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FX/為替「ドル/円、閑散相場は継続」 外為どっとコム トゥデイ 2022年12月27日号

昨日のドル/円は、本邦実需勢のドル売り観測で132.30円台に弱含んだものの、その後は132円台後半へと緩やかに持ち直した。日本以外のほとんどの海外市場が休場とあって動意は薄かった。本日は米国が連休明けでNY市場は再開するが、英国は引き続き休日のため…

トルコリラの焦点「ちぐはぐな政策でインフレ鎮静化が遠のく!対ドルで過去最安値を更新」FX予想

執筆:外為どっとコム総合研究所 神田 卓也 トルコ中銀は22日、政策金利を9.00%に据え置くと発表した。予告通りに利下げサイクルの打ち止めを決定。声明では「金融の状況は引き続き供給・投資の拡大を支援しなければならない」としてインフレ率を大幅に下回…

FX/為替「海外休日で薄商いの中、日銀総裁が講演」 外為どっとコム トゥデイ 2022年12月26日号

23日のドル/円は終値ベースで約0.3%上昇。米長期金利の上昇を受けて133.14円前後まで上値を伸ばす場面もあった。米11月個人消費支出物価指数(PCEデフレーター)は食品とエネルギーを除いたコア指数が前年比+4.7%となり予想(+4.6%)を上回った。伸びが鈍…

FX/為替「ドル円、131円台半ばのサポート維持 日米で物価統計発表」 外為どっとコム トゥデイ 2022年12月23日号

主要通貨の日々の推移をわかりやすく解説し、今後の見通しをお届けします。

FX/為替「ドル/円、自律反発で下値リスク後退も戻りは限定的」 外為どっとコム トゥデイ 2022年12月22日号

昨日のドル/円は終値ベースで約0.5%上昇。日銀によるイールドカーブ・コントロール(YCC)の上限金利引き上げで大幅に下落した前日の反動から、132.52円前後まで自律的に持ち直した。オプション市場ではドル/円の1週間物予想変動率が低下。年内の重要イベン…

FX/為替「ドル/円、今年最大の陰線 戻り余地は限定的」 外為どっとコム トゥデイ 2022年12月21日号

昨日のドル/円は終値ベースで約3.8%の大幅安となった。日銀がイールド・カーブ・コントロール(YCC)の長期金利上限を引き上げたことで円が急騰。一時130.58円前後まで下落して4カ月半ぶりの安値を付けた。黒田日銀総裁はYCCの金利上限引き上げについて、金…

FX/為替「日銀後の円安を見込むも138.10の壁は厚い」 外為どっとコム トゥデイ 2022年12月20日号

昨日のドル/円は終値ベースで約0.1%の小幅高。政府・日銀が共同声明の改定を検討する方針と伝わり、大規模緩和の修正観測が広がると135.70円台まで下落したが、松野官房長官がこれを否定すると反発した。欧米市場では米長期金利の上昇を背景に137円台を回復…

トルコリラの焦点「来年のトルコ大統領選に向け【政治リスク】浮上、トルコリラの波乱要因になるか」FX予想

執筆:外為どっとコム総合研究所 神田 卓也 トルコの刑事裁判所は先週14日、最大都市イスタンブールのイマモール市長に対し、選挙管理委員を侮辱した罪で禁錮2年7カ月半と政治活動を禁止する判決を言い渡した。イマモール氏は2019年の市長選挙がやり直しとな…

FX/為替「ドル/円、一時135円台 日銀の緩和修正観測で上値重い」 外為どっとコム トゥデイ 2022年12月19日号

16日のドル/円は終値ベースで約0.8%下落した。週末を控えた薄商いの中で一時136.30円前後まで軟化。NYクローズにかけては欧米株安によるリスク回避のドル買いで136円台後半へと持ち直したが、137円台の回復には至らなかった。その後、週末17日に「2%物価上…

FX/為替「ドル/円、月初来高値更新の意外高 神経質な動きを警戒」 外為どっとコム トゥデイ 2022年12月16日号

昨日のドル/円は終値ベースで約1.7%の大幅高となった。欧米各国の中銀が相次いで利上げの継続を表明したことで景気後退(リセッション)への懸念から世界的に株価が下落。リスク回避のドル買いが強まる中、11月30日以来の138.17円前後まで上伸した。米11月…

