日本全国47都道府県のトレーダーを徹底調査!(※1)
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【特集1】FX最強地域2019年10月
外為どっとコムのお客様の傾向を都道府県別でご紹介。
前月の「FX最強地域」が明らかに!
2019年10月 1人あたり取引数量トップ10(単位:千通貨)
トップ争いに変動!佐賀県がステップアップで首位に
今回の特集1は「10月のFX最強地域」です。
都道府県別に毎月の取引数量、勝率、スワップポイントのランキングを発表します。
まず1人あたりの取引数量は佐賀県が113.8万通貨で他を圧倒、2位は徳島県(75.7万通貨)、3位が宮崎県(68.7万通貨)と続きました。(※2)
九州地方の強豪・佐賀県は8月6位、9月3位、そして10月はついに首位と着実に地歩を固めてきました。
取引量も前月の約1.7倍と目覚ましい躍進ぶりで、今後の展開が気になる存在です。
また、4位の山梨県(前月18位)、8位の岩手県(前月13位)、ランク外ではあるものの15位の沖縄県(前月34位)など上位へ駒を進めた地域が目立つ一方、今年の夏相場で脚光を浴びた鳥取県は10月に24位と大きく順位を落とすなど、秋に突入して動きがみられるランキングとなりました。
2019年10月 1人あたりスワップポイント トップ10(単位:円)
千葉県追い上げ、ついに2位浮上!
続いて1人あたりスワップポイントのランキングです。
こちらは不動のスワップ長者・香川県(23.1万円)がトップの座を譲らず、他のメンバーも順位はやや変動があるものの同じ顔ぶれとなりました。
ただ、8月からじわりと追い上げてきた千葉県(19.8万円)がついに東京都(19.7万円)を捉え、僅差ではあるものの2位の地位を手にしました。
今後も両地域の熱い戦いに注目しましょう。
2019年10月 勝率トップ10
ランク外から進撃の秋田!鳥取パワーはトップに届くか
全国対決のラストを飾るのは10月の勝率(※3)ランキングです。
こちらは9月にトップの座を奪還した福井県が10月も74.3%と変わらぬ強さを示しました。
また、9月に惜しくも7割台に到達できなかった鳥取県は今回堂々の71.8%を記録し、勝率王・福井を睨みあげる形になっています。
その他、目立つ動きを見せたのは3位の秋田県です。
8月39位(60.6%)、9月14位(65.4%)と順調にランクアップし、今回一気に3位(70.0%)までの進撃に成功して見事にトップ争いに加わりました。
1人あたり取引数量こそ10月42位と規模では劣るものの、今後の展開によって新たな技巧の星として輝きを放つのか期待したいところです。
【特集2】過去5年間 10月秋相場対決
10月は台風が多く発生して天気も荒れ模様の時期ですが、マーケットでも米国決算が本格化するほか「株価大荒れの10月」「ドル/円上昇の10月」などのアノマリーが囁かれる月でもあります。
そこで今回は、直近5年間(2014~2018年)の10月相場を取引量と勝率で比較しました。
10月秋相場 1人あたり取引数量トップ10(単位:千通貨)
独走の青森!取引量に大きな波あり
まずは1人あたり取引量ランキングです。
こちらは一目瞭然、なんと青森県が1158.3万通貨とケタ違いの強さを見せつけて堂々の頂点に立ち、大きく離されて高知県が292.8万通貨で2位、鳥取県が255.5万通貨で3位と続きました。
青森県は過去5年間の8月夏相場ランキングでもダントツの1位を獲得している強者です。
ただ、年次ごとの首位は2014年、15年は青森県、16年は鳥取県、17年は滋賀県、18年は愛媛県となっており、青森県の取引量は時期によって大きな波があることが分かりました。
直近では9月41位、10月40位といずれも厳しい状況が続いていますが、今後の巻き返しがあるのか期待したいところです。
10月秋相場 勝率トップ10
過去5年間で突出した強さの山形県!今後のトップ奪還なるか
特集2のラストは勝負の華ともいえる勝率ランキングです。
こちらは山形県が75.0%でトップに立ち、奈良県が71.2%で2位、福井県が70.2%で3位と続きました。
ランキングの常連、山形県は過去5年間8月相場の勝率王でもありますが、10月相場でも同じく栄冠を手にしました。
山形県の10月相場ランキングの年次別内訳をみると、2014年3位、15年4位、16年2位、17年1位、18年1位となっており、またすべてが7割台をキープするなど突出した強さを誇っていることがわかります。
それだけに足元の勝率が9月25位(63.6%)、10月13位(66.4%)とランキング外にいることは本意ではないでしょう。
現勝率王の福井を討ち取りかつての王座を奪還できるか、青森県の動向とともにこちらも気になります。
結果まとめ
2019年10月全国最強FX地域
過去5年間 10月秋相場最強FX地域
※1 数値はすべて稼働顧客のみを対象としたものです。
※2 数値はすべて小数第二位を四捨五入しています。
※3 「プラスになった決済回数÷決済の総回数」で算出。