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「全国ドルトレード勝負!ドル安トレンドは終了?ドル高への転換か?」外為トレーダー統計 2021年2月18日号

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日本全国47都道府県のトレーダーを徹底調査!
外為どっとコム52万会員のいまがわかる(※1)。
※1 数値はすべて稼働顧客のみを対象としたものです。

目次

【特集1】全国比較!地域別ドルロング勝負2021年1月
1.1 全国ドルロング勝負 1人あたり取引数量トップ5(単位:千通貨)
1.2 全国ドルロング勝負 勝率トップ5
1.3 全国ドルロング勝負 ペイオフレシオトップ5
1.4 全国ドルロング勝負 1人あたり獲得pipsトップ5

【特集2】全国比較!地域別ドルショート勝負2021年1月

2.1 全国ドルショート勝負 1人あたり取引量トップ5(単位:千通貨)
2.2 全国ドルショート勝負 勝率トップ5
2.3 全国ドルショート勝負 ペイオフレシオ トップ5
2.4 全国ドルショート勝負 1人あたり獲得pipsトップ5
結果まとめ

【特集1】全国比較!地域別ドルロング勝負2021年1月

2020年末はドル安の流れが鮮明化し、ドル/円相場に至っては過去最長に並ぶ5年連続の年足陰線で引けました。
ドル安の背景として、米連邦準備制度理事会(FRB)の超低金利政策が長期化するとの観測や、バイデン新政権の政策によって米国の経常赤字・財政赤字が拡大するとの観測が拡大したことによるものです。
しかし、2021年1月5日に行われた米ジョージア州の上院決選投票で民主党が勝利した事で流れに変化が。
ホワイトハウス・上院・下院のすべてを民主党が支配する「オール・ブルー」となったことで、大規模な財政出動が現実味を増したとして米長期金利が上昇。
コロナショック以降から続くドル安の流れが一転しました。
このドル安からドル高になった2021年1月のドルロングトレードで好成績を残した地域を調査しました。
調査期間:2021年1月1日~1月31日
対象通貨ペア:ドル/円買い、ユーロ/ドル売り、ポンド/ドル売りの合算

1.1_全国ドルロング勝負 1人あたり取引数量トップ5(単位:千通貨)

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1位は常連鳥取県

全国ドルロング勝負、まずは1人あたりの取引数量です。
こちらは鳥取県が48.5万通貨でトップ、石川県が44.1万通貨で2位、滋賀県が42.9万通貨で3位となりました。
トップの鳥取県はユーロ/ドルとポンド/ドルのショートでの取引数量はそれほど大きくはありませんでしたが、ドル/円のロングトレードで取引数量が増大。
鳥取県は以前の記事にもあるように、平均して取引数量が大きいところが印象的です。

 

1.2_全国ドルロング勝負 勝率トップ5

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勝率王福井がドル/円で魅せる

次は勝率での全国勝負です。
こちらは福井県が79.1%で首位に立ち、山口県が71.3%で2位、鹿児島県が70.6%で3位となっています。
勝率ランキングで、福井県は不動の王になりつつありますが、内訳を見るとユーロ/ドルのショートでは46.5%と最下位に。
しかし、ポンド/ドルショートは56.3%の勝率とし、ドル/円ロングは圧倒的な82.5%で勝率をカバーして見事1位になりました。
※2 「プラスになった決済回数÷決済の総回数」で算出

 

1.3_全国ドルロング勝負 ペイオフレシオトップ5

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静岡県が常連抑える

次はペイオフレシオでの対決です。 こちらは静岡県が1.63でトップ、佐賀県が1.43で2位、鳥取県が1.35で3位と続きました。
静岡県は、上位常連の佐賀県や鳥取県を抑えてペイオフレシオ部門で見事1位。
また、同県は3通貨ペアそれぞれ1.0を超えており、特にドル/円が1.83と本期間においてドルロングでの圧倒的な結果を記録しました。外為どっとコム本社がある東京都も5位の1.13と奮闘しています。
※3 平均利益額÷平均損失額で算出

 

1.4_全国ドルロング勝負 1人あたり獲得pipsトップ5

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他ランク外の島根県が1位に!

