（写真＝PIXTA）
店頭外国為替保証金取引（「FX」および「外国為替証拠金取引」と同義） および店頭通貨バイナリーオプション取引は元本や利益を保証するものではなく、相場の変動や金利差により損失が生ずる場合がございます。
なお、商品ごとに手数料等及びリスクは異なりますので、当該商品等の「契約締結前交付書面」および「約款」等をよくお読みいただき、それら内容をご理解のうえ、ご自身の判断でお取り組みください。
【注】お客様がお預けになった保証金額以上のお取引額で取引を行うため、保証金以上の損失が出る可能性がございます。
「FXは就職してから」「大学生なのに投資なんてまだ早い」そんな考えをあなたはまだお持ちでしょうか。もしかすると、そうした考えはもう時代遅れなのかもしれません。
今や大学生どころか、中・高校生でも起業する時代になりつつあります。
会社からの給与や年金だけで自分の老後は大丈夫なのか。
多くの人たちが自分の将来に不安を抱いているかと思います。
そうしたなか、学生でありながら、積極的に社会との接点を持ち、投資にチャレンジする姿勢は、可能性にあふれる生き方ではないでしょうか。
そして、数多くある金融商品の中でも、FXは彼らがチャレンジするのにふさわしい投資対象のひとつといえます。
なぜなら、FXは単なる資産形成のための投資だけでなく、貴重な「社会経験」にも繋がるからです。
そこで今回は、社会に出る前の学生たちが、投資に向き合うことの意味について考えてみましょう。
大学生は年間200万円が必要
厳しい受験戦争を勝ち抜いて、努力の末に、晴れて手にしたキャンパスライフ。
勉強のみならず、遊び、友人作りと、大学生の間にやりたいと思っていることは、いっぱいあるはずです。
しかし、そうした思いを叶えるためには、それなりのお金が必要になるのが現実です。
日本学生支援機構が調べた「平成30年度学生生活調査」によると、大学生（昼間部）の学費も含めた学生生活費は、2年前の「平成28年度学生生活調査」のときよりも、29,300円増加して、1,913,500円となりました。
また、学費を除いた生活費だけの平均をみてみると 、年間704,700円になり、こちらも2年前の「平成28年度学生生活調査」のときより、13,900円増えています。
同調査によると、大学生（昼間部）のうちアルバイトをやっている人の割合は86.1％で、こちらも2年前の前回調査よりも2.5ポイント増加しています。
つまり、86％もの学生が、アルバイトや副業など、何らかの収入を得ながら、大学生活を送っていることになります。
「FX投資」は大学生の副業になるのか？
学生の本分は言うまでもなく勉強ですので、アルバイトや副業は支障をきたさない範囲に収める必要があります。
その際、時間や場所を選ばず、自分のペースで行えるようなものがあれば理想的でしょう。
ただ、アルバイトの経験がある方は想像がつくと思いますが、世の中にそんなに都合のいいアルバイトはなかなかありません。
もし、この条件を満たすものがあるとすれば、それは「投資」ではないでしょうか。
株式投資、FX、仮想通貨、投資型クラウドファンディングなど、インターネットというプラットフォームの登場で、誰もが手軽に、空いている時間を利用して、金融商品に投資ができるようになりました。
アルバイトのように、職場のシフトや場所に縛られるようなこともありません。
もちろん、さまざまな仕事を経験し、その労働の対価として得られる給与も重要な収入です。
そうした社会経験は、学校を卒業し、企業に就職して働くための“練習”としては、大きな意味を持つことでしょう。
ただ、同時に大学生の方々には「投資」に注目する意義も知って頂きたいのです。
投資初心者でもチャレンジしやすいFX
投資未経験の方からすれば、「投資」と聞くと、十分な貯金がなければ始めなければならないイメージをお持ちかもしれません。
もちろん、投資のための資金は少ないよりも多いほうが余裕を持ってできますから、やりやすくなるのは間違いありませんが、少額資金でも、十分に始められる投資もたくさんあります。
中でもFXは少額から始められる投資の代表例でしょう。
FXには「レバレッジ」という少ない資金で大きな金額の取引を可能にする仕組みがあります。
このレバレッジが利用できる投資は限られていますが、FXはそのひとつなのです。※1
FXは個人であれば最大で自己資金の25倍の取引ができます。株式の信用取引が最大で3.3倍であることを考えると、FXがいかに投資効率の高い金融商品であるかがわかると思います。
また、FXでは最小取引単位が決まっています。
