短期トレード即効チャージ
本日は英3-5月雇用統計が発表される。英国のインフレ率にピークアウトの兆しがまだ見られないことから、英雇用統計の結果が弱かった場合は「英経済がインフレに耐えられない」との思惑からポンドは売られることとなりそうだ。 また、本日はベイリーBOE総裁の…
先週末と昨日に発表された米経済指標の結果を受けて、加熱しすぎた米連邦準備制度理事会(FRB)による1%利上げ期待が冷まされている。これによって大きく買われていた米ドルの調整売りが持ち込まれ、豪ドルは対米ドルで大きく反発。豪ドル/円は底堅い動きと…
豪6月雇用統計は予想を大幅に上回る結果。筆者の事前予想は大外れとなった。この豪雇用統計の結果を受けて、RBAが8月の理事会で利上げ幅を拡大するとの思惑が強まっている。アメリカでは今月1%の利上げを実施する可能性が浮上(昨日よりは市場の折り込み度…
本日は豪6月雇用統計の発表が予定されている。前月の豪雇用統計は質・量ともに良い結果となり、豪州の国内経済が堅調に成長していることを印象付けた。既に労働参加率と失業率は観測史上一番良い状態(高い労働参加率と低い失業率)であることから、今回は量…
本日の注目経済指標は米6月CPIとなる。前日には「偽のリーク情報」がオンライン上で拡散し、米労働省が「情報は偽物。正式発表を待て」と異例声明を発表するなど、これまで以上に注目度が増している。市場予想通り(前年比+8.8%、前回+8.6%)インフレが上伸…
欧州をはじめとした世界経済の減速懸念、上海で新型コロナ対策の大規模な制限再導入による経済混乱への懸念など、懸念だらけでリスクオンになれない。 本日は欧米の注目経済指標が多数予定されている。 特に米国の6月CPIは昨日「偽のリーク情報」がオンライ…
①欧州では天然ガスをはじめとしたエネルギーの供給ひっ迫への懸念 ②中国での新型コロナの感染再拡大による制限再導入への懸念 これらの懸念により市場はリスクオフの姿勢を強めている。豪ドルは主要通貨の中では売られやすい状況となっている。市場がリスク…
現時点での為替相場を動かす材料は主に2つ。①7月8日の米6月雇用統計の強い結果を受けた、米経済後退懸念の緩和。これにより米ドルは買われやすい状況。②黒田日銀総裁による日銀の金融緩和継続発言。これにより円は売られやすい状況。今朝、米ドル/円が24年…
金曜日(7月8日)に発表された、米6月雇用統計が予想を上回る強い結果となり、米国の経済後退懸念が和らいでいる。一方で、欧州では天然ガスをはじめとしたエネルギー逼迫懸念が根強く、ユーロは対米ドルで売られやすい。ユーロ/米ドルは世界一取引高のある…
昨日(7月7日)、ついにジョンソン首相が辞任を表明した。とは言っても、後任が決まるまでは首相のポストに留まるとのこと。ポンドは政治不安が払しょくされたことで買われたが、これ以上このネタは材料にならないだろう。 本日は米6月雇用統計の発表が控え…
本日は米6月雇用統計が発表されることから、それまでは様子見ムードが強く方向感が出にくいことが予想される。米国の経済指標だが、「弱い」と受け止められれば、米経済減速(リセッション)懸念が強まる。その場合、資源需要の減退が連想されることから、豪…
欧州が年内にリセッション入りするとの懸念が強く、リスク回避の米ドル、日本円買いとなっている。本日は豪5月貿易収支が発表される。前月よりも、貿易黒字が増加する予想となっている。欧州をはじめとした世界経済減速への警戒感が高まっているため、資源国…
昨日(7月5日)、スナク財務相とジャビド保健相が辞任した。政府関係者の辞任はこの2人に止まらず、与党・保守党の副議長や事務次官など、約10人に上る(さらに増える可能性も)。辞任の理由は、「これ以上、ジョンソン首相を信用できない」というもの。世論…
昨日は欧州が年内にリセッション入りする可能性が高まったと、リスクオフの米ドル買い・日本円買いとなった。豪ドルはRBAが0.50%の利上げを実施し、次回会合(8月2日)も大幅利上げの可能性を残したが、材料出尽くしの豪ドル売り、と前述のリスクオフの動き…