FX/為替「ドル/円135円台 FOMCでも方向感見い出せず」 外為どっとコム トゥデイ 2022年12月15日号

昨日のドル/円はほぼ横ばいで取引を終えた。一部メディアが、日銀は来年4月に発足する新体制下で金融政策の点検や検証を行う可能性があると報じたことで134円台半ばへと円高に振れる場面もあった。しかし、米連邦公開市場委員会(FOMC)が予想通りに50bp(0.…

FX/為替「ドル/円、米CPI後に急落 FOMCでも大変動を警戒」 外為どっとコム トゥデイ 2022年12月14日号

昨日のドル/円は終値ベースで約1.5%の大幅な下落となった。137.96円前後へと強含んで今月1日以来の高値を付ける場面もあったが、米11月消費者物価指数(CPI)が予想以上に鈍化すると134.65円前後まで急落。インフレ鈍化を受けて米連邦準備制度理事会(FRB)…

トルコリラの焦点「エルドアン大統領の二股外交、ロシア・ウクライナ戦争終結につながるか注目」FX予想

執筆:外為どっとコム総合研究所 神田 卓也 トルコのエルドアン大統領がウクライナ情勢を巡る外交を活発化させている。11日にはロシアのプーチン大統領と会談。11月に合意延長が決まった黒海経由でのウクライナ産穀物輸出について、対象を他の商品にも拡大す…

FX/為替「ドル/円、米CPI後の急変動を警戒」 外為どっとコム トゥデイ 2022年12月13日号

主要通貨ペア(ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円、ポンド/円)について前営業日の値動きをわかりやすく解説し、今後の見通しをお届けします。 作成日時 :2022年12月13日9時00分執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也 目次 ▼12日(…

FX/為替「ドル/円、上値は重いが下値は堅そう」 外為どっとコム トゥデイ 2022年12月12日号

主要通貨ペア(ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円、ポンド/円)について前営業日の値動きをわかりやすく解説し、今後の見通しをお届けします。 作成日時 :2022年12月12日8時30分執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也 目次 ▼9日(金…

FX/為替「ドル/円、カギは米PPIと米期待インフレ率」 外為どっとコム トゥデイ 2022年12月9日号

昨日のドル/円は米債利回りの持ち直しにつれて一時137.25円前後まで強含んだが、ドル買いは続かず伸び悩んだ。NY市場では米国株の反発を受けてドル売りがやや優勢だった。終値は136.67円前後で前日比0.1%弱の小幅高。本日は実質5・10日につき仲値公示にかけ…

FX/為替「米長期金利低下に行き過ぎ感 ドル/円に戻り余地も」 外為どっとコム トゥデイ 2022年12月8日号

昨日のドル/円は終値ベースで約0.3%下落。世界的な景気悪化が懸念される中、米長期金利の低下や原油価格の下落を受けてドル安・円高に振れた。東京市場で137.80円台に上昇する場面もあったが、NY市場では136.21円前後まで反落した。米10年債利回りは約3カ月…

FX/為替「ドル/円、137.50円にレジスタンス 135円台はサポート」 外為どっとコム トゥデイ 2022年12月7日号

昨日のドル/円は終値ベースで約0.2%上昇。3日ぶりに137円台を回復したが、137.43円前後で伸び悩むと135.97円前後まで反落する場面もあった。ただ、世界的な景気後退(リセッション)を巡る懸念がくすぶる中でドルの下値は堅く、調整が一巡するとあらためて1…

トルコリラの焦点「物価高で高まる民衆の不満、高止まりはエルドアン大統領の足かせに」FX予想

執筆:外為どっとコム総合研究所 神田 卓也 トルコ統計局が5日に発表した11月の消費者物価指数(CPI)は前年比+84.4%となり、10月の+85.5%からいくぶん伸びが鈍化した。市場予想は+84.8%だった。ただ、国民生活に不可欠な食料・非アルコール飲料は前年比…

FX/為替「米国のターミナルレート引き上げ観測とリセッション懸念が綱引き」 外為どっとコム トゥデイ 2022年12月6日号

昨日のドル/円は6日ぶりに反発。米11月雇用統計の良好な結果にもかかわらず、前週末に低下していた米長期金利が持ち直す中、前日比+1.8%の大幅高となった。東京市場では134.12円前後まで弱含む場面もあったが、NY市場では米11月ISM非製造業景況指数の予想外…

