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「コモディティ高が止まらない!小麦や大豆などが大幅上昇!インフレ兆候、尚色濃く?」ひろぴーの 実践!FXトレードストラテジー

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目次

▼コモディティ高が止まらない!
▼1.20方向か?長期サイクルをチェック!
▼1.23後半サポートブレイク待ち。
▼NZドル高相場にも再度期待!

コモディティ高が止まらない!

コモデティ市場が活況です。 非貴金属類の価格上昇が目立っておりましたが、とうもろこし、大豆、小麦、綿など、ソフトでも高騰が続きます。

あまりご覧になったことがない方も多いでしょうから、4つの先物チャートを添付しておきます。

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出所:Trading View とうもろこし先物

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出所:Trading View 大豆先物

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出所:Trading View 小麦先物

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出所:Trading View 綿先物

すべて週足チャートですが、昨年のコロナショック以降、価格が2倍近くになっているものが多いです。 特に今月に至っては10-20%上昇も目立ち、インフレ経済加速の兆候とも見て取れます

この恩恵を受け始めるのが、コモディティ通貨です。 カナダですと、林業や小麦、大豆、とうもろこしの生産が。ニュージーランドですと酪農ですが、人口より羊の数のほうが多いと言われているぐらいですから、綿が上昇すれば、羊毛も上がるでしょう。ニュージーランドは酪農国家であり、乳製品や牛肉の生産も非常に多いです。よって、飼料の高騰があれば、自ずと乳製品価格も後を追って価格が上昇することになります。

つまり、通貨高に最終的に行き着くわけです。カナダ中銀がテーパリングを開始し、毎週の資産買い入れ額を40億→30億加ドルの減額をはじめました。こういったソフトコモディティ価格上昇が背景にあるかもしれません。

よって、今週はカナダとNZドルに注目していきたいと思います。

1.20方向か?長期サイクルをチェック!

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久しぶりにカナダドルに手を出します(笑)

月足チャートで形状をチェックです。大きなダブルトップを形成中でしょうか? サポートラインは1.21付近に引けますので、ひとまず目安のターゲットはこのラインでしょう。 1.20には大型オプションも存在しているでしょうから、これを目掛けて最終的には値動きしそうです。 リーマンショック〜ギリシャショックのあった2009-2014年ではパリティを割り込む時期もあり、低いレートで推移している時期もありました。長期サイクル的に、このあたりを最終的に目指すのかもしれません。

おそらく、この長期的な見通しを視野に動いてくるファンドも多いのではないでしょうか。

4時間足でエントリータイミングを模索します。

1.23後半サポートブレイク待ち。

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今晩はFOMCがあることから、それまでは仕掛けてはこないかもしれません。 個人的にはFOMCは変わらずハト派を貫き、パウエルFRB議長は株式市場に最低限ショックを与えないよう配慮をすると思われます。

先日、バイデン米大統領は富裕層税について言及しました。オバマケアを含めて最大43.4%にまで膨れ上がる可能性もあり、金融市場に動揺が走りました。 28日水曜日、米・上院下院の合同会議にて、この件について触れられる可能性があります。FOMCと被っていることもあり、パウエル議長は徹底的にハト派を貫き通す可能性が高いように思えます。

よって、成行ショートでここから入ってエントリーしてしまっても良いように感じます。 ドルの利上げはまだない→カナダはテーパリングをすでに開始、ということで、一段安の展開に期待できるのではないでしょうか

個人的には現状の1.24水準から打診売り、1.25にかけて指値注文で売り上がるイメージで中期ポジションを取っていきたいと思います。ターゲットは最低1.21、目標は1.20割れです。どちらかというとドルカナダはファンダメンタルズトレード優先で行く予定です。

NZドル高相場にも再度期待!

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NZ ドル/米ドルチャート4時間足もご紹介しておきます。

現在はウェッジを形成中です。本日午前中、オーストラリアのCPIが思いのほか、悪く、連れ安となりました。これはチャンスだと判断し、こちらも同様に打診買いを入れます。 追加はウェッジの下限サポートラインからでしょうか? 前述どおり、飼料が高騰すれば、乳製品も価格が上がるでしょうし、綿が上がれば、羊毛も上昇します。

つまり、世の中にある飲食や消耗品の物価上昇の懸念が大いにあり、最終的には通貨高と利上げが意識されるようになってくるでしょう。 NZ ドル/米ドルの長期ターゲットは0.80をイメージし、しばらく中長期ポジションとして数ヶ月ロングできないか狙ってみようと思います。

両者のポジションレバレッジは合計1-1.5倍程度で。しばらくスイングトレードでの収益を個人的には狙って見る予定です。ご参考まで。


【ひろぴー氏出演動画】


【インタビュー】

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「初心者から上級者まで相場観が一致したときが一番危険」(前編)

<もくじ>
・幼稚園児 投資に目覚める
・どこか引っかかる感じを大切に
・個人投資家におすすめ書籍と読む時期

 

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「低勝率型こそ1憶円への近道」(中編)
<もくじ>
・勝率は低いほうがいい
・その失敗が糧となる!?
・他の金融商品も考え方は一緒
・日銀緩和のときに活きた投資の勉強
・決済はむずかしい
・低レバレッジでリスクを抑える

 

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「はじめて話す 外為注文情報 活用法」(後編)
<もくじ>
・損切り注文の功罪
・シグナル、逆シグナル
・検証の果てに
・ローソク足は基本どおり見る
・外為注文情報の活用
・レポートの勧め


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ひろぴー
FX&Cryptoトレーダー、業界ニックネームは「ひろぴー」。ラジオ日経パーソナリティ、FX会社や仮想通貨取引所のコラムニストとして活動の場は多岐に渡る。自らのトレーディングノウハウから、ユーザビリティの高いインターフェース総監督を担う。FX会社や金融プラットフォーム開発エンジニアリング企業、仮想通貨取引所へのコンサルティング業が主。 2019年7月より TradingView Japan の Marketing Director に就任。