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【カナダドル/円】コロナ禍でも金融政策正常化はあるのか G.COMデイリーレポート 2021年4月21日号

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その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。

4月21日(水)カナダドル/円

基調
波乱含み

目先の注目材料
・4/21 カナダ中銀金融政策決定会合、マックレム加中銀総裁会見
・国際商品価格、主要国株価

コロナ禍でも金融政策正常化はあるのか

本日のカナダ中銀金融政策決定会合は、政策に関する声明だけでなく、四半期見通し(金融政策報告)の発表や、マックレム総裁の会見が行われる重要会合だ。政策金利は0.25%に据え置かれる可能性が極めて高いが、一部にはカナダ中銀が量的緩和の縮小(テーパリング)に動くとの観測もある。カナダ中銀は現在、週40億カナダドルのペースで債券を買い入れているが、これを減額して買い入れを緩める可能性があるとの見方だ。

仮にカナダ中銀がテーパリングに動けば、コロナ後としては主要先進国の中で初めて金融政策の正常化に着手する事になる。ただ、カナダでは新型コロナウイルスの変異株による感染拡大が続いており、20日には米国との国境封鎖が5月まで再延長される事も決まった。そうした中で、カナダ中銀が政策正常化に踏み出せるのか注目が集まりそうだ。

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