いま最もホットな通貨ペアを日々ピックアップ!
その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。
4月12日(月)ドル/円
基調
方向感模索
目先の注目材料
・4/12 米3年債入札、米10年債入札
・米長期金利、主要国株価
米債入札
本日は米債市場で3年債と10年債の入札が予定されている。3年債は580億ドル、10年債は380億ドル規模の入札だ。
先週9日に発表された米3月生産者物価指数がほぼ10年ぶりの高い伸びとなった事でインフレ上昇期待が高まる中、入札に堅調な需要が集まるかについては、やや不透明な状況だろう。
なお、明日発表予定の米3月消費者物価指数も前年比の伸び率が大きく加速する見通しであり、明日には30年債の入札も予定されている。
こうした中で本日の米債入札が低調となれば、米債売りに傾きやすく長期金利の上昇と共にドルが強含む公算が大きい。
ただ、第2四半期(4-6月期)入り直後で投資家の待機資金は比較的潤沢と見られる事から、無難に入札を消化するようなら米債買いが強まる(長期金利低下)事も考えられる。
ドル/円相場は年初来、米10年債利回りとの連動性が高い地合いが続いているだけに、入札結果を受けた米長期金利の動向が注目されよう。
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