4地域の今後1週間のスケジュールをお届けします。
1.北米(米国・カナダ)
2.欧州(ユーロ圏・英国)
3.アジア・オセアニア(日本・中国・豪州・NZ)
4.新興国(トルコ・南ア・メキシコ)
北米(米国・カナダ)
重要イベント
11/5◎米9月貿易収支
11/5☆米10月ISM非製造業景況指数
11/6◎エバンス米シカゴ連銀総裁、講演
11/6◎ウィリアムズ米NY連銀総裁、質疑応答
11/8◎加10月雇用統計
11/8◎米11月ミシガン大学消費者態度指数・速報値
☆特に重要 ◎重要
※カレンダーにないイベントも掲載することがあります
ここがポイント
FOMCと雇用統計を通過した事で米国のイベントは質・量ともにぐっと落ちる印象です。
重要統計は米10月ISM非製造業景況指数くらいでしょうか。
材料不足も懸念される中、不規則に飛び出してくる米中通商協議に絡む観測報道などに注意が必要となりそうです。
北米のイベント
欧州(ユーロ圏・英国)
重要イベント
11/4☆ラガルドECB総裁、講演
11/5◎英10月サービス業PMI
11/5◎ユーロ圏9月生産者物価指数
11/6◎独9月製造業新規受注
11/6◎ユーロ圏9月小売売上高
11/6☆英議会解散
11/7◎ユーロ圏財務相会合
11/7◎独9月鉱工業生産
11/7☆BOE政策金利発表
11/7☆英MPC議事要旨
11/7☆BOEインフレリポート
11/7☆カーニーBOE総裁、講演
11/7◎EU財務相理事会
☆特に重要 ◎重要
※カレンダーにないイベントも掲載することがあります
ここがポイント
11月に就任したラガルドECB総裁の第一声が4日の講演で聞けそうです。
景気・物価の状況が冴えない中、マイナス金利や量的緩和を再開したばかりのECBの舵取りを担う決意表明に注目です。
その他、6日に英議会が解散し12月12日までの選挙戦に突入します。
欧州のイベント
アジア・オセアニア(日本・中国・豪州・NZ)
重要イベント
11/4◎豪9月小売売上高
11/5◎中国10月財新サービス業PMI
11/5☆RBA政策金利発表
11/6☆NZ7-9月期雇用統計
11/6◎日銀金融政策決定会合議事録
11/8◎中国10月貿易収支
11/8◎RBA四半期金融政策報告
11/9◎中国10月消費者物価指数
11/9◎中国10月生産者物価指数
☆特に重要 ◎重要
※カレンダーにないイベントも掲載することがあります
ここがポイント
5日のRBAは政策金利の据え置きが濃厚ですが、「次の一手も利下げ」とのスタンスを変える事はなさそうです。
8日の四半期金融政策と合わせてRBAの政策方針を再確認したいところです。
その他、6日に発表されるNZ7-9月期雇用統計にも注目です。
アジア・オセアニアのイベント
新興国(トルコ・南ア・メキシコ)
重要イベント
11/4☆トルコ10月消費者物価指数
11/7◎メキシコ10月消費者物価指数
☆特に重要 ◎重要
※カレンダーにないイベントも掲載することがあります
ここがポイント
トルコ10月消費者物価指数は8%台への鈍化が予想されています。
ただ、トルコ中銀は今年末時点のインフレ率を12%と予測しており、11月、12月とインフレ再加速を見込んでいます。
このため、10月の鈍化は利下げ観測には繋がりにくいと考えられます。