News

「ドル/円、燃料不足」 外為トゥデイ 2020年1月16日号

(1) 英12月消費者物価指数は前月比±0.0%、前年比+1.3%と予想(+0.2%、+1.5%)を下回った。また、英12月生産者物価指数も前月比±0.0%、前年比+0.9%と予想(+0.1%、+1.0%)を下回った。インフレ鈍化を受けて英中銀(BOE)の利下げ観測が高まり、ポ…

「5回連続利下げとなるか?!明日は政策金利発表」トルコリラの焦点

16日にトルコ中銀の政策金利発表が予定されている。昨年後半の4連続利下げで政策金利は24%から12%と半分になった。市場は今回も11.50%への小幅な追加利下げを見込んでいる。トルコのインフレ率は12月に11.84%へと上昇しているため、予想通りに政策金利が…

「米中第1段階合意でドル/円は?」 外為トゥデイ 2020年1月15日号

(1) NY市場終了後に、米財務相が中国を「為替操作国」から除外した事を受けて円売りが先行。ドル/円が昨年5月23日以来の110円台を回復した他、クロス円も強含んだ。 (2) 中国12月貿易収支は467.9億ドルの黒字となり、黒字額は予想(457.0億ドル)を上…

「ドル/円、110円の攻防」 外為トゥデイ 2020年1月14日号

(1) 12日付けの英紙が「国内の成長に関するデータに早期かつ著しい改善が見られない限り、今月の政策会合で利下げに票を投じる」とするブリハ英金融政策委員会(MPC)委員の見解を伝えた。これを受けて欧州市場に入るとポンド売りが優勢となった。 (2)…

「ついにEU離脱関連法案が可決!」ハードブレグジットに備えよ!英国EU離脱特集

9日、英下院は欧州連合(EU)離脱関連法案を330対231の賛成多数で可決。1月31日の離脱が事実上確定した。ジョンソン英政権は今後、年末までの「移行期間」内にEUとの自由貿易協定の締結を目指す事になる。ただ、バルニエEU首席交渉官はこの日の講演で「今後の…

「ドル/円、上値抵抗を突破できるか」 外為トゥデイ 2020年1月10日号

(1) 豪11月貿易収支は58.00億豪ドルの黒字となり、黒字額は予想(41.00億豪ドル)を上回った。その後に発表された中国12月消費者物価指数は前年比+4.5%(予想:+4.7%)、同生産者物価指数は前年比-0.5%(予想:-0.4%)であった。 (2) 独11月貿易収…

「ドル/円、下ヒゲ大陽線」 外為トゥデイ 2020年1月9日号

(1) イランが米軍駐留のイラク基地に攻撃を開始したとの一報を受けて軍事衝突への懸念が高まった。リスク回避の円買いが強まるとドル/円やクロス円が急落。その後、安寄りした日経平均株価の下げ幅は一時600円を超えた。 (2) 豪11月住宅建設許可件数は…

「イランが米軍基地を攻撃」 外為トゥデイ 2020年1月8日号

(1) イランのザリーフ外相が「米国のソレイマニ司令官への攻撃で世界と米国はより安全ではなくなった」とコメントした事が伝わると一時円高に触れる場面があった。 (2) ユーロ圏12月消費者物価指数(HICP)・速報値は前年比+1.3%と予想通りに前月(+1…

「中東混乱で原油高となればリラ下落も」トルコリラの焦点

年末年始を挟んだイランと米国の対立で原油価格への影響が懸念されている。中東地域の混乱は原油高になる可能性が高く、1バレル63ドル台の原油価格のさらなる上昇はエネルギー輸入国であるトルコには打撃だ。 トルコ議会は2日、リビアの暫定政府を支援する…

「ドル/円、200日線が抵抗に」 外為トゥデイ 2020年1月7日号

(1) 米国とイランの対立激化を懸念したリスク回避の動きで円買いが先行するとドル/円は107.77円前後まで下落して約3カ月ぶりの安値を付けた。しかし、年末年始休暇が明けた本邦勢の押し目買いで下げ渋ると108円台に持ち直した。 (2) 中国12月財新サー…

