豪ドル円
昨日、RBA理事会の議事要旨が公表された(3月7日開催分)。「インフレ鈍化の為にはさらなる金融引き締めが必要」と長引くインフレに対して引き続き警戒感を示した。一方で、「次回会合で利上げ休止について再検討する」との文言が入っていた。このRBA理事会…
ドル/円は、欧米の金融システム不安がくすぶっており、リスク回避の円買いから一時130.54円前後まで下落しました。その後は、買い戻しが優勢となり131.40円台まで切り返すも上値の重い展開は続いています。
17日のドル/円は終値ベースで約1.5%下落した。欧米の金融不安が高まる中、週末を控えた持ち高調整の動きも相まって断続的にドル売り・円買いが流入。NY市場では2月14日以来の安値となる131.56円前後まで下落する場面もあった。 経営不安が高まっていたスイ…
スイスの金融大手クレディ・スイス問題は、スイス政府の仲介もあり同国の金融大手UBSが買収することとなった。これにより過度の警戒感が後退し、豪ドル/円は88円台後半まで買い戻されている。 本日は豪ドル相場に影響を与えそうな経済指標の発表が予定されて…
では豪州(RBA)に対してはどうでしょうか?RBAは3月7日の理事会で前回(2月)の会合の声明に追加した「今後数カ月にわたって金利を引き上げる必要がある」といった文言を「金融政策の更なる引き締めが必要」とタカ派度を弱めました。この時点では豪州のイン…
昨日のドル/円は1カ月ぶり安値から切り返す展開。欧米金融機関の経営不安がくすぶる中でも欧州中銀(ECB)が大幅利上げを継続したことで市場心理が悪化すると131.71円前後まで下落した。しかし、NY市場に入り、預金流出に直面していた米地銀ファースト・リパ…
本日は豪州の経済指標発表は予定されていない。 昨日発表された豪雇用統計は、豪州の経済指標の中では注目度が高かったが、結果に対する市場の反応はほとんどなかった。現在の市場の関心は、欧米金融システム不安であり、それに伴う米連邦準備制度理事会(FR…
ドル/円は、132円台半ばをサポートに底堅い展開。クレディ・スイスを巡る信用不安から133.22円前後から132円台へ急落など不安定な値動きとなっていますが、132.50円付近をサポートに底堅く推移しています。
昨日のドル/円は欧州市場で急落。アジア市場は米シリコンバレー銀行(SVB)の破綻を巡る懸念が和らぐ中で135.11円前後まで上昇したが、欧州市場に入りスイス大手銀行クレディ・スイスの経営不安が台頭すると132円台へと一気に下落した。NY市場序盤には米2月…
本日は豪2月雇用統計の発表が予定されている。 RBAは今月7日の理事会で0.25%の利上げを実施したが、声明では「今後数カ月にわたり金利を引き上げる必要」という文言が、「金融政策のさらなる引き締めが必要」に置き換わっていた。これは豪州の雇用者が12月、…
ドル/円は、135.11円前後まで上昇し堅調推移でしたが「クレディ・スイスグループの筆頭株主が追加支援を否定」との報道を受け市場はリスクオフモードとなりました。一時133.39円前後まで下落しました。
主要通貨ペア(ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円、ポンド/円)について前営業日の値動きをわかりやすく解説し、今後の見通しをお届けします。 作成日時 :2023年3月15日9時00分執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也 目次 ▼14日(火…
昨日は、米金融システムへの過度の不安が和らいだことで、米国株を中心に株価指数が上昇。リスクマインドに敏感な豪ドルも買いが優勢となった。注目の米2月消費者物価指数(CPI)は市場予想と同じ前年比+6.0%となった。米2月CPIコア(除食品)の前月比が+0.5…
ドル/円は、一時134.33円前後と昨日安値132.29円前後から2円ほど上昇しました。その後は、今夜21時30分に発表される米2月CPIの発表を控えて様子見ムードとなり伸び悩んでいます。
昨日のドル/円は米長期金利の低下を背景に一時132円台へと下落した。米シリコンバレー銀行(SVB)の破綻を受けて来週21-22日の連邦公開市場委員会(FOMC)では利上げが見送られるとの観測が広がる中、ほぼ1カ月ぶりに132.29円前後まで下値を拡大。その後は買…
米シリコンバレー銀行が破綻したことを受けて、市場は米金融システムへの懸念を高めている。米連邦準備制度理事会(FRB)による急激な利上げが原因とされており、3月の米連邦公開市場委員会(FOMC)では利上げが一時中断されるとの見方も浮上している。 本日…
