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【トルコリラ円】インフレ高止まりは実質マイナス金利のリラの重し

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いま最もホットな通貨ペアを日々ピックアップ!
その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。

8月4日(火)トルコリラ/円

基調
下値警戒

目先の注目材料
・8/4 トルコ7月消費者物価指数
・主要国株価、国際商品価格

インフレ高止まりは実質マイナス金利のリラの重し

本日はトルコ7月消費者物価指数に注目が集まっている。
トルコ中銀は6月に政策金利を8.25%に据え置き利下げを休止したものの、エルドアン大統領への配慮もあって利上げスタンスに転じる気配は見られない。
そうした中、インフレが加速すれば物価調整後の実質金利はマイナス幅が拡大する事になり、リラの売り材料となる公算が大きい。
7月消費者物価指数の市場予想は12.00%となっており、前月の+12.62%から伸び率は小幅に鈍化する見通しだ。
しかし、原油高などを背景に実質金利のマイナス幅が大きく縮小する可能性は極めて低い半面、予想外のインフレ加速があってもおかしくない情勢だ。

トルコリラ相場は、国内の新型コロナウイルス感染拡大や外貨準備不足への懸念などもから上値の重い展開が続いている。
リラ売り材料には敏感に反応しやすい地合いと考えられるだけに、本日の7月消費者物価指数も下落への警戒が必要となりそうだ。

「為替チャート|トルコリラ/円(TRYJPY)|日足」はこちら