いま最もホットな通貨ペアを日々ピックアップ!
その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。
4月5日(月)豪ドル/円
基調
方向感模索
目先の注目材料
4/6 RBA政策金利
・主要国株価、国際商品価格
イースター休暇明けのRBA声明に注目
明日6日、豪中銀(RBA)が政策理事会を開催する。
政策金利と3年債利回り誘導目標はいずれも0.10%に据え置かれる公算であり、関心は声明文の内容に集まる事になりそうだ。
前回の声明では、豪経済が当初の見通しより早いペースで回復しているとしながらも、「労働市場が逼迫し賃金上昇によりインフレ目標が達成されるまでには、しばらく時間がかかる」とやや慎重な見方を維持。
その上で、2024年まで利上げの条件が満たされる事はないだろうとの見通しを示した。
こうしたRBAの見方に変化がないか(あるとすれば上方修正であろう)注目したい。
その他、「ここ数年のレンジの上限で推移している」とした豪ドル相場の水準感にも注目したい。
豪ドル/円相場は、3月18日に85.45円前後まで上昇して約3年1カ月ぶりの高値を付けた後、82.20円台まで調整したが、足元では84円台前半に持ち直している。
次なる方向感を模索している局面だけに、RBA声明に注目が集まっている。
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