FX/為替「ドル/円、強い雇用統計でも反落 上値の重さを意識」 外為どっとコム トゥデイ 2022年12月5日号

2日のドル/円は終値ベースで約0.7%下落。米11月雇用統計で非農業部門雇用者数と平均時給が予想以上の伸びを示すとこの日の高値となる135.98円前後まで上昇した。しかし、買い一巡後は再び下落に転じ、134円台前半へと反落して取引を終えた。安値は米雇用統…

FX/為替「ドル/円大幅続落 135円の攻防が米雇用統計の焦点に」 外為どっとコム トゥデイ 2022年12月2日号

昨日のドル/円は前日終値から3円近く下落。前日のパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の発言を受けて米国の利上げペース減速が意識される中、137.00円、136.00円の節目を相次いで下抜けた。米10月個人消費支出物価指数(PCEデフレーター)の鈍化と米11…

FX/為替「ドル/円、137円台半ばの攻防が目先の焦点」 外為どっとコム トゥデイ 2022年12月1日号

昨日のドル/円は米連邦準備制度理事会(FRB)議長の発言を受けて下落。月末絡みのドル需要などを背景に139.89円前後まで上昇していたドル/円は、パウエルFRB議長が「早ければ12月に利上げペースを落とす可能性がある」と発言すると137.65円前後まで2円以上急…

FX/為替「FRB議長の発言でドル安の流れが変わるか注目」 外為どっとコム トゥデイ 2022年11月30日号

昨日のドル/円は終値ベースで約0.2%下落した。中国のコロナ規制緩和への期待から人民元や豪ドルが反発する中、相対的にドルが売られると一時137.87円前後まで下落。ただ、NY市場では米長期金利の持ち直しにつれて138円台後半へと下げ幅を縮小した。本日は米…

FX/為替「FRBのタカ派スタンスをあらためて意識 明日の議長講演に注目」 外為どっとコム トゥデイ 2022年11月29日号

昨日のドル/円は3カ月ぶり安値から持ち直した。中国でゼロコロナ政策への抗議活動が拡大する中、同国の経済低迷を巡る不透明感からリスク回避の動きが強まると8月26日以来の安値となる137.50円前後まで円買いが進んだ。ただ、セントルイス連銀のブラード総裁…

トルコリラの焦点「緊張高まるシリア情勢、懸念されるトルコリラ相場への影響」FX予想

執筆:外為どっとコム総合研究所 神田 卓也 トルコ政府は先週23日、13日にイスタンブールで起きた大規模な爆破事件への報復の一環として、トルコ軍が20日以降にシリア北部のクルド人勢力を標的として500カ所近くを攻撃したと明かした。クルド人組織は爆破事…

FX/為替「ドル/円、米利上げペースダウン観測でドルの上値重い」 外為どっとコム トゥデイ 2022年11月28日号

25日のドル/円は約0.4%上昇して139円台前半で取引を終えた。東京市場で138.38円前後へと弱含んだ後、欧州市場では139.59円前後まで切り返したが、株式・債券市場が短縮取引となったNY市場では動意を欠き伸び悩んだ。米国の利上げペース減速が意識される中、…

FX/為替「ドル/円、上値重い 5・10日需要でも反発余地限定」 外為どっとコム トゥデイ 2022年11月25日号

昨日のドル/円は終値ベースで約0.7%下落。米国の利上げペースが減速するとの見方から139円台を割り込んでドルが続落すると138.05円前後まで下値を広げた。その後はやや持ち直したが、米国が感謝祭の祝日のため動意を欠く中で戻りは138.60円台までにとどまっ…

FX/為替「ドル/円、チャートの悪化で続落警戒も米祝日で動意限定」 外為どっとコム トゥデイ 2022年11月24日号

昨日のドル/円は終値ベースで約1.1%下落。感謝祭休暇を控えたNY市場でドル売りが強まった。米11月総合PMIの低下を受けて140円台を割り込むと、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録の発表後には139.16円前後まで下値を拡大。FOMC議事録では、大多数が「近く…

FX/為替「ドル円は142円台をキープできず… FOMC議事録が今週最後のビッグイベントに 明日から米感謝祭休暇」 外為トゥデイ 2022年11月23日号(短縮版)

昨日のドル円は前日比0.6%安の141.22円で終了。一昨日の大幅高のフォロースルーは見られず、結局は米10月消費者物価指数(CPI)後の戻り高値142.48円を超えられませんでした。買い手も売り手も戦意喪失気味かもしれません。 きょうは日本が勤労感謝の日の祝…

