いま最もホットな通貨ペアを日々ピックアップ!
その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。
9月1日(火)ドル/円
基調
方向感模索
目先の注目材料
・9/1 米8月ISM製造業景況指数
・米長期金利、主要国株価、国際商品価格
「円高の夏」が終了
「円高の夏」をほぼ横ばいで乗り切ったドル/円相場に「円安の秋」の兆しが見られるか、9月入り初日の動きに注目したい。
東京市場ではドル安の流れが継続しており、105.59円前後まで小緩んだ。
欧米市場の注目材料は米8月ISM製造業景況指数となる。
これを皮切りに、4日の米8月雇用統計へと続く毎月初恒例の米重要統計ラッシュがスタートする。
これらが月初のドルの方向性を決定付けるケースも少なくないだけに、先陣を切る米8月ISM製造業景況指数の結果が注目される。
なお、市場予想は54.7であり、前月の54.2から上昇すると見込まれている。
予想以上の上昇となれば、米景気は堅調との見方からドルが買い戻される公算が大きい。
ただ、同様の見方で米国株が上昇すれば円以外の通貨に対してドルが下落してドル/円の重しとなる可能性もある。
株式市場の反応にも注目しておきたい。
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