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【ユーロドル】海外勢のドル安「本気度」は?

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いま最もホットな通貨ペアを日々ピックアップ!
その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。

12月28日(月)ユーロ/ドル

基調
方向感模索

目先の注目材料
・主要国株価、国際商品価格

海外勢のドル安「本気度」は?

2020年の最終週がスタート。
ドル安の流れが2021年も続くのかどうかを見極める上でも本日からの展開が重要となろう。
そうした中、ドルの方向性を最も明確に示すと考えられるユーロ/ドル相場の動きに注目したい。

ユーロ/ドル相場は17日に1.2270ドル台に上昇して約2年8か月ぶり高値を付けた後はやや調整しており、足元では1.2200ドルを挟んで推移している。
クリスマス休暇明けの海外勢が、ここから改めてドル売り(ユーロ買い)を進めるのか、あるいは年末を目前に控えてドルを買い戻す動きに傾くのか、それによって海外勢のドル安見通しの確度がある程度量れそうだ。
普通に考えれば、年末を前にポジションを一旦奇麗にして新年を迎えたいという投資家心理が働きやすいタイミングであろう。
そうした動きが顕在化すれば11月以降の上げ幅の38.2%押しに当たる1.2010ドル台までの調整があってもおかしくない。

一方で、年末直前にもかかわらず17日高値を再び目指す展開となれば、海外投機筋を中心に投資家のドル安期待は極めて強いと判断できる。
俗的に言えば、ここ数日間はドル安に対する海外投機筋の「本気度」が試される局面となりそうだ。

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