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【ドル/円】FOMCは慎重姿勢維持の公算 G.COMデイリーレポート 2021年4月28日号

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その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。

4月28日(水)ドル/円

基調
波乱含み

目先の注目材料
・4/28 FOMC政策金利、パウエルFRB議長会見
・4/28 バイデン米大統領施政方針演説
・米長期金利、主要国株価、国際商品価格

FOMCは慎重姿勢維持の公算

ドル/円相場は本日の東京市場で108.95円前後まで上昇した。昨日の海外市場から急速に円安に振れており、一部には日銀が2023年のインフレ見通しを+1.0%と低く見積もった事で、政策正常化が視野に入る他中銀との「温度差」が意識されたとの見方もある。

そうした中で、本日は米連邦公開市場委員会(FOMC)に市場の関心が集まっている。カナダ中銀が先んじて量的緩和の縮小(テーパリング)に動いた事で、FOMCも早々にこれに追随するのでは、との見方が出ている。仮に、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長から、テーパリングの年内開始に向けた「地ならし的」な発言があれば、日米金融政策当局のスタンスには「温度差」が広がる事になる。

ただ、FOMCがテーパリングを示唆するとすれば、最新の経済・金利予測を発表する次回6月会合と見るのが妥当ではないだろうか。慎重派のパウエル議長は、今会合では「米経済は回復しているが、まだ危機は脱していない」との見解示してハト派スタンスを維持する公算が大きいと見る。FOMCに先駆けて上昇したドル/円相場は、一時的にせよ反落への警戒が必要となりそうだ。

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