豪ドル円
本日は豪州に注目経済指標発表の予定はない。市場の注目は今夜21:30に発表される米8月雇用統計に集まっているため、それまでは様子見ムードが強く小動きとなりそうだ。 今夜の米雇用統計の結果が ①良好と捉えられた場合。米国の大幅利上げ観測への思惑がさら…
昨日のドル/円は小幅続伸。ユーロ圏8月消費者物価指数(前年比)が過去最高の伸びを記録すると欧州債利回りにつれて米長期金利にも上昇圧力がかかったことから139.00円前後まで強含んだ。今朝は139.20円台へと上昇しており、7月に付けた24年ぶり高値の139.39…
本日東京時間は中国の8月Caixin製造業購買担当者景気指数(PMI)に注目したい。昨日発表された中国国家統計局が集計する製造業PMIは49.4と好不況の境目と言われる50.0を2カ月連続下回った。Caixinの製造業PMIも50.0を下回ることとなれば、中国の景気減速懸念…
昨日のドル/円は終値ベースで0.1%未満の小幅高。一時は138.06円前後まで下落したが、米7月JOLTS求人件数と米8月消費者信頼感指数がいずれも予想を上回ると、約1カ月半ぶりに139.07円前後まで上昇した。ただ、139円台では戻り売り圧力が強く138円台後半に押…
本日は豪国内に注目指標などの発表は予定されていない。そのため、国外の経済指標などの結果を受けた株価、コモディティ価格動向が豪ドル相場を主導することとなる。 東京時間には中国の8月製造業購買担当者景気指数(PMI)に注目したい。市場では49.2と好不…
昨日のドル/円は終値ベースで約0.9%上昇。1.1%高の139.00円付近まで上伸する場面もあった。パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が前週末のジャクソンホール会議でタカ派姿勢を強調したことによるドル買いの流れが継続している。本日は7月に付けた24年…
本日は豪7月住宅建設許可件数が発表される。元々、プラスマイナスの振れ幅が大きい指標である。さらに、昨日発表された豪7月小売売上高が予想を大幅に上回る結果となり、豪州の消費が高金利や物価高に負けない力強さを保っていることを証明した。そのため、…
26日のドル/円は終値ベースで約0.7%上昇。パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長がジャクソンホール会議で「物価の安定を回復するには、しばらくの間、制限的な政策スタンスを維持する必要がある」などとして金融引き締めの長期化を示唆すると137.54円前…
本日は豪7月小売売上高が発表される。2022年に入り堅調に推移していた豪小売売上高だが、6月はインフレやRBAの利上げの影響から消費意欲に陰りが見え始めた。本日発表される7月分は、前月比+0.3%の予想となっている。予想を下回った場合、特に前月比マイナ…
来週は29日に豪7月小売売上高が発表されます。市場では前月比+0.3%と消費は2022年最少の伸び率となった前月(+0.2%)から若干の改善を予想をしています。消費低迷の原因はインフレによる物価上昇と高金利。豪準備銀行(RBA)が上昇の止まらないインフレを抑…
昨日のドル/円は終値ベースで約0.5%下落。注目のパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長講演を控えて持ち高調整と見られる米債買い・ドル売りが優勢となった。米10年債利回りは前日比8bp(0.08%ポイント)低い3.02%前後まで低下。ドル/円は一時136.32円…
市場の注目は本日23時(日本時間)に予定されている、米ジャクソンホール会議でのパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演だ。パウエル議長の発言内容を見極めたいとの思惑から、方向感を見出し辛い状況となりそうだ。昨日、FRB高官からタカ派的な発…