昨日は「バイデン米大統領が今週中にも対中国関税の引き下げを発表する可能性」との一部報道が、中国と交易関係の強い豪ドル買い一因となった。 本日は注目のRBA政策金利が発表される。 第1の注目は政策金利の利上げの幅 ①他主要国を見るとインフレは収まっ…
弱い米経済指標の結果を受けて、米国の景気減速懸念が強まっている。それにより、「米国の利上げ幅が予想したほどでもない」との思惑が台頭し、米長期金利利回りが低下している。この結果、日米の金利差が材料視されて、ドル高・円安基調だった為替相場に調…
米国の弱い経済指標の結果を受けて、米景気減速懸念が強まり、米国の大幅な利上げ観測が後退。米長期金利利回りが低下したことで米ドル/円が下落。これに世界的な景気減速懸念による資源需要減退予想も加わり、資源国通貨の豪ドルにとって厳しい状況となって…
米国の景気減速懸念が株価の下落を誘っており、リスクオフの米ドル買い・円買いを促している。また、前日の米経済指標の結果を受けて、米インフレがピークアウトした可能性も出てきたことから、利上げ幅が予想ほど大きくならないとの思惑に繋がり、円が対米…
米国のインフレがピークアウトしたとの観測と米経済の減速懸念により、米国の大幅な利上げ観測が後退。月末のリバランスで米ドルが売り戻されたことも、米ドル/円が下落した一因だろう。米ドル/円の下落の影響から豪ドル/円も93円台半ば~後半で上値の重い動…
米国のインフレ退治最優先の姿勢が全般的なドル高を招いており、米ドル中心の相場は続きそうだ。 英国では本日2022年1-3月期のGDP確報値が発表される。速報値通りの結果であればポンド相場への影響は薄くなる。一方で速報値と乖離していた場合、特に下方修正…
「米国の金融引き締めは加速」といった思惑が強まり、米国経済の減速懸念が強まっている。それにより、資源国通貨である豪ドルは上値が重い状況だ。一方、中国では習近平・中国国家主席がゼロコロナ政策の堅持を表明した。これにより「中国は今後もロックダ…
本日は豪5月小売売上高が発表される。このところの豪ドル相場を主導していたのは、米国や世界経済の見通に対するリスクマインドの増減だった。この状況は変わらないことから、豪小売売上高の結果に対する反応は一時的なものとなりそうだ。 昨日の米国時間は…
本日も豪州や中国の経済指標の発表は予定されておらず、欧州や米国の景気への期待の増減が豪ドル相場に大きく影響を与えることとなりそう。そのため東京時間は材料待ちとなり、豪ドル/円は方向感を見出しにくくなりそうだ。本日の注目材料は2つ。米6月消費者…
米国のインフレがピークに達した可能性を示す経済指標の結果が出た。一方で、ポンドは英4月CPIが過去40年で最大の伸び率を記録し、小売売上高は前月比で縮小という結果となった。インフレの急伸が市民の消費行動を制限させているのが見て取れる。そのため、…
6月24日(金)に発表された米6月ミシガン大消費者態度指数(確報値)は下方修正され過去最低を記録。米国の経済後退を印象付ける結果となった。一方で、同時に発表された、同指数の期待インフレ率が速報値よりも下方修正されていた。これは、「米国のインフ…
欧米をはじめとした景気後退懸念が遂に材料視され始めた。これまでも、各国が利上げを続ければ景気が後退することは周知の事実であった。ただ、長引くウクライナ戦争の影響もあり、各国のインフレが高止まりしている。そのため、日本を除く主要国中央銀行が…
世界経済の減速、後退懸念が資源国通貨である豪ドルの上値を抑える状況が続いている。豪州国内の景気がいくら堅調な回復を見せていても、世界経済の減速によって資源需要が減退。ゆくゆくは豪州の輸出減に繋がり、豪経済に悪影響を与えるとの考え方からだ。 …