FX/為替「ドル/円、テクニカル要因主導の動きへ 142.48円の攻防に注目」 外為どっとコム トゥデイ 2022年11月22日号

昨日のドル/円は終値ベースで約1.2%上昇。中国のコロナ規制再強化の動きを警戒してドル買いが優勢となった。日米の祝日を控えたドル売りポジション解消の観測も相まって142.25円前後まで上伸した。日足一目均衡表の雲下限が強いサポートとして意識されたこ…

トルコリラの焦点「24日の中銀会合は利下げ予想だが注目度低下!市場の関心は2023年の大統領・議会選の模様」FX予想

執筆:外為どっとコム総合研究所 神田 卓也 トルコ中銀の金融政策発表が24日に迫っている。市場では150bp(1.50%ポイント)の追加利下げが予想されており、政策金利はエルドアン大統領の要請に沿って9.00%に引き下げられると見られている。予想通りなら、…

FX/為替「ドル/円、140円挟んで方向感欠く展開」 外為どっとコム トゥデイ 2022年11月21日号

18日のドル/円は終値ベースで約0.1%の小幅高。週末を控えた持ち高調整と見られるドル売りに押されて139.60円台へと弱含む場面もあったが、一巡後は米長期金利の上昇を背景に140.42円前後まで持ち直した。ボストン連銀のコリンズ総裁が、インフレ抑制に向け…

FX/為替「ドル/円、堅調地合いを維持」 外為どっとコム トゥデイ 2022年11月18日号

昨日のドル/円は終値ベースで約0.4%上昇。前日に続き138円台後半で下げ渋ると、140円台へと切り返した。米連邦準備制度理事会(FRB)当局者のタカ派発言を受けて米長期金利が上昇する中、140.73円前後まで上値を伸ばす場面もあった。セントルイス連銀のブラ…

FX/為替「ドル/円、徐々にレンジへ移行」 外為どっとコム トゥデイ 2022年11月17日号

昨日のドル/円は終値ベースで約0.2%上昇。138.70円台まで下落する場面もあったが、140.20円台へと切り返すなど底堅く推移した。一方で、米10月小売売上高が予想を上回る伸びとなったにもかかわらず140円台に定着できず139円台へ押し戻されるなど上値は重か…

FX/為替「ドル/円、今年の上げ幅の38.2%押しに接近」 外為どっとコム トゥデイ 2022年11月16日号

昨日のドル/円は値動きの荒い展開。東京市場では140.62円前後まで上昇したが、欧州市場に入ると一転してドル売りに傾き140円台を割り込んだ。NY市場では米10月生産者物価指数(PPI)の鈍化を受けて137.67円前後まで急落したが、すぐに139円台へ切り返すなど…

アメリカ中間選挙(2022年)による「ねじれ議会」発生で浮上する様々なリスク  伊藤忠総研 髙橋尚太郎氏

米国で2022年11月8日に実施された米中間選挙では、民主党が予想以上に健闘する結果となった。民主党の支持率は夏場まで低迷していたが、その後持ち直した。この背景として、夏場以降は、国民生活に直結するガソリン価格がピークアウトし、国民不満が幾分和ら…

FX/為替「ドル/円、米金融政策巡り荒い動きが続く公算」 外為どっとコム トゥデイ 2022年11月15日号

昨日のドル/円は終値ベースで約0.8%上昇。米連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事が「利上げ停止までの道のりはまだ長い」と発言したことで、米10月消費者物価指数(CPI)の伸び鈍化をきっかけとした米長期金利の低下とドル安が一服した。ドル/円は、13…

トルコリラの焦点「ドル高・円安修正の余波でリラ安に」FX予想

先週のトルコリラ/円は10日、11日と週後半に続落。週明け14日には、7.440円前後まで下落して8月19日以来の安値を付ける場面もあった。ドル高修正の動きでドル/円が146円台から138円台へと反落した影響が大きかったようだ。10日の米10月消費者物価指数(CPI)…

FX/為替「ドル/円、休場明けの米債動向がカギに」 外為どっとコム トゥデイ 2022年11月14日号

11日のドル/円は2カ月半ぶりに138円台半ばへと続落。東京市場では142円台へと持ち直す場面もあったが、海外市場では8月31日以来の138.46円前後まで反落した。10日に発表された米10月消費者物価指数(CPI)が予想を下回る伸びとなったことで米連邦準備制度理…

