2021年7月20日
【ドル/円】:短期トレンドに変化。一段の下落リスクに要注意。戻り売り方針で。
ドル/円は陰線引けとなり、この足が109.50割れを見て短期トレンドに変化が生じています。ドル全面高の中で、クロス/円の調整が進んでおり、ドル/円はドル急落にも繋がり難く、小反発を繰り返しながら、下値余地を模索する展開となりそうです。クロス/円の一段下げに引っ張られ易い状態にあるので、目先はドルの戻り売り方針で。 短期トレンドは111.10-20の週足の抵抗を上抜けて越週するか、111.50超えで終えない限り、変化しません。 ドル買いは1日様子見です。ドル売りは109.80-90で戻り売り。損切りは110.30で一旦撤退です。 日足の上値抵抗は、110.00-10,110.20-30,110.50-60に、下値抵抗は109.00-10,108.50-60,108.00±10銭にあります。
【ユーロ/円】:戻り売り方針継続。
ユーロ/円は反落。終値ベースでは129.00-10の下値抵抗を持っていますが、トレンドが弱く、続落の可能性により警戒が必要です。買いは様子見です。売りは129.60-70の戻り待ちとします。損切りは130.30で撤退です。短期トレンドは131円台を回復して引けない限り、変化しません。またこの場合でも132.60超えで越週するまでは下値リスクを残します。上値抵抗は129.60-70,130.20-30に、下値抵抗は129.00-10,128.30-40、127.50-60にあります。
【ユーロ/ドル】:戻り売り方針継続。1.1650割れで一段の下落リスクが点灯。
ユーロ/ドルは実体が小さく下ヒゲのやや長い陰線引けとなりました。1.1760-70の下値抵抗には跳ね返されましたが、トレンドがまだ弱く下値リスクが高い状態です。買いは様子見か1.1770-80で軽く買って1.1740で浅めに撤退です。売りは1.1840-50で戻り売り。損切りは1.1910で撤退です。上値抵抗は1.1840-50,1.1880-90に、下値抵抗は、1.1770-80,1.1700-10にあります。1.19台を回復して終えれば、下値リスクが若干後退しますが、短期トレンドは1.20台を回復して終えない限り、変化しません。また、1.1700割れで終えるか1.1650割れを見た場合は一段の下落リスクに要注意。
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