東京市場オープニングコメント
「ドル・円は主に103円台後半で推移か、米金融緩和策長期化予想でドル買い抑制も」
18日のドル・円は、東京市場では103円93銭から103円69銭まで下落。欧米市場では、103円84銭まで買われた後、103円64銭まで下落し、103円69銭で取引終了。本日19日のドル・円は主に103円台後半で推移か。米国で新政権が発足しても、強度の金融緩和策は維持されることから、リスク選好的なドル買いはある程度抑制されるとみられる。
中国国家統計局が1月18日に発表した昨年10-12月期国内総生産(GDP)は、前年同期比+6.5%と市場予想の同比+6.2%程度を上回った。この結果、中国の2020年国内総生産は、前年比+2.3%となった。20年1-3月期は新型コロナウイルス感染拡大の影響で前年同期比-6.8%に落ち込んだものの、ウイルス感染拡大が制御されたことから、4-6月期にプラス成長に転換し、通年でもプラス成長を維持した。昨年10月時点で新規着工プロジェクトの計画投資額が増加していること、工業の設備稼働率上昇、企業マインドの好転などが確認されており、中国経済の持続的成長への期待はあったが、10-12月期の実績は想定をやや上回った。一部の関係者は「個人消費は力強さに欠ける」と指摘しているが、一部地域を除いて新型コロナウイルスの感染流行はおおむね制御されており、中国の個人消費が大きく落ち込む可能性は低いとみられる。
《午前8時現在》 ドル・円: 103.30円-104.30円 103円台前半でドル買い興味
ユーロ・円: 124.80円-125.80円 124円台後半でユーロ買い興味
豪ドル・円: 79.20円-80.20円 79円台前半で豪ドル買い興味
通貨別分析
■株式会社フィスコ(以下「フィスコ」という)は株価情報および指数情報の利用について東京証券取引所・大阪取引所・日本経済新聞社の承諾のもと提供しています。
■"JASDAQ INDEX" の指数値及び商標は、株式会社東京証券取引所の知的財産であり一切の権利は同社に帰属します。
■掲載される情報はフィスコが信頼できると判断した情報源をもとにフィスコが作成・表示したものですが、その内容および情報の正確性、完全性、適時性について、フィスコは保証を行っておらず、また、いかなる責任を持つものでもありません。
■本資料に記載された内容は、資料作成時点において作成されたものであり、予告無く変更する場合があります。
■本文およびデータ等の著作権を含む知的所有権はフィスコに帰属し、事前にフィスコへの書面による承諾を得ることなく本資料およびその複製物に修正・加工することは堅く禁じられています。また、本資料およびその複製物を送信、複製および配布・譲渡することは堅く禁じられています。
■フィスコが提供する投資情報は、あくまで情報提供を目的としたものであり、投資その他の行動を勧誘するものではありません。
■本資料に掲載される株式、投資信託、債券、為替および商品等金融商品は、企業の活動内容、経済政策や世界情勢などの影響により、その価値を増大または減少することもあり、価値を失う場合があります。
■本資料は、本資料により投資された資金がその価値を維持または増大することを保証するものではなく、本資料に基づいて投資を行った結果、お客さまに何らかの損害が発生した場合でも、フィスコは、理由のいかんを問わず、責任を負いません。
■フィスコおよび関連会社とその取締役、役員、従業員は、本資料に掲載されている金融商品について保有している場合があります。
■投資対象および銘柄の選択、売買価格などの投資にかかる最終決定は、お客さまご自身の判断でなさるようにお願いします。
以上の点をご了承の上、ご利用ください。
株式会社フィスコ