豪ドル円
昨日のドル/円は終値ベースで約1.1%下落。市場参加者が少なく薄商いの中で値動きが増幅された面もあるが、NY市場で下げ足を速めた。米失業保険継続受給者数が2月以来の高水準となったことで米長期金利が低下すると132.88円前後まで下値を拡大した。本日は20…
本日、豪ドルに大きな影響を与えそうな経済指標の発表がない。 ①豪州と交易関係の強い中国は今週、春節の連休となる。この間、延べ21億人が大移動するということで、中国経済活性化への期待が引き続き豪ドルを支える一因となる。 ②米連邦公開市場委員会(FOM…
前回(12月)の豪準備銀行(RBA)理事会の議事録を見ると、RBAは「金利据え置きも検討したが、正当化するデータが得られなかった」と示していました。RBAが金融政策を策定する際に特に意識しているものが、「インフレと労働市場のデータ」です。 1月19日に発…
昨日のドル/円は、日銀の緩和修正観測がくすぶる中で上値の重い展開となった。朝方の128.87円前後を高値に軟化すると一時127.70円台まで下落した。ただ、127円台では押し目買いも入り前日比0.4%安の128.44円付近で取引を終えた。本日は、日本12月消費者物価…
本日、豪州では主要な経済指標の発表がない。 昨日発表された豪12月雇用統計が市場予想を下回る結果となったことで、市場では「RBAが2月7日の理事会で利上げを見送るのでは?」との思惑が高まりつつある。これが豪ドルの上値を抑える一因となっている。また…
昨日のドル/円は値動きの荒い展開となった。日銀が緩和修正を見送り金融政策の現状維持を発表すると128円台半ばから131円台半ばへと急伸。しかしその後は戻り売りが優勢となり、欧州市場中盤には128円台へ押し戻された。NY市場に入ると複数の米経済指標の悪…
本日は豪12月雇用統計が発表される。 11月は労働参加率が過去最高となり、なおかつ失業率は低水準を維持。豪州の労働環境が依然として逼迫していることを示す結果となった。市場は本日発表される12月分では雇用者数が2.5万人増、失業率は3.4%を維持すると予…
昨日のドル/円は上値の重い展開。129円台前半へと強含む場面もあったが、日銀が大規模緩和の追加修正に動くとの観測がくすぶる中、127.99円前後まで反落した。NY市場の終値は0.3%安の128.17円前後だった。本日は日銀金融政策決定会合の結果次第で上下ともに…
本日は日銀金融政策決定会合が開催される。 日銀は、昨年12月の会合で長短金利操作(イールドカーブコントロール、YCC)政策の許容変動幅を拡大した。本日の会合では12月に続いて金融緩和策の更なる修正に動くかどうかが注目されている。また、金融政策の修…
昨日のドル/円は7カ月半ぶり安値の更新後に持ち直した。日銀の緩和修正を巡る思惑から127.23円前後まで下落して昨年5月以来の安値を付けた。しかしその後は米国勢不在の薄商いの中で買戻しが入り128.86円前後まで反発した。日銀の金融政策発表を明日に控えて…
本日は豪州と交易関係の強い中国の主要経済指標が複数発表される。 中国は2022年12月上旬からそれまで実施してきた厳格な「ゼロ・コロナ政策」の緩和を開始した。それに伴う形で、新型コロナの感染が急拡大し中国経済に混乱が生じた。これらの影響から本日発…
13日のドル/円は終値ベースで約1.1%下落。日銀の緩和修正期待で円買いが強まる中、127.44円前後まで続落して昨年5月30日以来の安値を付けた。本日は米国が休みとあって、投機的な円買いは勢いが鈍りそうだ。そうした中で、長期金利上昇に対する日銀の対応が…
来週は19日には豪12月雇用統計の発表があります。11月の結果は表1の通りです。 労働参加率は月次統計開始以来の最高を記録しましたが、雇用者数が大幅に増加したこともあり、失業率は過去最低水準をキープすることとなりました。豪州の労働市場が引き続きひ…
昨日のドル/円は、「日銀が大規模な金融緩和策に伴う副作用を点検する」との観測報道を受けた円買いと、米12月消費者物価指数(CPI)で米国のインフレが大幅に鈍化していたことを受けたドル売りを受けて大幅下落。昨年6月以来、約7カ月ぶりとなる128円台まで…
昨日は、2つの大きな材料が円高、ドル安要因となった。 ①東京時間に「日銀が大規模な金融緩和に伴う副作用を点検する」との観測報道が出たことで、市場は日銀が政策を修正するとの思惑が広がった。 ②NY時間に発表された米12月CPIは市場予想通り前年比+6.5%と…
昨日のドル/円は終値ベースで約1.1%下落。市場参加者が少なく薄商いの中で値動きが増幅された面もあるが、NY市場で下げ足を速めた。米失業保険継続受給者数が2月以来の高水準となったことで米長期金利が低下すると132.88円前後まで下値を拡大した。本日は20…
