2020年11月17日
【ドル/円】:上値の重い展開。下値抵抗も抜けきれない可能性。
ドル/円は実体の小さい陰線引けとなり上値を切り下げています。105.10-20の抵抗にぶつかっており、上値が重い感がありますが、11/9の大陽線が103.50~104.00ゾーンの足元を支えており、103.50割れで終えるか103.00割れを見ない限り、押しは一旦買い場となる可能性も高く、突っ込み売りにも注意が必要です。 103.50割れで終えた場合は下値リスクが点灯、103円割れを見た場合は短期トレンドが“ドル弱気”に変化して一段の下落に繋がり易くなります。逆に106.00超えで終えれば強い抵抗を上抜けた反動で上値余地がもう一段拡がり易くなりますが、106.50~107.00に週足、月足の抵抗があり、ドル急伸にも繋がり難いと見ています。 ドル買いは104.00-20ゾーンの押し目を待って買い狙い。損切りは103.40で撤退です。売りは104.80-90で戻り売り。損切りは105.30で撤退です。 日足の上値抵抗は105.10-20、105.50-60、105.80-90に、下値抵抗は104.20-30、103.90-00、103.60-70にあります。
【ユーロ/円】:上値の重い展開続く。押しは一旦買い場となる可能性。
ユーロ/円は寄せ線に近い形の足で終えています。上値を切り下げていますが、下値を切り上げる流れを維持しており、125円超えトライの可能性を残しています。買いは123.40-50の押し目待ちとします。損切りは122.90で撤退です。売りは様子見です。123円割れで終えた場合は、下値リスクが点灯、122円割れで終えた場合は“弱気”に変化します。125.00超えで終えれば一段の上昇へ。
【ユーロ/ドル】:押し目買い方針継続。強い上値抵抗にも注意。
ユーロ/ドルは値幅の小さい陽線で終えていますが、上昇余力の強いものではないので、急伸にも繋がり難いと見られます。上値トライの可能性に繋げており、押し目買い方針継続とします。買いは1.1820-30で軽く買って1.1780で浅めに一旦撤退するか、1.1770-80の押し目待ちとします。この場合の損切りは1.1740で撤退です。売りは様子見か、1.1930に損切りを置くなら1.1890-00で軽く試し売り程度に。1.1700割れで終えた場合は下値リスクが点灯、1.1600割れで終えた場合は短期トレンドが“ユーロ弱気”に変化します。逆に1.1960-70の抵抗を上抜けて終えた場合は一段の上昇に繋がり易くなります。
当社に無断で複製または転送することは、著作権の侵害にあたります。民法の損害賠償責任に問われ、著作権法第 119 条により罰せられますのでご注意ください。尚、このレポートは情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。