10日のドル/円は一時134円台前半へと大幅に下落。米2月雇用統計で平均時給の伸び率が予想を下回ったことや、新興テクノロジー企業を主要取引先とするシリコンバレー銀行(SVB)の破綻を受けて米長期金利が急低下したためドル安・円高が進んだ。米連邦準備制…
前述した通り、3月7日に開催されたRBA理事会では、0.25%の利上げが実施されました。声明を見ると、前月から新たに加わった「今後数カ月にわたり金利を引き上げる必要」といった見方が、「金融政策のさらなる引き締めが必要」に置き換えられていました。市場…
ドル/円は、黒田日銀総裁最後の記者会見後は、調整売りが入り136.09円前後まで下落しました。その後は再び上昇に転じ、一時136.99円前後と本日高値を更新しています
昨日のドル/円は終値ベースで約0.9%下落。米新規失業保険申請件数が予想以上に増加したことで次回3月の連邦公開市場委員会(FOMC)での50bp(0.50%ポイント)利上げ観測が急速に後退すると一時136円台を割り込んだ。米国の雇用市場に軟化の兆しが出始めた…
本日は東京時間には日銀金融政策決定会合、NY時間には米2月雇用統計が発表される。 日銀会合は黒田日銀総裁の下での最後の会合となる。市場は、黒田総裁が置き土産として「長短金利操作」(イールドカーブ・コントロール、YCC)を撤廃をする可能性を警戒して…
ドル/円は、一時136.07円前後まで下落し、軟調に推移しました。明日10日の日銀金融政策決定会合と米2月雇用統計を控えて調整圧力が強まっています。
昨日のドル/円は一進一退の展開。東京市場でドル買い・円売りが先行すると約3カ月ぶりに137.91円前後まで上昇したが、138円の節目を超えられずに失速するとNY市場では136.47円前後まで下押しした。しかし、売り一巡後は137円台前半に買い戻されて結局は小幅…
本日は中国の2月消費者物価指数(CPI)が発表される。市場はCPIが前年比+1.9%と、前月(+2.1%)から鈍化を予想している。中国は先日5日に開幕した中国全国人民代表大会(全人代)で2023年のGDP成長目標を5.0%前後と前年の5.5%と比べて控えめとも受け取れる目…
ドル/円は、137.60円台がレジスタンスと意識され上値が重たい展開となっています。一時137.35円前後まで下落しました。
ドル/円は、137.91円前後まで上昇後は調整局面となり、一時137.44円前後まで下落しています。その後は、再び上昇に転じ137.60円台で推移しています。
前日欧州時間から本日アジア時間のマーケット動向と個人7資家動向をまとめました。市場参加者の動向を確認し、FX取引をする上での情報としてお役立てください。
主要通貨ペア(ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円、ポンド/円)について前営業日の値動きをわかりやすく解説し、今後の見通しをお届けします。 作成日時 :2023年3月8日9時00分執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也 目次 ▼7日(火)…
昨日、RBAは市場予想通り0.25%の利上げを実施した。声明では「月次インフレ指標ではインフレがピークに達したことを示唆」としたほか、前回声明文に加わった「今後数カ月にわたり金利を引き上げる必要」という文言が「金融政策のさらなる引き締めが必要」に…
ドル/円は、一時135.54円前後まで下落しましたが、その後は切り返して136.03円前後まで上昇しました。パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長議会証言待ちで方向感のない値動きが続いています。
ドル/円は、一時135.59円前後まで下落し本日安値を更新。本日24時からのパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の議会証言を控えて上値が重く軟調となっています。
前日欧州時間から本日アジア時間のマーケット動向と個人7資家動向をまとめました。市場参加者の動向を確認し、FX取引をする上での情報としてお役立てください。
主要通貨ペア(ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円、ポンド/円)について前営業日の値動きをわかりやすく解説し、今後の見通しをお届けします。 作成日時 :2023年3月7日9時00分執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也 目次 ▼6日(月)…