全国ドルロング勝負、ラストの勝負は1人あたり獲得pipsでのランキング。
こちらは島根県が283pipsで1位。2位は246pipsの佐賀県、3位は190pipsの大分県になりました。
今回、島根県は他ランキングでのランクインはなりませんでしたが、獲得pipsで1位になりました。
他県はドル/円ロングで成果を上げていたのですが、島根県は他県と違い、ポンド/ドルのショートで大幅にpipsを獲得。
1月のポンド/ドル相場はポンド高ドル安で終えましたが、ショートでの大幅獲得ということで手法が気になるところです。
※4 「獲得pips(マイナス含む)÷稼働顧客数」で算出

 

【特集2】全国比較!地域別ドルショート勝負2021年1月

2021年1月5日以降ドル安の流れに変化が見られた為替相場ですが、ポンド/ドルではポンド高で終わるなどドル独歩高の展開ではありませんでした。 特集2ではドル/円売り、ユーロ/ドル買い、ポンド/ドル買いの合算を集計し、ドルショートのポジションで好成績を残した地域を調査しました。 大手米銀もドル安予想が大半であり、ドルショートトレードを想定した個人投資家も多かったようですが、果たして結果は。
調査期間:2021年1月1日~1月31日
対象通貨ペア:ドル/円売り、ユーロ/ドル買い、ポンド/ドル買いの合算

2.1_全国ドルショート勝負 1人あたり取引量トップ5(単位:千通貨)

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取引量 ショート勝負でも鳥取県が首位

まずは1人あたり取引数量でのランキングです。
こちらは鳥取県が48.6万通貨で首位、石川県は44.2万通貨で2位、滋賀県が43.0万通貨で3位となりました。
ドルロングの1人あたり取引量勝負でも1位だった鳥取県が、ショート勝負でも堂々の1位に。
ロング勝負と比較するとトップ5は同じ顔触れとなりました。

 

2.2_全国ドルショート勝負 勝率トップ5

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福井県勝率ランキング二冠

次は勝率のトップ5です。
こちらは福井県が77.3%で首位、高知県が75.7%で2位、岐阜県が73.9%で3位となりました。
ドルショート勝負でも福井県が勝率トップとなり、勝負強さが際立ちます。
特にドル/円ショートが82.3%の勝率と見事なパフォーマンス。 1月のドル/円はドル高で終わったことから、下げたピンポイントを的確に捉えてトレードを行っていたのではないでしょうか。

 

2.3_全国ドルショート勝負 ペイオフレシオ トップ5

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ペイオフレシオで静岡県二冠

次はペイオフレシオでのランキング勝負です。
結果は静岡県が2.69とトップ、続いて香川県が2.19で2位、三重県が1.78で3位となりました。
静岡県はドルロングに続き、ショート対決でも1位を獲得。
ドルストレートでのトレードで安定した成績を残していることがわかります。
また今回はランク外でしたが、山形県はポンド/ドルでのペイオフレシオは5.40と驚異の数値を叩きだしています。

 

2.4_全国ドルショート勝負 1人あたり獲得pipsトップ5

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福井県が圧巻のパフォーマンス

全国ドルショート勝負、ラストを飾るのは1人あたり獲得pipsです。
こちらは福井県が832pipsでトップ、高知県が501pipsで2位、三重県が364pipsで3位と続きました。
勝率王で2冠を獲得した福井県ですが、ショートの獲得pipsでも見事王座に。
2位高知県に約300pipsの差を付けました。
しかし高知県も勝率と同様2位を獲得するなど、福井県と肩を並べる高パフォーマンスを示現。
前回の記事で短期間トレードに強いことが証明できた高知県。
今後、短期でなく本期間のような長めの期間で一位を獲得できるのか、乞うご期待です。

結果まとめ

2021年1月ドルロング全国対決

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2021年1月ドルショート全国対決

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