2021年4月26日
【ドル/円】：上値の重い展開続く。下値抵抗にも注意。
ドル/円は直近の日足が下ヒゲがやや長く実体の小さい陰線引けとなりました。上値を切り下げる流れには変化が認められませんが、107.50-60の日足の抵抗には跳ね返されており、このレベルの売りも慎重に。但し、107.50割れで終えた場合は下値リスクが点灯、107.00割れで終えた場合は新たなドル下げトレンド入りの可能性が高くなり、一段のドル下落に繋がり易くなります。逆に108.50超えで終えた場合は日足の形状が若干改善して、上値余地がもう一段拡がり易くなります。この場合でも、108.70-80，109.00-10、109.50-60に、日足、週足ベースで見た強い抵抗が控えており、一気に上抜けるにも無理がありそうです。 短期トレンドは109.50超えで終えれば“ニュートラル”な状態に戻しますが、110.00超えで終えない限り、“ドル強気”に変化しません。 ドル買いはトレンドが弱いので様子見か、107.50台の押し目を軽く買って、107.20で浅めに撤退です。ドル売りは108.10-20で売って108.70で撤退するか、108.40-50の戻り待ちとします。この場合の損切りは109.10で撤退です。 日足の上値抵抗は108.40-50，108.70-80，109.00-10に、下値抵抗は107.50-60，107.00-10，106.40-50にあります。
【ユーロ/円】：押し目買い方針継続。
ユーロ/円は高値圏で引ける陽線引けとなり、上値トライの可能性に繋げていますが130.00～130.50ゾーンの揉み合いから実体が抜け出せない状態にあることから、飛びつき買いにも注意する必要がありそうです。買いは130.00-10の押し目待ちとします。急落した場合の下値余地を129.70-80まで見て置く必要があります。損切りは129.30で撤退です。売りは様子見か130.80-90まで引きつけて。損切りは131.10で浅めに撤退です。131.00超えで終えれば一段の上昇へ。逆に129円割れで終えた場合は下値リスクが点灯、128.50割れで終えた場合は短期トレンドが変化して一段の下落に繋がり易くなります。
【ユーロ/ドル】：上値抵抗にぶつかる可能性に注意。押し目買い方針変わらず。
ユーロ/ドルは、高値圏で引ける陽線引けとなり、単体では強いものですが、今年1月に付けた1.2349を基点とするレジスタスラインの上値抵抗が1.2120-30に位置しており、これにぶつかる可能性にも注意が必要です。短期トレンドの強さに変わりないので、買いは1.2040-50で押し目買い。下値余地を1.2030近辺まで見て置く必要があります。損切りは1.1980で撤退です。売りは様子見か1.2120-30で軽く売り向かい。損切りは1.2160で浅めに撤退です。短期トレンドは1.1900割れで終えない限り変化しません。
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