目次
▼28日(月)の為替相場
(1):スポ末仲値に円買い観測
(2):米金利低下でクロス円下落
(3):英国で新型コロナ感染者急増
28日(月)の為替相場
期間:28日(月)午前7時00分~29日(火)午前5時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム
(1):スポ末仲値に円買い観測
6月末スポット応当日の仲値公示に向けて実需のドル売り・円買いやユーロ売り・円買いが観測された。9時55分の公示後は円買いが収まり、ドル/円やユーロ/円は小動きとなった。
(2):米金利低下でクロス円下落
月末接近に伴うポジション調整と見られる債券買いで、米10年債利回りが再び1.50%を下回って低下。一時110.98円前後まで上昇していたドル/円は売りが優勢となった。クロス円は、ストレートドルの上昇(ドル安)が支えとなったものの、NYダウ平均が寄り付き直後に下げ幅を拡大した事が重しとなり弱含んだ。
(3):英国で新型コロナ感染者急増
英国で新型コロナウイルスの新規感染者が2万2868人に上った事が伝わるとポンドが下落。感染者が1月以来の多さに急増した事で英国景気の早期回復期待が薄れた。なお、これより前には英紙が、ドイツ政府はワクチン接種の有無にかかわらず英旅行者の欧州連合(EU)諸国への入国禁止を求めていると報じた。
28日(月)の株・債券・商品市場
外為注文情報
【情報提供:外為どっとコム】
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本日の見通し
ドル/円の見通し:次の展開待ち
昨日のドル/円は、前日比で約-0.1%の小幅安。NY市場序盤に110.98円前後まで上昇する場面もあったが、米10年債利回りが再び1.50%を割り込んで低下する中で戻り売り圧力が増すと110.50円前後へと反落した。
月末・四半期末を明日に控え、ドル/円は本日も方向感を欠く展開が続きそうだ。111.00円前後の上値の重さを払拭するのは難しいだろう。仮に短期サポートの110.50円付近を下抜ければ下げ足が速まる可能性はあるものの、20日移動平均線が通る110.10円台では押し目買いが入る公算が大きい。米長期金利の動きを睨みつつ、110円台半ばを中心にもみ合いながら次の展開待ちとなりそうだ。
注目の経済指標
注目のイベント
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