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「ドル/円、105円に接近」 外為トゥデイ 2021年2月1日号

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目次

▼29日(金)の為替相場
(1):アジア株総崩れも豪ドル/円下げ渋る
(2):独10-12月期GDP 予想を上回る
(3):米12月PCE 予想ほど落ち込まず
(4):米国株大幅安でクロス円反落

▼29日(金)の株・債券・商品市場

▼外為注文情報

▼本日の見通し

▼ドル/円の見通し:
105円前後で戻り売り強まる公算

▼注目の経済指標

▼注目のイベント

29日(金)の為替相場

f:id:gaitamesk:20210201094550p:plain期間:29日(金)午前7時10分~30日(土)午前6時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):アジア株総崩れも豪ドル/円下げ渋る

日経平均株価を筆頭にアジア株が軒並み下落する中、リスク回避の豪ドル売り・円買いが強まった。ただ、80円台割れの水準では押し目買いも入り下げ渋った。

(2):独10-12月期GDP 予想を上回る

独10-12月期国内総生産(GDP)・速報値は前期比+0.1%と予想(±0.0%)を上回った。これ以前に発表された仏10-12月期GDP・速報値は前期比-1.3%となったものの、予想(-4.0%)されたほどには落ち込まなかった。欧州中銀(ECB)は利下げに消極的でユーロ高についても足元では懸念していないとする関係者の見解が伝わった事もあってユーロは上昇した。

(3):米12月PCE 予想ほど落ち込まず

米12月個人消費支出(PCE)は前月比-0.2%と(予想-0.4%)ほど減少しなかった。米12月PCE価格指数(デフレーター)は前年比+1.3%、PCEコアデフレーターは前年比+1.5%(予想:+1.2%、+1.3%)だった。

(4):米国株大幅安でクロス円反落

米国株が大幅安となる中でリスク回避の動きが強まりクロス円が反落。ドル/円はリスク回避のドル買いと円買いが交錯したため小動きとなった。なお、米株安については、ファンド勢が値下がりに賭けていた一部の銘柄が個人投資家主導で急騰する中、損失穴埋めのために主力銘柄に売りが出たとの見方も出ていた。

29日(金)の株・債券・商品市場

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外為注文情報

<外為注文情報はこちら>

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【情報提供:外為どっとコム】

  • ※ 「外為注文情報」とは、外為どっとコムの『外貨ネクストネオ』でお取引をされているお客さまの指値やストップ注文の状況を確認できるツールのことを指します。
  • ※ 尚、この外為注文情報は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。

本日の見通し

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ドル/円の見通し:105円前後で戻り売り強まる公算

29日のドル/円は世界的に株価が下落する中で104円台後半へと続伸。リスク回避のドル買いに加え、月末のポジション調整と見られる円売りの動きも相まって約2か月半ぶりに104.94円前後まで上値を伸ばした。なお、米国株の大幅下落については、個人投資家の買いが集中した一部の銘柄で損失を被ったファンド勢が穴埋めのために主力株の売却に動いたとの見方が強い。

こうしたファンド勢が為替市場でドル売りポジションや円買いポジションの解消に動いた可能性もありそうだ。本日も株式市場の不安定な動きに警戒が必要となろう。もっとも、ポジション調整の動きが先週末で一巡したとすれば、本日のドル/円はやや動きが鈍る事になりそうだ。節目の105円前後では戻り売りが強まる公算が大きい。

注目の経済指標

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注目のイベント

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※発表時刻は予告なく変更される場合があります。また、予定一覧は信憑性の高いと思われる情報を元にまとめておりますが、内容の正確性を保証するものではございませんので、事前にご留意くださいますようお願いいたします。