トルコ中銀が金融政策決定会合を開き、1週間物レポレートを24.00%から19.75%へ引き下げた。
市場予想は21.50%だっただけに、初動はリラ安・円高で反応した。
ただ、市場予想と言っても34名のエコノミストの予想は広範囲であり、今回の下げ幅の予想が困難であった証左である。
発表後、リラは値を戻し、発表前に比べ若干リラ高・円安となっている。
トルコをめぐる情勢について、23日に米議員とトランプ大統領がロシア製ミサイルシステム「S400」導入についての制裁について協議したと報道されている。
具体的な協議内容は不明で、アメリカが次にどのような一手を出して来るのか、しっかりと注視したいところだ。
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