いま最もホットな通貨ペアを日々ピックアップ!
その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。
4月1日(木)ユーロ/ドル
基調
下値模索
目先の注目材料
・4/1 仏・独・ユーロ圏3月製造業/サービス業PMI・改定値
・4/1 米新規失業保険申請件数、米3月ISM製造業景況指数
・主要国株価、米長期金利、国際商品価格
経済回復見通しに強弱感
コロナ禍からの経済回復ペースが早まりそうな米国と、遅れそうなユーロ圏とのコントラストからユーロ安・ドル高が進みやすい地合いの中、ユーロ/ドルは昨日、1.1704ドル前後まで下落する場面があった。
月末・期末に絡むフローなどにも支えられて一旦下げ渋ったが、本日は再び1.171ドル台まで軟化しており、約5カ月ぶりの1.170ドル割れを視野に入れた動きとなっている。
本日は、仏・独・ユーロ圏で3月の製造業およびサービス業PMI・改定値が発表される。
速報値は予想を上回る結果が目立ったが、改定値にはロックダウン(都市封鎖)延長の影響が加味される可能性があるため下方修正に警戒が必要だろう。
一方、米国では新規失業保険申請件数や3月ISM製造業景況指数が発表される予定で、いずれも前回から改善すると予想されている。経済回復見通しのコントラストが一段と強まる可能性があるため、これらの結果とユーロ/ドル相場の反応に注目したい。
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