2019年9月30日
【ドル/円】:上下の抵抗を抜け切れない状態。
ドル/円は3手連続陽線引けとなり、下値を切り上げていますが、直近の陽線が上昇余力に欠けるものであることから、108円台の上値を追い切れない可能性も高いと見られます。一方で、先週の下値トライでは107.00-10の日足、週足の下値抵抗に跳ね返されたことや、107.50-60、107.10-20に日足の下値抵抗があり、これらを割り込んで終えない限り下値余地も拡がり難い状態です。 今日のドル買いは107.60-70で軽く買い狙い。損切りは浅い場合は107.20、深い場合は下値リスクがやや高くなる106.90に置く必要があります。ドル売りは108.10-20で戻り売り。吹き値があった場合の上値余地を108.40近辺まで見て置く必要があります。損切りは108.70で撤退です。 短期トレンドは106円割れを見ない限り変化しませんが、107.10-20の抵抗を下抜けて終えた場合は日足の形状が悪化して下値リスクがやや高くなります。逆に108.50超えで終えた場合は日足の形状が安定して下値リスクが軽減されますが、108.80~109.20ゾーンに一段と強い抵抗が控えており、ドル急伸にも繋がり難いと見ています。 日足の上値抵抗は108.10-20、108.40-50に、下値抵抗は107.50-60、107.10-20にあります。
【ユーロ/円】:ユーロの戻り売り方針継続。
ユーロ/円は8手振りに陽線が出て下落一服となりましたが、強い上昇エネルギーも感じられず、また、短期トレンドも弱い状態にあるので、買いは様子見とします。売りは118.60-70の戻り待ち、損切りは119.10で一旦撤退です。短期トレンドは120円台を回復しない限り変化しませんが、117.50-60以下に強い下値抵抗が控えており、ユーロ急落にも繋がり難いと見ます。
【ユーロ/ドル】:ユーロの戻り売り方針継続。
ユーロ/ドルは小陽線で続落を食い止めていますが、上昇余力に欠けるものであることや、上値を切り下げる流れにあるので、買いは様子見か1.0880に浅い損切りを置くなら1.0910台を軽く試し買い程度に。浅い利食いも着実に。売りは1.0980-90の戻り待ち、損切りは1.1020で浅めに撤退です。短期トレンドは1.1150超えに値を戻さない限り変化しません。
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