「中東リスクを警戒」 外為トゥデイ 2020年1月6日号

(1) 米軍がイラクの首都バグダットを空爆し、イラン革命防衛隊のソレイマニ司令官を殺害した事が伝わった。イラン国内で英雄視され、中東におけるシーア派民兵のネットワークの中心的な存在でもあるソレイマニ氏の殺害を受けて、米国とイランの対立激化が…

「ドル/円、上値は重いが下値も堅い」 外為トゥデイ 2019年12月30日号

(1) 日本11月鉱工業生産・速報は前月比-0.9%と予想(-1.0%)ほどには落ち込まなかったが、前月の大幅減(-4.5%)に続き2カ月連続で減少した。 (2) フォンデアライエン欧州委員長は「英国の欧州連合(EU)離脱移行期間、2020年末以降に延長の必要も…

「ドル/円、月初来高値更新なるか」 外為トゥデイ 2019年12月27日号

(1) 日本株の上昇を受けて円売りが優勢となった。株高については、海外市場が休場で手掛り材料には乏しいが、新年の上昇を見越した先回り的な買いが入ったとの見方が出ていた。 (2) 中国商務省は「貿易合意の署名を巡り、米国と緊密に意思疎通している…

「“2020年末の崖”議論が浮上 スコットランドで住民投票?」ハードブレグジットに備えよ!英国EU離脱特集

20日、英下院はジョンソン首相がまとめたEU離脱協定法案の概要部分を賛成多数で可決した。 完全にEUを離脱するまでの「移行期間」を2020年末より先には延期しない内容も含まれており、先の英総選挙で保守党がかかげた公約通りとなっている。年明け以降、数日…

「流動性下がる正月休みは急落の警戒を」トルコリラの焦点

19日、トルコ金融当局が為替スワップ取引の規制強化を発表した事でトルコの短期金利市場が混乱。これを嫌気する形でリラ/円は2カ月ぶりに18.30円台に下落しました。スポット取引に対する規制ではない事もあってひとまず下げ止まりましたが、クリスマス・ウィ…

「ドル/円、動意薄」 外為トゥデイ 2019年12月26日号

(1) 独、仏、英、米などの主要国のほとんどがクリスマスの休日とあって、東京市場終了後の為替レートは気配値のみとなった。 ドル/円の見通し 昨日のドル/円は、クリスマスで大多数の国が休日となる中、109.35-40円前後で膠着。本日も、豪、独、英など多…

「膠着のドル/円、急変に一定の警戒も」 外為トゥデイ 2019年12月25日号

(1) 日中韓首脳会議が中国で開かれ、安倍総理をはじめ3首脳は国連安保理決議の確実な履行や、米朝プロセスの継続を後押しするなど北朝鮮問題の解決に向けて、日中韓が連携して対応していくとする共通の立場を確認。中国の李首相は「我々はともに自由貿易…

「クリスマス・イブで動意薄」 外為トゥデイ 2019年12月24日号

(1) 中国は、冷凍豚肉など850品目あまりにかけている輸入関税を2020年1月1日から引き下げると発表。市場の反応は小さかったが、豪ドルは底堅く推移した。 (2) 目新しい材料はなかったものの、欧州市場でポンドが下落。2020年1月末の欧州連合(EU)から…

「ドル/円、ボラティリティは歴史的低水準に」 外為トゥデイ 2019年12月23日号

(1) 日本11月消費者物価指数(除生鮮食)は前年比+0.5%と予想通りの伸びとなった。発表元の総務省によると、消費増税の影響を除いた上昇率は+0.2%に留まったとの事。 (2) 英7-9月期国内総生産(GDP)・改定値は前期比+0.4%、前年比+1.1%にそれぞれ…

「トルコ当局の緊急措置で短期金利が大混乱」トルコリラの焦点

トルコ当局は19日、トルコ国内の金融機関に対して、非居住者と行う期間7日以内の為替スワップ取引を自己資本の10%までに制限する通達を出した。これを受けてトルコの短期金利が激しく乱高下している。 今回の措置には、投機的なリラ売りを抑制する意図があ…

