2020年10月15日
【ドル/円】:強い下値抵抗に到達。上下の抵抗を抜けきれない可能性。
ドル/円は小反落。下げ余力の強いものではなく、強い下値抵抗ポイントに到達しているので、突っ込み売りにも注意が必要です。一方で上値も106.00超えに強い抵抗が散在しており、反発に転じても106円台の抵抗を一気に上抜けるにも力不足と見ています。 可能性がまだ低いと見ますが104円割れで終えた場合は一段のドル下落へ。107円台で終えた場合は108円の壁をトライする動きが強まり易くなります。 ドル買いは105.00-10で買い狙い。損切りは104.40で一旦撤退です。売りは105.70-80で売って106.20に損切りを置くか、106.00-10の戻り待ちとします。この場合の損切りは106.80で撤退です。 日足の上値抵抗は105.70-80、106.20-30、106.60-70に、下値抵抗は104.70-80、104.40-50、104.00-10にあります。
【ユーロ/円】:上値の重い展開続く。下値抵抗にも注意。
ユーロ/円は小幅続落となりました。日足は9/28に付けた122.38を直近安値として下値を切り上げて来た流れから若干下抜けた位置にあり、形状が悪化していますが、週足の下値抵抗が122.40-50にあり、これを割り込んで越週しない限り、突っ込み売りにも注意が必要です。買いは123.30-40で押し目買い。損切りは浅い場合で122.90、深い場合は122.40に置く必要があります。売りは様子見か125.10に損切りを置くなら124.40-50で軽く試し売り程度に。125円台で終えた場合は日足の形状が改善して一段の上昇に繋がり易くなります。上値抵抗は124.40-50、124.70-80に、下値抵抗は123.30-40、123.00-10、122.40-50にあります。
【ユーロ/ドル】:下値抵抗を守った状態。1.1850超えに値を戻せば強気に変化。
ユーロ/ドルは値幅の小さい寄せ線で終えています。下値抵抗を守っていますが、1.1810-20の抵抗を上抜けて終えるか1.1850-60の抵抗をクリアするまでは下値リスクがより高い状態です。買いは様子見か1.1730-40で軽く買い狙い。損切りは1.1680で撤退です。売りは1.1810-20の戻り待ちとします。損切りは短期トレンドが変化する1.1860で撤退です。これが付いた場合は“ユーロやや強気”に変化して1.1900超えにある上値抵抗をトライする動きが強まり易くなります。逆に、1.1700割れで終えた場合は下値余地がもう一段拡がり易くなります。
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