NYダウ: 2009年3月9日6,500㌦域を基点とする中長期上昇トレンド (DP=20,800㌦)、短期上昇トレンド(DP=32,300㌦域)の中、6月18日算出の下値目標32,600㌦域は6月21日消滅。現在のバランスのブレークアウト・ポイント上方34,800㌦域、下方33,100㌦域、目標値各々35,600㌦域、32,300㌦域。
(本稿を以て、マネ育チャンネル欄でのP&Fによる実戦相場予測を終了致すことになりました。 ご愛読頂いた方には心より感謝申し上げます。少しでも資産を殖やすことにお役に立てた場面があれば幸いでございます。)
PFによる実戦相場予測については、日経平均の予測のところに記載していますが、相場は「売り」と「買い」と「何もしない」かの三つの選択肢しかありません。極めて単純な行動の連続であります。具体的な売り買いのタイミングは「絵」を見ればわかり、
目標値は単純な算数、即ち、足し算と引き算と掛け算のみで(割り算や高等数学は一切必要ありません。)算出できるのです。
その意味で単純な作業であります。考えることはありません。また考えてもわかるものではありません。PFの「絵」を見ながら
相場のバランスを読み、バランスを崩したときに「売り」または「買い」から入り、算出した目標値を念頭に売ったものは買い戻し、買ったものは売っていくだけの作業です。途中、目標値に到達しないこともありますが、三枠転換すればそこで「退却」です。
考える必要はありません。市場参加者全員で織りなす相場のバランスと、バランスの「崩れ」を読むだけです。
2021年6月25日(金)
ニューヨーク・ダウ平均株価:
『相場の森』:
74年以降の全ての相場の軌跡を包含するチャネル域の広い中長期上昇トレンドのデインジャー・ポイント、9,700ドルを、08年10月7日(終値9,447㌦)下方に突破し、07年10月9日(終値14,164㌦)を起点とする中長期下降トレンド(DPSは11800㌦)に転換しましたが、11年1月18日(終値11,837㌦)そのDPSを上方に突破し、09年3月9日6,547㌦を起点とする中長期上昇トレンドに転換。
12年2月3日(終値12,862㌦)、2011年4月29日の高値12810ドル域を突破したことにより、09年3月9日6,547㌦を起点とし、それ以降のプライスアクションすべてを包含する形で中長期上昇トレンドを認識、DPはこれまでの9500円域から10,500ドル域に引上げ。2013年5月、中長期上昇トレンドのDPを12,000㌦に引上げ。更に2015年5月19日DPを16,000㌦域に引上げ。
そのDP16,000㌦域を2015年8月24日突破し、一旦上昇トレンドは壊れ、更に2016年2月11日15,600㌦域を突破し、中長期下降トレンドを形成。DPSは18,000㌦域。
そのDPSを2016年4月18日突破し、中長期下降トレンドは一旦壊れ、2016年7月8日中長期上昇トレンドに転換しました。DPは15,500㌦域。
2016年12月DPを17,000㌦に引上げ。2017年3月DPを17,700㌦に引上げ。2017年11月DPを19,700㌦域に引き上げ。2018年3月DPを21,500㌦域に引上げ。
2020年3月12日DP21,500㌦域を突破し、中長期上昇トレンドは壊れています。但し、まだ中長期下降トレンドの形成には至っていません。
2020年11月16日にさきの高値29,500㌦域を突破したので2009年3月9日6,500㌦域を起点とする中長期上昇トレンド形成。(DPは20,800㌦域)
『相場の木』:
2020年3月11日2度続けてバランスを下方に突破し、短期下降トレンドを形成。DPSは25,100㌦域となります。
2020年3月18日DPSを引き下げて21,300㌦域。
2020年3月26日21,300㌦域を上方に突破し、
2020年4月17日二度続けてバランスを突破し、短期上昇トレンド形成。DPは21,500㌦域となります。
2020年7月14日DPは引上げて24,900㌦域となります。2020年8月21日DPを26,200㌦域に引上げ。
2020年7月14日DPは引上げて24,900㌦域となります。2020年8月21日
DPを26,200㌦域に引上げ。2021年1月6日DPを28,900㌦に引上げ。
2021年3月8日DPを29,800㌦域に引上げ。2021年3月26日DPを30,800㌦域に引上げ。2021年5月DPを32,300㌦域に引上げ。
バランスの下方へのブレークアウト・ポイント33,700㌦域を6月18日突破しての下値目標32,600㌦域に対して、同日33,200㌦域まで下落しましたが、
6月21日三枠転換により消滅しました。
現在のバランスのブレークアウト・ポイントは上方34,800㌦域、下方33,100㌦域、目標値は各々35,600㌦域、32,300㌦域となります。
東京銀行、Citigroupを通じトレーディングや資産運用業務に従事。その実戦での対象は外国為替、国内外株式、国内外債券、短期金融商品、商品、ヘッジファンド、不動産、プライベートエクィティ等極めて広範囲に及ぶ。『ポイント&フィギュアによる実戦相場予測』を講演会やメディアを通じ広める。
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