本日、RBA理事会が開催される。市場はRBAが3.60%へと0.25%の利上げを実施すると予想している。豪州1月月次CPIは前年比+7.4%と12月(+8.4%)からインフレは大きく鈍化したように見える。しかし、12月は季節的な要因でインフレが急伸したこと、11月の月次CPIは…
ドル/円は、一時136.14円前後まで上昇し本日高値を更新した。その後は、135.91円前後まで押し戻されるも再び136.09円前後まで上昇し堅調。
ドル/円は、一時135.36円前後まで下落するも135円台前半では押し目買いが優位となり135.97円前後まで切り返しています。しかし、136.00円付近では伸び悩む展開が続いています。
3日のドル/円は135円台へと反落。週末を控えて米長期金利が低下する中、持ち高調整と見られるドル売りも相まって136円台を割り込んだ。米2月ISM非製造業景況指数は予想を上回ったが、ドル買いの勢いは鈍かった。なお、先週一時4.09%付近まで上昇した米10年…
本日、欧州時間にユーロ圏1月小売売上高が発表される。市場予想は前月比+1.5%となっている。先週発表されたユーロ圏のCPIを見るとユーロ圏のインフレ鈍化のペースが落ちてきているようだ。このため、欧州中央銀行(ECB)による金融引き締めが長期化するとの…
3月7日には豪準備銀行(RBA)の金融政策会合(理事会)が開催されます。前回2月の会合では、それまでの声明にはなかった「今後数カ月にわたり金利を引き上げる必要」といった見方が示されました。その後、ロウRBA総裁は議会証言でも同様の発言をしています。…
ドル/円は、米長期金利の低下に伴い一時136.11円前後まで下落しました。その後136.30円台まで反発するも上値は重く136.08円前後まで下落しています。
ドル/円は、136円台後半の上値が重い展開。一時136.22円前後まで下落した。その後は136.40円台へ反発しているが再び136.20円台に下落と軟調推移。
昨日のドル/円は一時137円台に上昇。米長期金利の上昇を受けて断続的に買いが入り、米新規失業保険申請件数の減少と米10-12月期非農業部門単位労働コスト(生産単位当たりの報酬)・改定値の上方修正が発表されると、およそ2カ月半ぶりに137.10円前後まで上…
3月1日に中国国家統計局が集計・発表した中国2月非製造業PMI(サービス業PMIの代替指標)は56.3と市場予想予想、前月を共に上回り(54.9、54.4)2021年3月以来の高水準を記録した。中国は12月にゼロコロナ政策を実質的に解除したことで、景気が急激に回復し…
昨日のドル/円は一昨日に続いてほぼ横ばいの136.20円台で終了。ユーロや中国人民元の急伸でドルが下落した影響から135円台前半まで軟化したが、米10年債利回りが一時約4カ月ぶりに節目の4.0%を超えて上昇すると136円台を回復した。注目された米2月ISM製造業…
昨日発表された豪10‐12月期国内総生産(GDP、前期比)は+0.5%で、予想(+0.8%)や前回(+0.7%)を下回る結果となった。経済成長は5期連続となったが、成長率は2期連続で低下。全体的には豪経済が減速していることを示す内容だった。この結果を受けて市場は豪…
昨日のドル/円は137円目前で失速するとほぼ横ばいで取引を終えた。米長期金利の上昇を受けて昨年12月20日以来の136.92円前後まで上昇したが、米2月消費者信頼感指数の予想外の悪化で135.72円前後へ反落。その後、前日終値と同水準の136.20円台へと買い戻され…
本日は豪10-12月期国内総生産(GDP)と豪1月月次CPIが発表される。前回(7-9月期)の豪四半期GDPは前年比+5.9%となり、個人消費や輸出が豪州経済を支えていることを示した。一方で、高金利や高インフレが個人消費に影響を与え始めていることも示していた。豪…
ドル/円は、136.85円前後の高値更新後は伸び悩んでいる。一時136.61円まで下落するもその後は136.75円前後へ切り返すなど方向感を模索する展開となっている。
昨日のドル/円は上昇一服。朝方に136.55円前後へ上昇して約2カ月ぶりの高値をわずかに更新したもののドル買いは続かなかった。その後、米1月耐久財受注の下振れを受けて一時136円台を割り込むなど、NY市場でもドルの上値は重かった。もっとも、下値では押し…
本日は豪1月小売売上高が発表される。12月分は前月(11月)のブラックフライデーセールが好調だった反動や、高金利、高インフレの影響から前月比-3.9%と大幅な減少となった。市場は1月の豪消費は+1.5%と回復を予想している。豪州のインフレは依然として上昇…