FX/為替「ドル/円、売られ過ぎの領域からどこまで戻せるかが焦点」 外為どっとコムトゥデイ 2022年11月11日号

昨日のドル/円は終値ベースで約3.7%の大幅下落。一時は9月5日以来の安値となる140.19円前後まで下値を広げた。米10月消費者物価指数(CPI)の伸びが予想以上に鈍化したことで米連邦準備制度理事会(FRB)が利上げペースを緩めるとの観測が高まった。もっと…

FX/為替「ドル/円は147円台回復か再び145円台か 米10月CPIがカギに」 外為トゥデイ 2022年11月10日号

昨日のドル/円は終値ベースで約0.5%上昇。東京市場で145.10円台へと弱含む場面もあったが、NY市場では146.79円前後まで反発した。米中間選挙が予想外の接戦となったことで、野党・共和党の議会支配によってドルが下落するとの見方に修正が入った。ジョージ…

FX/為替「ドル/円、145円台前半のサポート巡る攻防」 外為トゥデイ 2022年11月9日号

昨日のドル/円は終値ベースで約0.6%下落。米長期金利の低下を受けて一時145.31円前後まで下値を広げ10月27日以来の安値を付けた。この日投票が行われた米中間選挙で野党・共和党が下院を制し、政権と議会の「ねじれ」が生じることで、財政支出が抑えられる…

FX/為替「米中間選挙は「ねじれ」確実 ドルへの影響は?」 外為トゥデイ 2022年11月8日号

昨日のドル/円は終値ベースでほぼ横ばい。147.50円台まで強含む場面もあったが、欧州通貨に対するドル売りが強まると146.00円台へと反落した。ただ、売り一巡後は米長期金利が上昇に転じたこともあって146円台後半に持ち直すなど、終日不安定な値動きが続い…

トルコリラの焦点「トルコ大統領の利下げ継続路線揺るがず!IMFは利上げを勧告するも…」FX予想

執筆:外為どっとコム総合研究所 神田 卓也 国際通貨化基金(IMF)は4日、トルコに対し「中央銀行の独立性を強化するとともに、政策金利を早期に引き上げることを勧告する」と表明。「これらはインフレをより永続的に低減するのに役立つ上に、外貨準備高のバ…

FX/為替「中国ゼロコロナ維持 リスクオフのドル買いと円買い交錯へ」 外為トゥデイ 2022年11月7日号

4日のドル/円は終値ベースで約1.1%下落。中国人民元に対するドル安の影響や、週末を控えた持ち高調整のドル売りなどを背景に146円台半ばまで大きく軟化した。米10月雇用統計は強弱入り混じる内容で、ドルの下落を止めることはできなかった。もっとも、5日に…

FX/為替「ドル/円、FOMC消化難 米雇用統計に強く反応する見込み」 外為トゥデイ 2022年11月4日号

昨日のドル/円は終値ベースで約0.2%上昇。米連邦準備制度理事会(FRB)の金融引き締めが長期化するとの観測で米長期金利が上昇する中、ドルが全面高となった。一方で、米国株が長期金利の上昇を嫌気して続落する中、円はドル以外の通貨に対して上昇。クロス…

FX/為替「ドル/円はFOMCで145円~147円の乱高下。パウエルFRB議長、今後の利上げは『これまでよりゆっくりと、しかし想定より長く』」 外為トゥデイ 2022年11月3日号(短縮版)

今回発表されたFOMC声明には「将来の利上げペースを決めるにあたり、累積した金融引き締め、金融政策が経済活動やインフレに影響を与える時間差、経済・金融情勢を考慮する」との文言が新たに付け加えられました。 これまでは、「なにが何でも利上げを続ける…

FX/為替「ドル/円、12月利上げ減速の示唆を巡りFOMCに関心集中」 外為トゥデイ 2022年11月2日号

昨日のドル/円は終値ベースで約0.3%下落。147円台を割り込む場面もあったが、米経済指標の堅調な結果を受けて下げ幅を縮小すると148円台を回復した。米9月JOLT求人件数は予想外に増加したほか、米10月ISM製造業景況指数は市場予想を上回った。米連邦公開市…

アメリカ中間選挙2022年の行方は?為替市場への影響とドル円の見通しは? ~歴史的なドル高に歯止め~ 桂畑誠治氏

米国では2022年11月8日に中間選挙が行われる。バイデン政権の実施してきた政策に対して、米国民から審判を受ける。 世論調査によると、中間選挙で有権者の最も関心のある問題は経済・インフレとなっているほか、連邦政府が取り組むべき米国の課題として、重…