「ドル/円、109.00-10にサポート」 外為トゥデイ 2019年12月20日号

(1) 豪11月雇用統計は、新規雇用者数が3.99万人増と予想(1.50万人増)以上の伸びとなり、失業率も5.2% と予想(5.3%)を下回る好結果となった。これを受けて豪ドルは買いが優勢となった。ただ、前月分の雇 用者数が下方修正(1.90万人減から2.48万人減…

「英中銀の政策金利発表 据え置き予想だが…」ハードブレグジットに備えよ!英国EU離脱特集

本日19日21時に英中銀(BOE)金融政策の発表が予定されている。12日の英総選挙で与党・保守党が大勝し、ハードブレグジット懸念が和らいだことからポンドは大幅に上昇したものの、2020年末のEU離脱「移行」期間について、延長しないことを法制化するとジョン…

「ドル/円、ポジション調整も出づらい」 外為トゥデイ 2019年12月19日号

(1) 日本11月貿易収支(通関ベース)は821億円の赤字を計上。赤字額は予想(3555億円)を下回ったが、輸出入ともに減少しており、世界経済の減速を受けて貿易の低迷が続いた。 (2) 独12月Ifo企業景況感指数(期待指数)は93.8と予想(93.0)を上回り、…

「ドル/円、値動き限定」 外為トゥデイ 2019年12月18日号

(1) ジョンソン英首相は、欧州連合(EU)離脱後の移行期間の延長がない事を確実にする法改正を目指す方針だとする報道を受けてポンドが下落した。法改正が実現すれば、EUとの通商合意がないまま、来年12月末に移行期間が終了する新たな「合意なき離脱」の…

「移行期間は11カ月 EUと貿易協定が結べないと・・・」ハードブレグジットに備えよ!英国EU離脱特集

ポンド/ドル相場は、13日の日足チャートに出現した長い上ヒゲが天井感を醸成しつつある。本日は、ジョンソン政権が欧州連合(EU)離脱後の「移行期間」を延長しない事を確実にする法改正を目指す方針と伝わり、一時1.323ドル台まで下落する場面があった。13…

「ドル/円、上値追いには燃料不足か」 外為トゥデイ 2019年12月17日号

(1) 中国11月小売売上高は前年比+8.0%、同鉱工業生産は前年比+6.2%と、いずれも予想(+7.6%、+5.0%)を上回る伸びとなった。ただ、豪ドルの反応は限定的だった。 (2) 仏12月製造業PMI・速報値が50.3(予想:51.5)となり、続いて独12月製造業PMI・…

「トルコ国内の米軍基地を封鎖?両国対立激化の予感」トルコリラの焦点

15日、エルドアン大統領はトルコ内の米軍基地について封鎖の可能性を示した。これは11日に米上院の外交委員会がトルコへの制裁法案を可決したことへ対抗措置を取るためだ。法案には米戦闘機の販売や移転の禁止、トルコ国債の米国内の購入禁止、トルコの金融…

「ドル/円、出尽くし感で伸び悩み」 外為トゥデイ 2019年12月16日号

(1) 英総選挙の投票締切と同時に英BBCが報じた出口調査の結果で、ジョンソン英首相率いる与党・保守 党圧勝の見通しが強まると、ポンドが急伸。ユーロも連れて上昇した。2020年1月末に英国が欧州連合 (EU)から円滑に離脱するとの期待からポンド/円はそ…

「市場の2大懸念が緩和」 外為トゥデイ 2019年12月13日号

(1) 欧州中銀(ECB)は予想通りに主要政策金利(リファイナンス・オペ金利0.00%、預金ファシリティ金利- 0.50%など)を据え置いた。声明では「インフレ見通しが2%に近いが、2%未満のレベルにしっかりと近づくまで政策金利を現行かさらに低い水準にす…

「英総選挙直前 最終チェック」ハードブレグジットに備えよ!英国EU離脱特集

英国の欧州連合(EU)離脱=Brexitの方向性を左右しかねない英総選挙(下院)が本日行われる。ジョンソン首相率いる与党・保守党が過半数議席を獲得できれば、首相とEUの締結した離脱条件に関する協定案が議会を通過する公算が大きくなる。その結果、英国が…

