2019年12月9日
【ドル/円】：下渋りの展開か。週足は下値リスクが点灯中。
ドル円は直近の日足が小陰線で終えていますが、下げ余力の強いものではなく、108.50-60の日足の下値抵抗を守って終えています。一方で、4月に付けた104.85を起点として下値を切り上げて来た流れからは下抜けた位置で越週しており、日足、週足ともに下値リスクが点灯中です。この週足の上値抵抗は109.40-50にあり、これが今週中の上値抵抗として働く可能性があります。一方下値は108.00-10、107.50-60に週足ベースで見た強い抵抗がありますが、107.50割れを見た場合はトレンドが変化して一段のドル下落に繋がり易くなります。 今日については下げ渋りの傾向が強くなると見られますが、反発に転じた場合でも109円台前半の上値抵抗にぶつかる可能性に注意が必要です。 ドル買いは108.50-60の押し目を軽く拾って108.30で浅めに撤退するか、108.00-10の押し目待ちとします。この場合の損切りは短期トレンドが変化する107.40で撤退です。ドル売りは109.20-30の戻り待ち。損切りは109.70で撤退です。 日足の上値抵抗は109.20-30、109.50-60に、下値抵抗は108.50-60、108.00-10にあります。
【ユーロ/円】：下値抵抗を守った状態。119円割れで短期トレンドが変化。
ユーロ/円は陰線引けとなり、先週の上値トライでも121円台乗せを果たせずに終えています。下値リスクがやや高いものの、下値抵抗を守っており、119円割れを見ない限り、突っ込み売りにも注意が必要です。買いは1日様子見か119.90-00で軽く買って119.40で一旦撤退です。売りは様子見か今日については反発余地が限られる可能性が高いので、120.40-50の戻りがあれば軽く売り向かい。損切りは121.10で撤退です。
【ユーロ/ドル】：上値の重い展開。押し目は買い狙いで。
ユーロ/ドルは反落。1.1100超えトライに失敗した反動で上値の重い展開が予想されますが、下値を切り上げる流れを守っているので、1.1020-30での押し目買い方針で。損切りは1.0980で一旦撤退です。売りは様子見か、今日については上値余地が限られる展開が予想されるので、1.1120に浅い損切りを置くなら1.1090-00で軽く売り向かい。短期トレンドは1.0950割れでニュートラルな状態に戻します。
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