昨日発表された豪11月CPIは前月から加速。豪州のインフレがピークアウトしていないことを示唆した。他方で、豪11月小売売上高は前月比+1.4%と予想(+0.6%)を上回ったほか、10月分は+0.4%に上方修正された。11月分の小売売上高はブラックフライデーのセール…
昨日のドル/円は前日比0.3%高の132.24円前後で取引を終えた。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長によるタカ派発言を見込んで132.48円前後まで上昇したが、議長が金融政策に関する踏み込んだ発言を避けたことから伸び悩んだ。市場の関心は明日12日に…
本日は豪州の11月CPIと11月小売売上高が発表される。 月次CPIは豪四半期CPIの先行指標となる。10月にはインフレ続伸の予想に反して鈍化の兆しを見せた。過去1年間を見ると、月次CPIが2カ月連続で鈍化していたことはない。11月分の市場予想は+7.2%となってい…
昨日のドル/円は終値ベースで約1.1%下落。市場参加者が少なく薄商いの中で値動きが増幅された面もあるが、NY市場で下げ足を速めた。米失業保険継続受給者数が2月以来の高水準となったことで米長期金利が低下すると132.88円前後まで下値を拡大した。本日は20…
本日は豪州や豪州と交易関係の強い中国で主要な経済指標の発表は予定されていない。先ほど、12月東京都区部消費者物価指数(東京CPI)が発表された。日本全国CPIの先行指標となる東京CPIのコア指数(除生鮮)が予想(前年比+3.8%)を上回る+4.0%伸びとなった…
来週は久々に豪州の主要経済指標の発表が予定されています。11日には11月月次消費者物価指数(CPI)と11月小売売上高が発表されます。これらの指標は通常月末に発表されますが、年末ということもあり発表が延期されていました。 先進国のCPIを見てみると、米…
昨日のドル/円は終値ベースで約1.1%下落。市場参加者が少なく薄商いの中で値動きが増幅された面もあるが、NY市場で下げ足を速めた。米失業保険継続受給者数が2月以来の高水準となったことで米長期金利が低下すると132.88円前後まで下値を拡大した。本日は20…
本日は豪州や豪州と交易関係の強い中国で主要な経済指標の発表は予定されていない。市場の注目は今夜の米12月雇用統計に向いている。予想を上振れる結果となれば米連邦準備制度理事会(FRB)の引き締め政策が長期化するとの思惑が、予想を下振れればFRBが年…
昨日のドル/円は終値ベースで約1.1%下落。市場参加者が少なく薄商いの中で値動きが増幅された面もあるが、NY市場で下げ足を速めた。米失業保険継続受給者数が2月以来の高水準となったことで米長期金利が低下すると132.88円前後まで下値を拡大した。本日は20…
昨日、中国が豪州産石炭の輸入再開を許可したと報じられた。中国は新型コロナの起源を巡り豪州と対立し、2020年後半から国有企業などに「豪州産石炭の輸入を暫定的に停止するように」と口頭で指示をしていた。このため非公式ながら石炭の「禁輸」が続いてい…
主要通貨ペア(ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円、ポンド/円)について前営業日の値動きをわかりやすく解説し、今後の見通しをお届けします。 作成日時 :2023年1月4日9時00分執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也 目次 ▼3日(火)…
昨日発表された、中国12月Caixin製造業PMIが前月よりも低下していた。中国では11月後半から厳格なゼロコロナ政策を徐々に緩和していたが、これにより新型コロナの感染者数が急増。中国経済の混乱は中国と交易関係の強い豪ドルにとってはネガティブ材料となる…
主要通貨の日々の推移をわかりやすく解説し、今後の見通しをお届けします。
来週からはいよいよ2023年に突入します。国内のFX会社は1月2日から取引を開始するところが多いようです(※外為どっとコムのスケジュールはこちら)。昨年末から、「年明けにフラッシュクラッシュはありますか?」という質問を多くされました。特に来年は1月2…
昨日のドル/円は終値ベースで約1.1%下落。市場参加者が少なく薄商いの中で値動きが増幅された面もあるが、NY市場で下げ足を速めた。米失業保険継続受給者数が2月以来の高水準となったことで米長期金利が低下すると132.88円前後まで下値を拡大した。本日は20…
中国ーイタリア便の旅客のほぼ半数が新型コロナ陽性者だったことで、世界中に感染が拡大するとの懸念が浮上していた。しかし、この中から新たな変異株が検出されなかったことからリスクオフの巻き戻しになった。当面の間は中国の新型コロナに関する報道は材…
昨日のドル/円は終値ベースで約0.7%上昇。年末の接近に伴い薄商いが続く中、米債利回りの上昇を背景に134.50円前後まで強含んだ。米10年債利回りは11月半ば以来の3.89%前後まで上昇。米連邦準備制度理事会(FRB)の金融引き締めが長期化するとの観測に加え…
