日本全国47都道府県のトレーダーを徹底調査!(※1)
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東京・ロンドン・ニューヨーク!時間帯別トレードバトル
為替市場は時間帯によって市場参加者の属性やトレードの特徴なども大きく異なります。
そこで今回は東京市場、ロンドン市場、ニューヨーク市場にそれぞれスポットを当て、時間帯を限定したトレードランキングを公開します。
【特集1】直近3カ月、東京市場対決!
【特集2】直近3カ月、ロンドン市場対決!
【特集3】直近3カ月、ニューヨーク市場対決!
全都道府県を3市場で比較
【特集1】直近3カ月、東京市場対決!
特集1では東京市場で直近3カ月(8月~10月)の対決!
日本の経済指標や銀行の仲値公示、日本政府や日銀・RBAの要人発言、中国政府高官の突発的な発言などで賑わう9時~18時に限定したトレードランキングです。
東京市場対決!取引量トップ10(単位:千通貨)
トップは常連の鳥取が制す!スワップ長者の香川県は東京市場で活発化
結果は鳥取県が219.4万通貨でトップを飾り、宮崎県が188.4万通貨で2位、佐賀県が142.5万通貨で3位となりました。(※2)
10月は24位まで順位を落としていた鳥取県ですが、東京市場限定勝負で底力を見せつけました。
また、月別ランキング上位の猛者が並ぶなかで異彩を放つのが、スワップポイントランキングで不動の1位を誇る香川県。
10月の取引量ランキングでは43位に終わる結果となりましたが、東京市場限定の取引量勝負で10位に食い込むなど意外な一面を見せています。
東京市場対決!勝率トップ10
勝率強者が勢揃いのなか福井が勝利!
次は東京市場に限定した勝率(※3)ランキングです。
こちらは月別ランキングで「勝率王者」の福井が75.3%で余裕の勝利をつかみ、鹿児島県が71.8%で2位、熊本県が70.5%で3位と続きました。
いずれもランキング上位を占める強者揃いですが、10月ランキングで5位の好成績を残した岩手県は18位(65.8%)の結果に終わっています。
【特集2】直近3カ月、ロンドン市場対決!
特集2はロンドン市場で直近3カ月(8月~10月)の対決!
欧州の経済指標や要人の講演、英ブレグジット関連の突発的なニュースやロンドンフィキシングなどイベント盛りだくさんの16時~25時に密着したランキングです。
ロンドン市場対決!取引量トップ10(単位:千通貨)
活発なロンドン市場!愛媛・鳥取が首位交代
まず1人あたり取引量のトップは220.1万通貨で愛媛県、2位は僅差の217.9万通貨で宮崎県、3位は216.5万通貨で徳島県が奪取しました。
東京市場で6位の愛媛県がロンドン市場では首位に立ち、反対に鳥取県は首位から6位へ交代するなど特徴のある動きがみられるランキングとなりました。
また上位陣がいずれも200万通貨を超え、全都道府県平均の取引量が東京市場を上回るなど、16時~25時のロンドン市場の盛り上がりを感じさせる内容となっています。
ロンドン市場対決!勝率トップ10
岩手県、ロンドン市場で急伸!
ロンドン市場の勝率ランキングは東京市場に続き、73.8%で福井県が連続奪取!
2位は岩手県の70.8%、3位は京都府の70.1%と続きました。
また、熊本、山口県などもやや勝率が低下したものの順当に上位を占め、安定した強さを見せました。
この中でも目を引くのが2位の岩手県。
東京市場では18位(65.8%)とやや冴えない結果となりましたが、ロンドン市場で息を吹き返したように70.8%と7割台まで急伸し、みごと首位争いに加わりました。
【特集3】直近3カ月、ニューヨーク市場対決!
特集3はニューヨーク市場での対決!
米国の重要指標や連銀総裁の講演、欧米首脳による発言、観測報道などが飛び交い、為替市場が最もアツくなる21時~30時の覇者はどの地域だ!?
ニューヨーク市場対決!取引量トップ10(単位:千通貨)
福岡県がランク内に浮上!鳥取は徐々に取引縮小へ
まずはニューヨーク市場に限定した1人あたり取引量対決です。
こちらは1位が愛媛県(196.7万通貨)、2位が宮崎県(177.9万通貨)、3位が徳島県(173.1万通貨)となりました。
ロンドン市場より上位メンバーが引き継がれてさほど変化はみられませんが、東京市場13位の福岡県が6位(86.5万通貨)まで浮上したことが目を引きます。
反対に鳥取県は東京市場で1位、ロンドン市場で6位、さらにニューヨーク市場で16位(60.5万通貨)と順位を落とし、欧米市場に向けて取引が徐々に控えめとなっていることがわかります。
ニューヨーク市場対決!勝率トップ10
福井、三冠達成!ニューヨーク市場で光る奈良県
最後はニューヨーク市場での勝率ランキングです。
こちらは72.4%で福井県がトップを制し、東京・ロンドン・ニューヨーク市場を通して三冠王を奪取しました!
続く順位も岩手県が70.3%で2位、京都府が69.0%で3位とロンドン市場の流れを引き継いだ格好です。
一方、6位(67.3%)の奈良県は東京市場14位、ロンドン市場15位から大きく順位を上げ、ニューヨーク市場を中心に活躍する特徴がみられました。
全都道府県を3市場で比較
全都道府県の1人あたり取引量
全都道府県の勝率
取引量・勝率ともロンドン市場がトップ
47都道府県全体の1人あたり取引量をみると、ロンドン市場が81.3万通貨でトップ、続いてニューヨーク市場が63.5万通貨で2位、東京市場は53.6万通貨で3位となりました。
また、勝率はロンドン市場が65.4%で首位、次に東京市場が65.3%で2位、ニューヨーク市場は64.8%で3位となっています。
取引量・勝率いずれもロンドン市場がトップとなり、プレーヤー層の厚さを裏付けることになりました。
なお、ニューヨーク市場の勝率がやや控えめとなっていることから、同市場での勝負のシビアさを物語っているようです。
結果まとめ
東京市場・最強FX地域
ロンドン市場・最強FX地域
ニューヨーク市場・最強FX地域
※1 数値はすべて稼働顧客のみを対象としたものです。
※2 数値はすべて小数第二位を四捨五入しています。
※3 「プラスになった決済回数÷決済の総回数」で算出。