昨日のドル/円は終値ベースで約0.3%上昇。欧州市場で一時136.10円台まで弱含む場面もあったが、NY市場では米長期金利の上昇を受けて137.24円前後まで反発した。原油や天然ガスなどの資源価格が上昇する中、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が明日…
本日、8月25日から米ジャクソンホール会議が開催される(~27日)。市場では26日に予定されているパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演が注目されている。パウエル議長の発言内容を見極めたいとの思惑から、「待ち」の様相が強く、方向感を出にく…
昨日のドル/円は6日ぶりに反落。米8月購買担当者景気指数(PMI)が悪化したことを受けて137円台半ばから急落すると、一時135.81円前後まで下落した。もっとも、売り一巡後は136円台後半へと値を戻している。米8月PMIの悪化で9月の75bp(0.75%ポイント)利上…
今週後半の米ジャクソンホール会議を控えて、市場では米連邦準備制度理事会(FRB)がタカ派姿勢を継続していくとの見方を強めている。これにより米ドル/円の堅調な推移が予想され、豪ドル/円の底堅い値動きに繋がりそうだ。 本日は英欧米の8月製造業/サービ…
昨日のドル/円は5連騰で1カ月ぶり高値へと上伸。欧州のエネルギー供給不安を背景とする株安を受けて136.69円前後まで軟化する場面もあったが、ユーロ/ドルが約20年ぶりの安値へと下落するなど欧州通貨安・ドル高が進行する中、対円でもドルが上昇すると137.6…
19日のドル/円は4日続伸。米長期金利の上昇を背景にNY市場で137.22円前後まで上伸した。米10年債利回りは、米連邦準備制度理事会(FRB)高官のタカ派発言などを受けて約1カ月ぶりに2.99%台へと上昇する場面もあった。ドル/円は、19日の上伸で日足一目均衡表…
今週は週後半に米ジャクソンホール会議が予定されている。市場では米連邦準備制度理事会(FRB)がタカ派姿勢を継続していくとの見方が強まっていることで、ドル円を中心に底堅い動きが予想される。 本日は中国の1年物/5年物ローンプライムレート(LPR)が公…
来週は豪、NZでは注目経済指標の発表がほぼありません。一方で、米国では8月25日~27日にジャクソンホール会議が開催されるほかにも、注目経済指標の発表が多数予定されています。各々の経済指標の結果を受けて米国の経済先行きに対する期待値の増減、ジャク…
昨日のドル/円は3週間ぶりに135円台後半へと上昇。欧州通貨に対するドル高が対円にも波及した。米長期金利が小幅に低下したにもかかわらず、ドル/円は7月28日以来の高値となる135.90円前後まで上値を伸ばした。世界的な景気後退(リセッション)への懸念がく…
昨日、豪7月雇用統計が発表されました。雇用者数変化は市場予想(+2.5万人)を大幅に下回る-4.09万人となった。雇用者数は予想外のマイナスという結果となったが、 ①失業率が3.4%と1978年に月次の統計を開始して以来、最低(一番良い状態)水準を更新したこ…
昨日のドル/円は1週間ぶりに135円台を回復。英7月消費者物価指数(CPI)の上振れを受けて世界的なインフレ圧力の強さが改めて意識され、米長期金利が上昇すると135.50円前後まで上伸した。ただ、NY午後に発表された米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録が想定…
本日は豪7月雇用統計が発表される。雇用者数変化の市場予想は+2.5万人、失業率は3.5%となっている。失業率は1978年に月次の統計を開始して以来、最低(一番良い状態)水準にある。更なる失業率の低下や予想を上回る雇用者数の増加が見られれば、9月6日のRBA…