本日は12月29日。本日分から外国為替市場での直物為替取引(スポット取引)の決済日(バリューデート)が年明けとなる。そのため、海外勢の取引も理論上は過去新年モードとなり、過去2週間ほどと比べると活性化されそうだ。ただ、本日は経済指標等のあらかじ…
昨日のドル/円は、米長期金利の上昇を受けて1週間ぶりに133.59円前後までドル高・円安が進んだ。中国がコロナ対策の出入国規制を撤廃することで、インフレが再加速するとの観測が高まり世界の債券利回りが上昇した。本日も米長期金利の動向がドル/円のカギに…
本日は12月19-20日に開催された、日銀金融政策決定会合の主な意見が公表される。この会合ではイールドカーブコントロール(YCC)の許容変動幅拡大が決定されたため、市場の注目が集まっている。黒田日銀総裁は会合後の定例記者会見では、「出口政策の第一歩…
本日は英国連邦勢(英、加、豪、香港など)がボクシングデーで祝日休場となる。アジア時間はクリスマス休暇明けの欧米勢の動きを見極めたいとの思惑から、様子見ムードが強くなりそうだ。 中国当局は26日に新型コロナの感染症分類を2023年1月8日から、より危…
昨日のドル/円は、本邦実需勢のドル売り観測で132.30円台に弱含んだものの、その後は132円台後半へと緩やかに持ち直した。日本以外のほとんどの海外市場が休場とあって動意は薄かった。本日は米国が連休明けでNY市場は再開するが、英国は引き続き休日のため…
23日のドル/円は終値ベースで約0.3%上昇。米長期金利の上昇を受けて133.14円前後まで上値を伸ばす場面もあった。米11月個人消費支出物価指数(PCEデフレーター)は食品とエネルギーを除いたコア指数が前年比+4.7%となり予想(+4.6%)を上回った。伸びが鈍…
本日は欧米諸国がクリスマスの振替休日で祝日休場となる。アジア時間も、オセアニア、香港、シンガポールなど、東京以外の主要市場が祝日休場となっている。市場参加者が大幅に減少していることから、ボラティリティが低く、インターバンクでのスプレッドが…
来週は26日がクリスマスの振り替え休日で欧米勢はほぼお休み。27日はボクシングデーで英国連邦諸国がお休みとなります。そのため、外国為替市場に参加者が戻ってきて本格的に動き出すのは28日以降となりそうです。 豪州、NZでは、主要な経済指標の発表が予定…
主要通貨の日々の推移をわかりやすく解説し、今後の見通しをお届けします。
昨日は、予想を上回る米経済指標の結果を受けて米株価指数が大幅に下落。リスクマインドに敏感な豪ドルは株価の下落に連れて売られることとなった。 本日も昨日同様に豪州の経済指標の発表はなく、米国の経済指標の結果を受けて、市場のリスクセンチメントの…
昨日のドル/円は終値ベースで約0.5%上昇。日銀によるイールドカーブ・コントロール(YCC)の上限金利引き上げで大幅に下落した前日の反動から、132.52円前後まで自律的に持ち直した。オプション市場ではドル/円の1週間物予想変動率が低下。年内の重要イベン…
昨日は、米12月消費者信頼感指数が今年の4月以来の好水準となり、米国の景気後退懸念が和らぎ、米国株価指数が上昇した。豪ドルは資源国通貨としての一面があるため、この米国の消費者心理の改善は豪ドルを支える要因となった。 本日は、豪州の経済指標の発…
昨日のドル/円は終値ベースで約3.8%の大幅安となった。日銀がイールド・カーブ・コントロール(YCC)の長期金利上限を引き上げたことで円が急騰。一時130.58円前後まで下落して4カ月半ぶりの安値を付けた。黒田日銀総裁はYCCの金利上限引き上げについて、金…
昨日、日銀がイールドカーブコントロール(YCC)の下での長期金利の許容変動幅拡大を発表した。日銀、黒田総裁は否定しているが、これは事実上の金融引き締めと市場は受け止めた。この影響から政策変更後は日本円の全面高となっている。 本日は、この日銀の…
昨日のドル/円は終値ベースで約0.1%の小幅高。政府・日銀が共同声明の改定を検討する方針と伝わり、大規模緩和の修正観測が広がると135.70円台まで下落したが、松野官房長官がこれを否定すると反発した。欧米市場では米長期金利の上昇を背景に137円台を回復…
本日は12月6日に開催されたRBA金融政策会合の議事要旨が公表される。豪11月月次CPIが予想外の低下を示していたことや、小売売上高が悪化したことなどをRBAがどう評価しているのか。今後の利上げのペースなどに言及があったのか確認したい。 昨日はドイツの経…
16日のドル/円は終値ベースで約0.8%下落した。週末を控えた薄商いの中で一時136.30円前後まで軟化。NYクローズにかけては欧米株安によるリスク回避のドル買いで136円台後半へと持ち直したが、137円台の回復には至らなかった。その後、週末17日に「2%物価上…