日本全国47都道府県のトレーダーを徹底調査!(※1)
外為どっとコム51万会員のいまがわかる。
【特集1】ユーロ/円9連騰!勝利者は?
まだまだ新型コロナ感染拡大が止まらない5月後半から6月前半にかけて異彩を放ったのがユーロ/円相場です。
「コロナ復興基金」への期待を背景に5月25日から6月4日にかけて9連騰。
約6.6円も続伸して約13カ月ぶりに124.00円前後まで上値を伸ばしました。
この意外なユーロ強気相場に見事に対応して勝利をつかんだ地域はどこでしょうか?
(対象期間:2020年5月25日~6月4日、ユーロ/円に限定)
ユーロ/円9連騰相場 1人あたり取引数量トップ10(単位:千通貨)
怒涛の連騰相場で群馬県がついに覚醒!
まずは1人あたり取引数量のランキングです。
こちらは群馬県が43.8万通貨で首位、続いて京都府が32.3万通貨で2位、宮崎県が19.7万通貨と僅差で奈良県に競り勝って3位となりました。(※2)
群馬県は2019年12月の調査では38位(11.6万通貨)と下位に甘んじていましたが、ユーロ/円9連騰相場で覚醒したかのように取引量を数倍に引き上げました。
そのほか同12月に10位以下の取引量だった京都府や宮崎県も大きく増量するなど、稀な連騰を果敢に捉えようとした姿勢が窺えます。
ユーロ/円9連騰相場 勝率トップ10
京都府が勝率でも強さを見せつける
次は勝率ランキングです。
こちらは京都府が83.1%で堂々のトップ!(※3)
2位の滋賀県(71.1%)や3位の石川県(70.1%)を大きく引き離しました。
京都府はさきほどの取引量でも2位に入賞していますが、唯一8割に到達するなど勝率も一段抜けた強さを見せつけました。
ユーロ/円9連騰相場 1人あたり獲得pipsトップ10
高知県がトップ!北海道もトップ5入り
ユーロ/円9連騰相場の勝負、ラストは1人あたり獲得pipsです。
こちらは高知県が778pipsを獲得してトップに立ち、続いて山梨県が743pipsで2位、石川県が655pipsで3位と続きました。(※4)
トップランクの常連である鳥取県は426pipsで5位に終わり、447pipを獲得した北海道の後塵を拝する格好となりました。
その他、鹿児島県(425pips)や青森県(289pips)などがトップ10入りを果たすなど通常の月別ランキングとは異なる顔ぶれが揃いました。
【特集2】豪ドル/円7連騰!勝利者は?
コロナ禍が世界中を震撼させるなか、豪ドル/円も5月28日から6月5日にかけた7連騰で約5.7円高の76.70円台まで上伸し、約13カ月ぶり高値に乗せました。
豪州は新型コロナウイルスの被害が比較的小さく、経済活動を段階的に再開している事や、豪中銀(RBA)がマイナス金利の導入や量的緩和の拡大に否定的なことが上昇の背景にありました。
リスクオン/オフに反応しやすく大きく振れやすい豪ドル/円相場の上昇基調を捉えた地域はどこでしょうか?
(対象期間:2020年5月28日~6月5日、豪ドル/円に限定)
豪ドル/円7連騰相場 1人あたり取引数量トップ10(単位:千通貨)
青森県が破竹の勢いで首位独走!
まずは取引数量での勝負です。
結果はなんと青森県が252.6万通貨で首位独走!
2位の佐賀県は大きく差をつけられて54.7万通貨、3位の山梨県は50.4万通貨と続きました。
青森県はユーロ/円9連騰相場では35位と下位に位置していたものの、豪ドル/円相場で一転、獅子奮迅の勢いを見せました。
豪ドル/円7連騰相場 勝率トップ10
沖縄が「勝率王・鳥取」を射程に捉える!
次は勝率のランキングです。
こちらは満を持して上位争いの常連、鳥取県が80.7%でトップに躍り出ました。
一方、外為どっとコムの支店が位置する沖縄県も79.9%を叩き出し、勝率王の鳥取県を向こうに回してあわや金星奪取の寸前まで追い詰めました。
さらに秋田県(79.2%)、福井県(75.1%)など9位までが7割を超え、豪ドル/円相場で辣腕を振るう地域が目立つ勝負となりました。
豪ドル/円7連騰相場 1人あたり獲得pipsトップ10
九州の星・福岡県が連騰相場を完全制圧!他県も高水準の戦いに
豪ドル/円7連騰相場のラスト勝負は1人あたり獲得pipです。
こちらは福岡県が5514pipsと驚異の数値を叩き出してほぼ独壇場となっています。
クロス円で5514pipsは約5.5円に相当しますが(外為どっとコムの場合)、これは調査期間中の豪ドル/円相場の高安(約5.7円)にほぼ匹敵し、連騰相場を制圧したと言っても過言ではありません。
ただ、その他も岡山県(2289pips)、愛媛県(1836pips)なども軒並み1000pipsを超えてきており、全体的にレベルの高い戦いであったことがわかります。