「米関税と英選挙に関心」 外為トゥデイ 2019年12月12日号

(1) 英調査会社YouGovが12日の総選挙を前に最新の世論調査結果を発表。同社の最新予測モデルによる政党別の獲得議席予想では、与党・保守党が339と絶対過半数(326)を上回ったものの、前回の調査に比べると20議席少なかった。保守党勝利の見通しがやや揺…

「4度目の連続利下げとなるか?トルコ中銀政策金発表」トルコリラの焦点

12日20時のトルコ中銀政策金発表について、市場予想は12.50%と、現在の14.00%から1.5%の低下を見ている。 前回の発表では、市場予想(15.50%)より大きな利下げ幅であったため警戒が必要だ。もっとも、前回利下げ時にはトルコリラ/円は18円80銭台から10…

「米関税と英選挙に関心」 外為トゥデイ 2019年12月12日号

(1) 英調査会社YouGovが12日の総選挙を前に最新の世論調査結果を発表。同社の最新予測モデルによる政党別の獲得議席予想では、与党・保守党が339と絶対過半数(326)を上回ったものの、前回の調査に比べると20議席少なかった。保守党勝利の見通しがやや揺…

「YouGovの意外な調査結果でポンド下落」ハードブレグジットに備えよ!英国EU離脱特集

英総選挙について、注目されていたYouGov社の最新の世論調査結果は日本時間11日の朝7時に公表された。 前回調査結果は保守党359議席で圧勝という内容だったが今回は339議席獲得と、前回に比べ20議席減っている。 また、最大・最小の議席数予想も出しており、…

FX動画「その時ポンドは?英国総選挙と為替市場」第一生命経済研究所 経済調査部・主席エコノミスト 田中 理氏の見通し 2019/12/11

12月12日に行われる英国総選挙。英ジョンソン首相が目指す2020年1月末のEU離脱(ブレグジット)を左右する今回の総選挙について、結果の予想やポンド市場への影響など著名な識者に聞きます。FX個人投資家必見の内容です。 要旨:・様々な報道があるが6-7%に…

「対中関税の延期待ち」 外為トゥデイ 2019年12月11日号

(1) 豪7-9月期住宅価格指数は前期比+2.4%と市場予想(+1.5%)を上回り、上昇に転じた(4-6月期:-0.7%)。 (2) 英10月国内総生産(GDP)は前月比±0.0%と予想(+0.1)を下回る伸び。同鉱工業生産も前月比+0.1%と予想(+0.2%)に届かなかった。同…

FX動画「その時ポンドは?英国総選挙と為替市場」元外銀トレーダー松崎美子氏の見通し 2019/12/10

12月12日に行われる英国総選挙。英ジョンソン首相が目指す2020年1月末のEU離脱(ブレグジット)を左右する今回の総選挙について、結果の予想やポンド市場への影響など著名な識者に聞きます。FX個人投資家必見の内容です。 要旨:・保守党単独過半数がメイン…

「あす朝発表の英総選挙世論調査に警戒を」ハードブレグジットに備えよ!英国EU離脱特集

本日は、12日の英総選挙に向けて英調査会社YouGovが発表する世論調査の結果が注目される。同社は世論調査の結果に基づき、最新のデータサイエンス分析による政党別獲得議席数の予測を発表する。同社の「MRP」と呼ばれる予測モデルは、2017年の選挙結果をほぼ…

「ドル/円、イベント待ち」 外為トゥデイ 2019年12月10日号

(1) 日本7-9月期国内総生産(GDP)・二次速報は前期比年率+1.8%と、一次速報(+0.2%)から大幅に上方修正され、市場予想(+0.6%)も大幅に上回った。 (2) 英調査会社You Govが前週末に発表した政党支持率に関する世論調査は、与党保守党が最大野党…

「週末にかけてビッグイベント続く」 外為トゥデイ 2019年12月9日号

(1) 独10月鉱工業生産は前月比-1.7%と予想(+0.1%)に反して大幅に低下した。ただ、ユーロ相場の反応は限定的だった。 (2) 米11月雇用統計は非農業部門雇用者数が26.6万人増と予想(18.0万人増)を大幅に上回る伸びを示すとともに、失業率は3.5%と…

