2021年3月30日
【ドル/円】:押し目買い方針継続。
ドル/円は十文字の寄せ線に近い形の足で終えていますが、下ヒゲがやや長く下値トライに失敗した形となっています。個々の足は強いものではありませんが、109.20超えから新たな上昇トレンド入りした可能性が点灯しており、ドルの押し目買い方針継続です。110円台で終えた場合は一段の上昇に繋がり易くなります。逆に可能性がやや低いと見ますが108円割れで終えた場合は、下値リスクが点灯してドル急伸時にすり抜けた107円台の足元を固め直す動きが強まり易くなります。 ドル買いは109.50-60で押し目買い。下値余地を109.20近辺まで見て置く必要があります。損切りは108.80で一旦撤退です。ドル売りは様子見か110.20に浅い損切りを置くなら109.90-00で軽く試し売り程度に。 日足の上値抵抗は109.90-00、110.50-60,111.10-20に、下値抵抗は109.20-30,108.90-00,108.50-60、107.90-00にあります。
【ユーロ/円】:上値余地が限られる可能性に注意。
ユーロ/円は小反落。下げエネルギーの強いものではなく、下値抵抗も守っていますが、130.50超えに実体を戻すまでは下値リスクにより警戒が必要です。一方で、128.30-40に日足の抵抗が、128.00-10に週足の抵抗が控えており、このレベルでの突っ込み売りにも注意が必要です。買いは128.40-50まで引きつけて。損切りは127.80で撤退です。売りは129.80-90で戻り売り。損切りは130.60に置く必要があります。128円割れで越週した場合は一段の下落に繋がり易くなります。
【ユーロ/ドル】:上値余地が限られる展開。戻り売り方針で。
ユーロ/ドルは小反落。下げエネルギーの強いものではありませんが、短期トレンドが弱いので買いは様子見か1.1700-10まで引きつけて。損切りは1.1670で浅めに撤退です。売りは1.1790-00で戻り売り。損切りは1.1830で浅めに一旦撤退です。短期トレンドは1.20台を回復して終えない限り、変化しません。強い上値抵抗は1.1810-20,1.1840-50,1.1930-40に、下値抵抗は、1.1700-10,1.1640-50,1.1600-10にあります。
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