2020年5月25日
【ドル/円】：上下の抵抗を抜けきれない状態続く。
ドルは直近の日足が寄せ線に近い形の足で終えていますが、上下の抵抗を抜けきれない状態です。一方で5/6に付けた105.99を直近安値として下値を切り上げる流れを維持しており、この流れを維持して再度108.00-10トライの可能性に繋げています。 但し、107円割れで終えた場合は日足の形状が悪化して106.50-60以下の足元を固め直す動きへ。逆に108.00-10の抵抗を実体ベースで上抜けた場合は108.40-108.60ゾーンまでもう一段上値余地が拡がり易くなります。短期トレンドは“ニュートラル”な状態ですが106円割れで越週した場合はトレンドが変化して一段のドル下落に繋がり易くなります。今日はロンドン、NY市場が休場となるので動きが鈍くなる展開が予想されます。 今日のドル買いは107.40-50で押し目買い。損切りは106.80で撤退です。損切りが付かない場合でも107.30以下で終えた場合は日足の形状が悪化するので、ドル買いは一旦撤退して様子を見た方がいいでしょう。ドル売りは108.00-10で戻り売り。吹き値があった場合の上値余地を108.30-40まで見て置く必要があります。損切りは108.60で撤退です。 日足の上値抵抗は107.80-90、108.00-10、108.50-60に、下値抵抗は107.40-50、107.00-10、106.50-60にあります。
【ユーロ/円】：押し目買い方針で。上値抵抗にも注意。
ユーロ/円は続落となりましたが、下値を切り上げる流れを維持しており、116円割れで越週しない限り、下値余地も拡がり難い状態です。一方で中期トレンドが弱く118.50超えにある強い抵抗を一気に上抜けるのも難しいと見ています。買いは116.60-70の押し目待ちとします。損切りは浅い場合で116.30、深い場合は115.90で撤退です。これが付いた場合はニュートラルな状態に戻します。
【ユーロ/ドル】：上値の重い展開。押し目を待って買い。
ユーロ/ドルは続落となりました。1.1000-10の抵抗にぶつかった流れにあり、1.08台の下値抵抗の強さを再確認する動きとなっていますが、3/20に付けた1.0638を直近安値として下値を切り上げる流れを維持しており、この日足の下値抵抗が1.0800-10にあることから、1.0800割れで終えない限り、突っ込み売りにも注意が必要です。買いは若干下値余地が拡がる可能性があるので、1日様子を見るか1.0850-60まで引きつけて。損切りは1.0790で撤退です。売りは様子見か1.1020に損切りを置くなら1.0980-90の戻りを待って軽く売り向かい。強い下値抵抗は1.0820-30、1.0800-10にあります。
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