昨日のドル/円は終値ベースで約0.7%上昇。欧米株高を受けて円売りが優勢となり、一時約1.0%高の134.69円前後まで上伸した。一部大手邦銀がマイナス金利適用の日銀当座預金残高に資金を預け入れたとの報道も円売り材料になったと見られる。 ドル/円は本日も…
本日は豪4-6月期賃金指数(WPI)が発表される。同期間の豪雇用統計が力強い結果だったことから、市場は「WPIが前期比+0.8%、前年比+2.7%と前回(+0.7%、+2.4%)から賃金が堅調に上昇している」と予想している。豪州は7月1日より最低賃金が5.2%上昇しているこ…
昨日のドル/円は終値ベースで約0.1%下落。米8月NY連銀製造業景気指数の大幅な悪化を受けて米長期金利が低下すると132.55円前後までドル安に振れたが、資源国通貨や欧州通貨に対してドルが強含む中、対円でもドルを買い戻す動きが強まり133円台を回復した。…
①中国の経済指標(小売売上高、鉱工業生産)が軒並み予想を下回った。 ②米NY連銀製造業景気指数の大幅悪化。 ③欧州を襲う熱波の影響から、欧州物流の大動脈であるライン川の水位が大幅に低下。大型船が航行出来ず、燃料などの輸送が滞り、欧州経済がさらに減…
12日のドル/円は終値ベースで約0.4%上昇。週末を控えた持ち高調整と見られるドル買いなどで一時133.89円前後まで上昇したものの、米10年債利回りの低下を受けて伸び悩むと133円台半ばで取引を終えた。週間では、米7月消費者物価指数(CPI)と米7月生産者物…
米国のインフレがピークアウトしたとの思惑が強まっていることで、米ドルの独歩高という状況は収まった。一方で、米連邦準備制度理事会(FRB)高官からは、大幅利上げ継続を示唆する発言が続いていることから、利上げ継続への期待が米ドルを支える一因となっ…
今週RBAは、市場の予想通り0.50%の利上げを行いました。これで0.50%利上げは3会合連続となりました。声明では「RBAは経済の安定を保ちながら、インフレを目標の2-3%に戻すことを高い優先順位をつける」としたほか、今後の利上げについて「あらかじめ決められ…
昨日のドル/円は下げ渋る展開。前日の米7月消費者物価指数(CPI)に続き、7月生産者物価指数(PPI)も伸び率が予想を下回ったことから131.70円台まで下落した。しかしその後は、インフレが鈍化しても米連邦準備制度理事会(FRB)は積極的な利上げを続けると…
米国のインフレがピークアウトしたとの思惑が強まったことで、米ドル買いの勢いに陰りが見え始めている。豪州は国内経済が堅調なことから「RBAの大幅利上げにも耐えられる」との思惑が根強い。そのため、豪ドルは対主要通貨で一番買われやすい立ち位置にいる…
昨日のドル/円は強保ち合い。134.60円台まで下落する場面もあったが下値は堅く、米長期金利が小幅に上昇する中で135.20円前後まで強含んだ。市場は本日発表される米7月消費者物価指数(CPI)に注目している。市場予想は前年比+8.7%となっており、6月の+9.1…
本日は注目の米7月CPIが発表される。6月中旬以降、原油などの資源価格が徐々に上値を切り下げていることから、市場は前月比+0.2%と前月(+1.3%)よりもインフレの勢いが鈍化すると予想している。 ①予想通り、もしくは予想以下となれば米連邦準備制度理事会…
昨日のドル/円は前週末比ほぼ横ばいの135円ちょうど付近で取引を終えた。米7月雇用統計の好結果を受けたドル買いの流れを引き継ぎ135.57円前後まで買いが先行したものの、海外市場では米長期金利が低下する中、134.34円前後まで反落した。ただ、NY市場終盤に…
5日のドル/円は米7月雇用統計の好結果を受けて135円台を回復した。米7月雇用統計は非農業部門雇用者数が予想の2倍以上となる52.8万人増を記録したほか、失業率は予想外に低下して過去50年で最低の3.5%に並んだ。平均時給も前年比+5.2%と予想を上回る伸びと…
