弱いままですが、値動きの収縮が認められることから、一方向へ抜け出す可能性に注意が必要です。1.1700割れで終えるか、1.1650割れを見た場合は一段のユーロ下落へ。逆に1.1860-70の抵抗を上抜けて終えた場合は、一段の上昇に繋がり易くなります。この場合でも1.20台を回復して引けない限り、短期トレンドは変化しません。買いは様子見か1.1770-80の押し目を軽く拾って1.1740で浅めに撤退です。売りは1日様子見か1.1840-50で戻り売り。損切りは1.1880で浅めに撤退です。
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