日本全国47都道府県のトレーダーを徹底調査!(※1)
外為どっとコム50万会員のいまがわかる。
【特集1】直近1年間、ロング(買い)で対決!
日本の個人投資家は伝統的に買い持ちが多いと言われています。
そこで今回の特集1ではロング(買い)限定の大勝負!
直近1年間(2018年11月~2019年10月)で、最もロングの成績が突出した地域はどこだ?
直近1年間、ロング取引量トップ10(単位:千通貨)
並みいる強豪を制して愛媛がトップ、石川県がロングで存在感
ロングの1人あたり取引量ランキングは、愛媛県が539.7万通貨で堂々の首位、2位は371.2万通貨の佐賀県、3位は307.4万通貨の鳥取県と続きました。
愛媛県は2018年の取引量でトップを制したほか、今年もたびたび上位に食い込む歴戦の強豪ですが、ロング勝負でも予想どおりの活躍となりました。
また、佐賀、鳥取、滋賀県など月別トップランクの常連が居並び、ロング限定勝負でも安定した取引量を誇っていることがわかります。
そのほか2018年通算29位、10月19位の石川県が10位とロング取引で存在感を示しました。
直近1年間、ロング勝率トップ10
次はロング取引限定の勝率ランキングです。
結果は奈良県が72.5%でトップ、次点は71.9%で福井県、3位は70.5%の山口県が続きました。
奈良県は9月、10月の月別ランキングではトップ10下位に甘んじていますが、直近1年間のロング勝負で王者の座を射止めるなど「買い」の強さをみせつけました。
その他のメンバーにもトップランクに名を連ねる強豪が居並ぶなか、目を引くのが67.3%で5位に入賞した沖縄県。
2018年通算では25位、直近も9月22位、10月27位と振るわない成績が続いていましたが、ロング勝負で悲願のランキング中位に食い込みました。
一方、月別ランキング常連の熊本県が11位(66.2%)でランク外となるなど、ロング限定勝負となったことで明暗を分ける結果となりました。
【特集2】直近1年間、ショート(売り)で対決!
直近1年間(2018年11月~2019年10月)のドル/円は終値ベースで4.3%下落しています。
軟調な推移を反映しているのか、注文情報などをみると戻り売り意欲の高まりが目立っています。
そこで特集2ではショート(売り)限定で調査しました。
直近1年間で、最もショートの成績が突出した地域はどこだ?
直近1年間、ショート取引量トップ10(単位:千通貨)
取引量安定の愛媛!ロング・ショートで成績の偏りがある地域も
特集2ではショート(売り)取引に限定した勝負です。
まずは1人あたり取引量ですが、こちらもロング勝負と同様に愛媛県が511.2万通貨でまたもやトップを飾り、買い・売りに関わらず安定した取引量を誇ることを証明しました。
さらに2位以下も滋賀県(323.5万通貨)、徳島県(317.2万通貨)、佐賀県(311.7万通貨)と強豪が続いています。
このなかで注目は3位の徳島県で、ロング(167.2万通貨)に比べショートが約1.9倍と格段に大きく、「売り」の取引量を増やしていたことが判明しました。
その反対に、6位の鳥取県はロングが307.4万通貨、ショートが211.1万通貨とロングの取引を増やしているなど地域によって売買の傾向が異なる様子もみられています。
なお、47都道府県全体の1人あたり取引数量の平均はショート137.6万通貨、ロング132.2万通貨となり、下落基調のドル/円相場を反映するかのようにショート勢が優勢となっていることが判明しました。
直近1年間、ショート勝率トップ10
今回のラストを飾るのはショートに限定した勝率ランキングです。
こちらは月別勝率ランキングでほぼ常勝の福井県が73.9%で首位を奪取して「勝率王」の意地を見せました。
そして2位は70.0%の岩手県、3位は68.4%の山形県が続くなどやはり常連メンバーが揃うランキングとなっています。
一方、ロング限定の勝率ランキングで首位となった奈良県はショート勝負で23位(63.65%)、ロング勝負で5位の沖縄県も22位(63.68%)まで順位を下げるなど、ロング・ショートで明らかに勝率が異なるなどの興味深い特徴が鮮明になりました。
結果まとめ
全国ロング最強FX地域
全国ショート最強FX地域
※1 数値はすべて稼働顧客のみを対象としたものです。
※2 数値はすべて小数第二位を四捨五入しています。
※3 「プラスになった決済回数÷決済の総回数」で算出。