いま最もホットな通貨ペアを日々ピックアップ!
その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。
9月13日(金)豪ドル/円
基調
上げ一服
目先の注目材料
・主要国株価、国際商品価格
10連騰なるか
米中貿易戦争の戦局動向に最も敏感な豪ドル/円は、9月に入り「負け知らず」の9営業日続伸中だ。
本日もアジア株の上昇を背景に堅調を維持しており、10連騰をかけて欧米市場に臨む事になる。
日足チャートを振り返れば、トランプ米大統領が対中関税第4弾の発動を発表した8月1日の前営業日の終値が74.46円前後であり、本日の東京市場でも、この水準でひとまず上げ渋った格好だ。
こうした動きを踏まえると、豪ドル/円が対中関税第4弾発表以前の水準を回復して上伸するためには、米中問題にさらなる楽観材料が必要なのかもしれない。
仮に本日の欧米市場で追加材料が出なければ週末を控えたポジション調整で反落してもおかしくないタイミングだろう。
その意味では、10連騰に向けた「正念場」に差し掛かったと言えそうだ。