日本全国47都道府県のトレーダーを徹底調査!(※1)
外為どっとコム50万会員のいまがわかる。
【特集1】永遠のライバルが激突!千葉vs埼玉、直近1年間対決!
話題の埼玉映画もヒットしてライバル熱が再燃?
人口規模や地域の環境、ベッドタウンとしての特性も似ていることでたびたび「関東のライバル」として取り沙汰される千葉と埼玉。
はたしてFXではどちらが強者なのか、直近1年間(18年9月~19年8月)の取引量・スワップポイント・勝率を調査しました。
千葉vs埼玉 1人あたり取引数量(単位:千通貨)
取引量部門は埼玉がゲット!
運命の千葉・埼玉対決、一戦目は1人あたり取引数量です。
こちらは埼玉県が249.4万通貨と千葉県の161.7万通貨を一歩リードしてまずは一勝です。(※2)
ちなみに1人あたりではなく県全体の取引量比較でも埼玉県が千葉県の約1.6倍に達しており、人口(1.04倍)に対して積極的に取引する方が多いことがわかりました。
千葉vs埼玉 1人あたりスワップポイント(単位:円)
スワップ長者の栄誉は千葉県に!
次の勝負は1人あたりスワップポイントです。
こちらは千葉県が13.7万円と埼玉県の12.5万円を凌駕しました。
また、県全体のスワップポイント獲得金額の比較でも千葉県が勝利して、スワップ長者の称号を奪取!
千葉県は貯蓄高でも埼玉県を上回っており、スワップポイントを活用した投資に長けていることも頷けます。(※3)
これで一勝一敗と両者いずれも譲らぬ戦いとなり、勝敗は最後の勝率勝負に託されました。
千葉vs埼玉 勝率
わずか0.27%の僅差で埼玉に軍配!
最後は勝率での勝負です。(※4)
こちらは埼玉県が66.16%、千葉県が65.89%と僅差の接戦を制して埼玉県に軍配が上がりました!(通常は少数二位以下を四捨五入)
その差は0.27%とわずかな差となり、勝率争いの厳しさが改めて浮き彫りになりました。
これで3本勝負は二勝一敗で埼玉県が千葉県を制し、永遠のライバル・FX編に一旦の決着がつきました。
この勝負、この先の展開もぜひ見てみたいところですね。
【特集2】ナニワのトップトレーダーはどこにいる?大阪市24区直近1年間対決!
日本三大都市のひとつとして独自の存在感を放ち続ける大阪。
その中心となる府庁所在地・大阪市には24の区があり、それぞれ個性が際立っています。
今回はそんな大阪市にスポットを当て、直近1年間(18年9月~19年8月)の取引量・スワップポイント・勝率を調査しました。
最強FX大阪24区はどこだ!?
大阪市24区対決!1人あたり取引数量 トップ10(単位:千通貨)
少数精鋭の大正区が圧倒的勝利!
まずは1人あたり取引数量での勝負です。
結果は大正区がなんと4483.2万通貨と驚異の取引量で圧倒的勝利をつかみました。
こちらは2018年全国勝負の取引量トップ、愛媛県が叩き出した1439.1万通貨の3倍以上と信じられない数値です。
また、1人あたりではなく全体の取引数量比較でも2位に迫るなど驚くべき量を誇っています。
大正区は大阪市のなかで最も人口が少ないため、圧倒的取引量を誇る少数精鋭のトレーダーが活躍していたことが推測できます。(※5)
なお、2位は北区の1580.9万通貨、3位は都島区の564.7万通貨と続きました。
大阪市24区対決!1人あたりスワップポイント トップ10(単位:円)
圧倒的スワップ長者・天王寺区!
次の勝負は1人あたりスワップポイントでのランキングです。
こちらは天王寺区が133.5万円でダントツの首位。
さらに全体のスワップポイントでも他を引き離してトップに立ちました。
高級住宅地を擁する天王寺区は大阪府で最も地価が高く、その額も西日本一ともいわれています。(※6)
また、人口も大阪市24区中20位と比較的少ないことから、こちらも少数精鋭のトップトレーダーが結果を押し上げていることが考えられます。(※5)
一方、取引数量で圧倒した大正区はこちらでは17位(5.7万円)と控えめな結果になりましたが、これは両区のトレードスタイルが大きく異なっていることを示しているといえるでしょう。
大阪市24区対決!勝率 トップ10
高レベルの戦いを制したのは西区!
最後を飾るのはランキングの華ともいえる勝率勝負です。
こちらはトップ10中6区が勝率7割以上をキープしているなど非常にレベルの高い戦いとなりました。
7月に実施した東京23区勝負でも勝率7割に到達したのは3区であることを考え合わせると、大阪市民のトレード技術の高さが窺えます。
この「頂上決戦」を制したのは75.0%の西区で、大阪ドームも位置する中心地としての面目を保ちました。
西区は人口こそ24区中14位に留まっていますが、人口流入は北区に次いで2位と高く勢いのある区であり、厚い選手層を抱えていることが想像できます。
また、1位以下は2位鶴見区(74.5%)、3位城東区(73.7%)など7割争いの接戦が続きました。
今回の大阪市24区対決は、勝率トップに加えて取引量8位、スワップ2位とトップ10すべてに顔を出した西区で文句のないところでしょう。
ただ、大阪の代表的な街といえるキタ・ミナミを擁する北区、浪速区、中央区も健闘しており、今後の展開しだいでランキングが入れ替わる可能性も十分にあるといえるでしょう。
結果まとめ
千葉vs埼玉、直近1年間対決!
大阪市24区直近1年間対決!
※1 数値はすべて稼働顧客のみを対象としたものです。
※2 数値はすべて小数第二位を四捨五入しています。
※3 出所:総務省統計局「都道府県別貯蓄現在高」
※4 「プラスになった決済回数÷決済の総回数」で算出。
※5 出所:大阪市「推計人口・人口異動」
※6 出所:大阪府「令和元年地価調査結果」
※7 出所:大阪市「大阪市の推計人口年報」