特別レポート「その時ポンドは?英国総選挙と為替市場」 外為総研 神田卓也

12月12日に英国で行われる総選挙は、下院650議席を巡りジョンソン首相率いる与党・保守党と最大野党・労働党の2大政党が争う構図。以下、ポイントをQ&A形式でまとめた。 Q1:英総選挙が注目されている理由は? A1:英国の欧州連合(EU)離脱=Brexitが選挙の…

「NATOサミットは無風通過 ユーロ/トルコリラが上昇中」トルコリラの焦点

3日、NATOサミットに先立ちに、エルドアン大統領は英仏独の首脳と会談した。トルコが行ったシリア北部への軍事行動を受けての会談だったが、テロ対策の重要性について話し合われたようだ。会見後、エルドアン大統領は「非常にうまくいった」と発言した。 4日…

「市場の関心は米雇用統計より米中関係に」 外為トゥデイ 2019年12月6日号

(1) 豪10月小売売上高が前月比±0.0%と予想(+0.3%)を下回ると豪ドルは売りがやや優勢となった。なお、同時に発表された豪10月貿易収支は45.02億豪ドルの黒字と、黒字額は予想(65.00億ドル)に届かなかった。 (2) 欧州市場に入るとポンド買いが活発…

「ポンド上昇 英総選挙 保守党は優勢変わらず」ハードブレグジットに備えよ!英国EU離脱特集

ポンド/円は本日の東京市場で約7カ月ぶりに142.80円台まで上昇している。昨日の大陽線により、10月半ば以降のボックス圏(およそ139-142円)を明確に上放れした。来週12日の英総選挙で、ジョンソン首相率いる与党・保守党が単独過半数を獲得するとの期待がポ…

「ドル/円、トレンドレスの日替わり相場」 外為トゥデイ 2019年12月5日号

(1) 豪7-9月期国内総生産(GDP)は前期比+0.4%と予想(+0.5%)を下回った。ただ、4-6月期は+0.6%へと0.1ポイント上方修正された。なお、豪7-9月期GDPは前年比では+1.7%と予想通りの伸びを示した。米下院が、ウイグル人権法案(人権侵害で中国政府当局…

「ドル/円、下値支持を下抜け」 外為トゥデイ 2019年12月4日号

(1) 豪中銀(RBA)は予想通りに政策金利を0.75%に据え置いた。声明では「労働市場を含めた動向を監視し、経済の持続的成長と完全雇用、長期にわたるインフレ目標の達成を支援するために必要であればさらなる金融緩和を行う用意がある」と改めて表明した…

「ドル/円反落、200日線の攻防に」 外為トゥデイ 2019年12月3日号

(1) 豪10月住宅建設許可件数は前月比-8.1%と予想(-1.0%)を大幅に下回ったが豪ドルの反応は限定的。その後、中国11月財新製造業PMIが51.8と予想(51.5)を上回ると豪ドルは上昇した。 (2) 中国外務省は、米国が「香港人権法」を成立させた事に対す…

「市場の関心は引き続き米中問題」 外為トゥデイ 2019年12月2日号

(1) 独10月小売売上高は前月比-1.9%と予想(+0.2%)を大幅に下回った。一方、その後発表された独11月 失業者数は1.6万人減と、予想(0.6万人増)に反して減少。同失業率は予想通りの5.0%であった。 (2) ユーロ圏11月消費者物価指数(HICP)・速報値…

「ドル/円、109円台半ばで横ばい」 外為トゥデイ 2019年11月29日号

(1) 英調査会社YouGovが、12月の総選挙に関する世論調査に基づく政党別の獲得議席数の予測を発表。ジョンソン首相率いる与党・保守党が下院で359議席を獲得して過半数(326)を上回る見込みが示された。英国が2020年1月までに欧州連合(EU)との合意に基づ…

「露ミサイルシステムの試験を開始 米議会で制裁熱高まるか?」トルコリラの焦点

26日、エルドアン大統領は記者団へ対し、金利とインフレ率は望ましい水準へ向かっており、2020年には1桁台へ進むという見解を示した。またインフレ率の低下で、トルコ経済や通貨は「様変わり」するとした。 トルコはロシアのミサイルシステムS400のレーダー…