1万通貨に設定しているFX会社もあれば、外為どっとコムのように1,000通貨※2に設定している会社もあります。最小取引単位数が小さいところであれば、数千円程度から取引を開始することができます。
これなら大学生が毎月稼ぐアルバイト代からでも、十分に捻出できる金額ではないでしょうか。
FX投資で利益を得ながら国際政治、経済、社会を学ぶ
FX投資で得られるのは、利益だけではありません。
FXは国内外の通貨を、その時々の為替レートで売買するという投資です。
為替レートは世界各国の社会情勢、景気・経済状況、経済指標などに左右されます。
FX投資で成功するためには、こうした情報に常に関心を寄せて、各国の政治状況、財政状況、金融政策などを分析し、為替相場の動きを予想する必要があります。
これは学校の机に座って学ぶ“学問”とは異なる、「生きた」政治、経済、社会の勉強です。大学生のときから、このような生きた教材でしっかり勉強して世の中の動向を把握しておくと就職活動などでも役に立つかもしれません。
将来のライフステージを見据えても非常に意義のある行動ではないでしょうか。
また、FXをはじめとした投資活動は、限られた資金を運用し、最大限の成果を得るための努力です。
投資を経験することで、大切な資金を管理する能力が身に付けられるでしょう。
これもまた社会人にとって大切なスキルです。
FX初心者はデモトレードから
FX初心者で、まだ不慣れな人は、FX会社が用意するデモトレードから始めるという方法もあります。
本番と同様の使用感を体験できるアプリであれば、取引を詳細にシミュレーションでき、操作方法を覚えながら為替相場の動向まで学習できます。
例えば外為どっとコムでは、FX初心者向けに「Be a trader !-FXで世界を学ぼう-」というコンテンツを昨年2月にリリースしました。
外為どっとコムでは、スマホにインストールしてデモトレードが行えるアプリを用意しています。アプリ内では若き先輩トレーダーたちへのインタビューコンテンツなども用意されており、楽しみながらFXについて学ぶことができます。
実際の取引を始める前に、デモトレードなどで感覚をつかんでから始めてもいいでしょう。
大学生がFX投資をする際の注意点
最後に、大学生の方々がFX投資を始める際の注意点を簡単にあげておきましょう。
FX各社の要項を確認
未成年者の場合、FX口座の開設が認められないというFX会社もあります。
事前に必ず口座開設のための必要条件を確認してください。
もちろん本人だけでなく、両親（法定代理人や後見人）である成人の方も要項確認は必須です。必要書類はしっかりと準備しましょう。
レバレッジをかけ過ぎない
レバレッジはFXの魅力のひとつですが、高レバレッジにするほど、失敗して大きな損を出すリスクが高まります。
資金に対して大きな数量で取引して高レバレッジの取引を行うと、相場が急に大きく動いたときなどに資金以上の損失を出してしまう可能性があります。
十分な経験や資金力がないうちは、大きなレバレッジでの取引は控えて、確実にコツコツと利益を積み重ねる取引を心がけましょう。
保証金以上の損をすることがある
レバレッジを利用した取引では、FX会社に預けた保証金額以上の金額で取引を行うことになります。
急激な相場変動で損が出た場合、預け入れ資産を守るために強制ロスカットが実行されて、保有しているポジションが決済されて資産が保全されます。
ただし、変動のスピードあまりに急速だった場合、預け入れた保証金額以上の損を出してしまうことがあります。
FX取引は余剰資金で行う
FX取引は余剰資金で行い、使ってはいけないお金で投資は絶対にやめましょう。
家族の理解を得る
「親の送ったカネで投資とは何事か！」なんて怒られたくないですよね。
ご両親や家族に内緒でFXをするのは考えものです。
外為どっとコムのように18歳以上であればFX口座が開設できるFX会社もありますが、未成年者の場合、口座開設で親権者の同意書が必ず必要になります。
投資活動はきちんと周りの理解を得た上で行いましょう。
さて今回は大学生にとってFXがどのような意味を持つのか考えてみました。
学生である以上、学業優先であることは間違いありませんが、政治・経済・社会を学ぶ方法としての投資」を考えてもいいのではないでしょうか。
数ある金融商品の中でも、FXは少額から始められて、なおかつ社会人になる上で大切なことがたくさん学べる機会でもあります。
ただし、そのための資金として「奨学金」を流用するのはNGであることを忘れないでください。
PickUp編集部
FX投資が初めての方へ！FXの魅力や特徴（初心者編）はこちら
※1 余裕ある資金かつ低レバレッジからの取引を推奨いたします。
※2 ロシアルーブル/円：1Lot＝1万通貨
