2021年2月9日
【ドル/円】：ドルの押し目買い方針で。
ドル/円は2手連続小陰線で終えており、日足、週足の抵抗には一旦ぶつかりました。しかし、短期トレンドがまだ強い状態にあることや、日足の形状が崩れておらず、押しは一旦買い場となると見ています。可能性が低いと見ますが、103.90-00の抵抗を下抜けて終えた場合は、下値リスクがやや高くなります。 ドル買いは105.00-10で押し目買い。損切りは104.40で一旦撤退です。ドル売りは105.80-90で戻り売り。損切りは106.20で撤退です。 日足の上値抵抗は105.60-70，105.80-90、106.30-40に、下値抵抗は105.00-10，104.50-60，103.90-00にあります。
【ユーロ/円】：押し目買い方針継続。125円割れで短期トレンドに変化。
ユーロ/円は小反落。下げエネルギーの強いものではなく、下値抵抗も守っているので、押し目買い方針継続とします。買いは126.30-40で押し目買い。損切りは浅い場合で125.70、深い場合は125.40で撤退です。売りは様子見です。125.50割れで終えた場合は下値リスクが点灯、125円割れを見た場合は短期トレンドが変化して一段の下落に繋がり易くなります。逆に127.50-60の抵抗をクリアして128.00超えで終えれば一段の上昇の可能性が高くなります。
【ユーロ/ドル】：上値余地が限られる可能性。ユーロの戻り売り方針継続。
ユーロ/ドルは値幅の小さい足で終えています。上値を切り下げる流れから抜け出しておらず、下値リスクがより高いので、買いは様子見です。売りは1.2060-70で戻り売り。損切りは1.2130で撤退です。実体ベースを1.2120超えに戻した場合は日足の形状が改善しますが、1.2240-50の抵抗を上抜けて終えるまでは下値リスクを残します。下値は、1.1960-70にやや強い下値抵抗が出来ていますが、これを割り込んで越週するか1.1900割れで終えた場合は下落余地がさらに拡がり易くなります。強い上値抵抗は1.2120-30に、下値抵抗は1.1960-70，1.1910-20にあります。
当社に無断で複製または転送することは、著作権の侵害にあたります。民法の損害賠償責任に問われ、著作権法第 119 条により罰せられますのでご注意ください。尚、このレポートは情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。