本日は豪州や中国、欧米で為替相場に影響を与えそうな経済指標は予定されていない。 ①8月5日(金)に発表された米7月雇用統計は市場予想を大幅に上回る結果となり、米国の過度な景気減速(リセッション)懸念が後退。米大幅利上げ期待が再び高まり、市場のリ…
今週RBAは、市場の予想通り0.50%の利上げを行いました。これで0.50%利上げは3会合連続となりました。声明では「RBAは経済の安定を保ちながら、インフレを目標の2-3%に戻すことを高い優先順位をつける」としたほか、今後の利上げについて「あらかじめ決められ…
昨日のドル/円は終値ベースで約0.7%下落。中国軍が台湾東部沖に発射した弾道ミサイル5発が日本の排他的経済水域(EEZ)に落下した模様だと伝わるとリスク回避の円買いが強まった。一時134.55円前後まで上昇していたドル/円は、NY市場終盤に132.76円前後まで…
本日はRBA四半期金融政策報告が発表される。前回(5月)の報告でRBAは、インフレ率のトリム平均は4.75%でピークに達すると予想していたが、4-6月期の時点で4.9%と予想を大きく上回ってしまった。RBAがインフレ率見通しをどこまで上方修正するか注目したい。…
昨日のドル/円は終値ベースで約0.6%上昇。米下院議長の台湾訪問を巡り、中国が軍事演習で台湾領内に侵入したことが伝わると132.28円前後まで下落したものの、その後切り返して134.55円前後まで反発した。米7月ISM非製造業景況指数が予想に反して上昇したこ…
本日は豪6月貿易収支が発表される。5月は159.65億豪ドルの黒字と過去最高の貿易黒字を記録した。天然ガスや石炭などのエネルギー資源の輸出急増が大きく影響した。6月は天然ガスの価格が下がったことなど、5月と比べると貿易黒字額の縮小が予想されている。…
昨日のドル/円は2カ月ぶりの130円台前半まで下落したのち133円台前半へと急反発。台湾情勢を巡る米中対立への懸念からアジア株が軟調に推移する中、一時130.38円前後まで下落したが、NY市場では133.16円前後まで急激に上昇した。サンフランシスコ連銀総裁や…
昨日、複数の米連邦準備制度理事会(FRB)高官の発言から市場ではFRBが利上げペースを緩めるといった「過度の期待」が後退。米ドル/円を中心に過去数日続いた「円買い調整」相場は終わった可能性が出てきている。 本日は豪の注目経済指標の予定はない。一方…
本日はRBA政策金利が発表される。7月27日の豪4-6月期CPIの結果を受けて、市場では大幅利上げの織り込み度が若干後退した。それでも、0.50%利上げの可能性を8割方織り込んでいるため、RBAが3会合連続となる0.50%利上げを実施したとしても「想定の範囲内」と…
昨日のドル/円は131円台へと続落。景気後退(リセッション)を巡る懸念から米10年債利回りが約4カ月ぶりの2.5%台に低下する中、一時131.59円前後まで下落した。米7月ISM製造業景況指数は市場予想こそ上回ったものの2年ぶりの水準に低下。構成指数の新規受注…
29日のドル/円は終値ベースで約0.7%下落した。米国の景気減速懸念や利上げペース鈍化観測を背景にドル売りが継続。一時は前日比1.3%安の132.50円前後まで下値を拡大した。その後、米6月個人消費支出物価指数(PCEデフレーター)が約40年ぶりの高い伸びとな…
7月31日(日)に中国国家統計局が発表した、中国7月製造業購買担当者景気指数(PMI)は49.0だった。予想(50.3)と前回(50.2)を下回っただけでなく、好不況の分かれ目と言われる50.0を下回った。本日は中国7月Caixin製造業PMIが予定されている。中国は7月…
来週は8月2日(火)に豪準備銀行(RBA)理事会、政策金利の発表が予定されています。今週、7月27日に発表された豪4-6月期四半期CPIは前年比+6.1%と1-3月期(+5.1%)からインフレ率は急速に伸びましたが、予想(+6.3%)は下回りました。また、前期比が+1.8%と…