米ドル・円相場:中長期下降トレンド(DPS=115円00銭域)、短期下降トレンド(DPS=112円50銭域)の中、現在のバランスのブレークアウト・ポイント上方105円50銭域、下方102円50銭域、目標値各々120円00銭域、98円50銭域。11月20日付の本稿以降PF上意味のある動きなし。
2020年、本年も皆様の「資産を殖やす」ための実戦相場予測として少しでもお役に立てればと只管願っております。
米ドル/円
2020年11月27 日(金)
『相場の森 』:
98年8月の1ドル=147円域(円が変動相場制移行後最高値をつけた95年4月以降の米ドル/円の最高値)を起点とする中長期下降トレンドを形成。この中長期下降トレンドのデインジャー・ポイント・ショート(DPS) 125円域を2015年6月5日突破し、98年8月以来継続した中長期下降トレンドが壊れ、75円50銭域を起点とする中長期上昇トレンドに転換しました。デインジャーポイントは105円00銭域。
そのデインジャーポイント105円00銭域を2016年6月16日突破し、125円50銭域を起点とする中長期下降トレンドに転換しました。
デインジャー・ポイント・ショート(DPS)は115円00銭域から2016年8月16日111円50銭域に引下げ。
2016年11月23日DPS111円50銭域を突破し、中長期上昇トレンドに転換しました。DPは99円00銭域。2017年2月DPを102円00銭域に引き上げ。
2020年3月9日DP102円00銭域を突破し、中長期上昇トレンドは壊れ、中長期下降トレンド形成へ。DPSは115円00銭域となります。
『相場の木 』:
2016年11月14日DPS107円域を上方に突破して短期上昇トレンドに転換。DPは100円00銭域。2016年11月23日102円00銭に引き上げ。2017年1月17日112円00銭域に引上げ。2017年2月10日111円00銭域に引下げ。3月22日にDP111円00銭域を突破し、短期上昇トレンドは壊れ、更に2017年8月21日短期下降トレンドに転換しました。DPSは114円50銭域。
2018年10月3日直近3度続けてバランスを上方にブレークし、DPSの114円50銭域を突破して、上昇トレンドに転換。DP=108円00銭域。
2019年8月2日短期下降トレンドの転換、DPS=112円50銭域。
バランスの下方へのブレークアウト・ポイント111円50銭域を12月20日突破しての下値目標103円00銭域に対して2019年1月3日107円50銭域まで下落後、1月16日三枠転換により消滅しました。
バランスの上方へのブレークアウト・ポイント112円00銭域を2019年4月12日突破しての上値目標117円50銭域は5月6日サンワク転換により消滅しました。
バランスの下方へのブレークアウト・ポイント109円00銭域を5月13日突破しての下値目標102円00銭域に対して6月25日107円00銭域まで下落後、7月8日108円50銭域まで戻り三枠転換により下値目標は消滅しました。
バランスの下方へのブレークアウト・ポイント106円50銭域を2019年8月2日突破しての下値目標99円50銭域に対して8月12日105円00銭域(終値ベース105円26銭)まで下落後、8月29日三枠転換により消滅しました。
バランスの上方へのブレークアウト・ポイント108円50銭域を10月15日突破しての上値目標120円00銭域に対して11月27日109円50銭域まで上昇後、2020年1月3日108円00銭域まで下落し三枠転換により消滅しました。
バランスの上方へのブレークアウト・ポイント110円00銭域を2020年1月16日突破ししての上値目標114円00銭域は、1月30日三枠転換により消滅しました。
バランスの上方へのブレークアウト・ポイント111円00銭域を2月19日突破しての上値目標118円00銭域に対して、2月20日112円00銭域まで上昇後、2月24日三枠転換により消滅しました。
バランスの下方へのブレークアウト・ポイント107円50銭域を2020年2月28日突破しての下値目標は99円00銭域に対して3月9日102円00銭域まで下落しましたが、3月10日三枠転換により消滅しました。
バランスの上方へのブレークアウト・ポイント106円00銭域を3月13日突破しての上値目標は111円50銭域に対して3月16日三枠転換により消滅しました。
バランスの上方へのブレークアウト・ポイント108円50銭域を3月19日突破して、上値目標112円50銭域に対して、3月24日111円00銭域まで上昇の後3月26日三枠転換により消滅しました。
バランスの下方へのブレークアウト・ポイント106円50銭域を4月28日突破しての下値目標101円00銭域に対して5月6日106円00銭域まで下落後、5月11日三枠転換により消滅しました。
バランスの上方へのブレークアウト・ポイント109円50銭域を6月5日突破し、上値目標は115円00銭域6月8日三枠転換により消滅しました。
バランスの下方へのブレークアウト・ポイント105円50銭域を7月27日突破しての下値目標101円50銭域は8月11日三枠転換により消滅しました。
バランスの下方へのブレークアウト・ポイント104円50銭域を9月16日突破しての下値目標は97円50銭域は10月8日三枠転換により消滅しました。
バランスの下方へのブレークアウト・ポイント103円50銭域を11月5日突破しての下値目標は95円00銭域に対して、11月6日103円00銭域まで下落後、11月9日三枠転換により消滅しました。
現在のバランスのブレークアウト・ポイントは上方105円50銭域、下方102円50銭域、目標値は各々118円00銭域、98円50銭域となります。11月13日付本稿以降PF上意味のある動きはありませんでした。
東京銀行、Citigroupを通じトレーディングや資産運用業務に従事。その実戦での対象は外国為替、国内外株式、国内外債券、短期金融商品、商品、ヘッジファンド、不動産、プライベートエクィティ等極めて広範囲に及ぶ。『ポイント&フィギュアによる実戦相場予測』を講演会やメディアを通じ広める。