2020年12月22日
【ドル/円】：ドルの戻り売り方針継続。
ドル/円は直近の日足が実体の小さい陰線引けとなり、103.90-00の抵抗を上抜けられずに押し戻されています。下げ余力の強いものではないものの、日足の上値抵抗にぶつかっており、この反動で反発余地が限られる展開が予想されます。単体では下げエネルギーの強いものではありませんが、短期トレンドが弱い状態にあるので、ドル買いは様子見です。ドル売りは103.50-60で戻り売り。上値余地を103.70-80まで見て置く必要があります。損切りは104.30で一旦撤退です。 短期トレンドは105円台を回復すれば“ニュートラル”な状態に戻しますが、105.50超えで終えない限り、上値余地も拡がり難いでしょう。また、再び103円割れを見た場合は102.20-40ゾーンの抵抗を切り崩しつつ一段のドル下落に繋がり易くなります。 日足の上値抵抗は103.50-60、103.90-00、104.50～104.70に、下値抵抗は103.00-10、102.20-30、101.80-90にあります。
【ユーロ/円】：押し目買い方針継続。
ユーロ/円は実体が小さく下ヒゲのやや長い陽線で終えています。下値トライに失敗しており、上値余地を探る動きに繋げていますが、前日の陽線が上値トライにも失敗しており、高値圏での揉み合いとなる可能性があります。短期トレンドが強い状態を維持しているので、126.00-10で押し目買い。損切りは125.50で撤退です。ユーロ売りは引き続き様子見です。
【ユーロ/ドル】：ユーロの押し目買い方針継続。
ユーロ/ドルはタクリ足の陽線引けとなり、下値トライに失敗して大きく値を戻した形となっています。1.2120-30の抵抗に跳ね返されており、短期トレンドは強い状態を維持していますが、1.2260-70にやや強い上値抵抗が出来ており、これにぶつかる可能性にも注意が必要です。買いは損切りが付いたので1日様子見か1.2160-70の押し目待ちとします。損切りは1.2120で一旦撤退です。売りは引き続き様子見です。上値抵抗は1.2260-70、1.2310-20、1.2400-10に、下値抵抗は1.2190-00、1.2160-70にあります。
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