昨日は、米国の債券利回りが大幅に下落したことで米ドル/円が下落。さらに、米政権によるガソリン免税の可能性が意識され、原油価格が大幅に下落したことで資源国通貨である豪ドルは主要通貨の中では弱い部類に入り、豪ドル/円は一時93円台まで下げ幅を広げ…
昨日はロウRBA総裁の発言や6月7日開催のRBA理事会議事要旨が公開された。「市場の行き過ぎた利上げ幅拡大期待を冷ましたい」そんな印象を受ける内容となった。確かに、常時であれば主要国が毎会合0.5%ずつ利上げするのは考えにくい。ただ、欧米で大幅利上げ…
本日は6月7日に開催されたRBA理事会の議事要旨が公表される。市場予想(0.25%)を上回る0.50%利上げをした背景、そして政策金利の先行き見通しについて注目したい。市場は既に7月5日の理事会で0.50%利上げを織り込んでいる。0.50%か、それ以上の大幅利上げを…
6月16日に発表されたBOEの政策金利は市場予想通りの0.25%利上げ。議事要旨では、「必要であればインフレに対して力強く対応する」と更なる利上げを示唆した。17日には日銀が金融緩和の継続と、「必要なら躊躇なく追加緩和」と緩和姿勢を強調した。BOEや主要…
17日(金)の日銀金融政策決定会合では政策金利は据え置き。前日にスイス中銀が利上げを実施した。これまで、日銀同様にマイナス金利政策を採っていただけにサプライズだった。これにより、「主要国では日銀だけが頑なに金融緩和を維持」ということが明確と…
昨日の豪雇用統計の力強い結果はRBAの利上げ幅拡大観測を強めるには十分すぎるものとなった。雇用者数の大幅増加はもちろん好材料だ。さらに雇用の『質』を見ると正規雇用者数の大幅増加は、RBAの重視する「賃金の伸び」に対してポジティブに作用することと…
6月13日に発表された、英4月月次GDPや、翌14日の英4月失業率は市場予想や前回値を下回る低調な結果となった。同じく高インフレに悩ませられながらも、経済は何とか持ちこたえている米国との差がはっきりと見られ、対米ドルでの強いポンド売りがポンド/円の上…
昨日、豪公正労働委員会は「最低賃金を5.2%引き上げる」ことを発表。同委員会によると200万人強の労働者が対象となる。インフレが加速する中で、賃金上昇率が期待していたほど加速していなかった豪にとっては朗報だ。賃金上昇率が当初の予想よりも加速する見…
本日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて、市場では米連邦準備制度理事会(FRB)による大幅利上げを急速に織り込む動きとなった。これにより米長期金利が上昇し、米ドルはほぼすべての主要通貨に対して全面高となった。 一方、豪州ではRBAのロウ総裁がイ…
米国では5月米CPIが40年振りの高水準を記録したことで米国の景気減速懸念が高まっている。①景気減速懸念による米株価の下落、リスクオフの米ドル買いになったこと ②FRB(米連邦準備制度理事会)が0.75%という大幅な利上げを行う可能性が高まり、それを市場が…
6月10日(金)に発表された、米5月消費者物価指数(CPI)が予想を大幅に上回り、米国内では約40年振りとなる高水準(前年比+8.6%)となった。この結果を受けて、米経済減速懸念が台頭。世界的な株価の下落とリスク回避の米ドル買いに繋がっている。米国のイ…
中国・上海や北京で再び新型コロナの新規感染者数が増えつつある。ゼロコロナ政策を採る中国なので、再びロックダウンが導入される可能性もある。 一方で、米国では6月10日(金)に発表された5月米CPIが40年振りの高水準を記録したことで米国の景気減速懸念…
本日は米5月消費者物価指数(CPI)に市場の注目が集まっている。そのため、米ドルの動向がポンド/米ドルならびにポンド/円の動きに普段以上に大きく影響を与えることとなる。米国のCPIが市場予想通り8.3%(前回:8.3%)で高止まりしていれば、米国の利上げサ…
中国・上海の一部地域にて再びロックダウンが導入された。今回は「予防的措置」として2日間限定のロックダウンとなる。しかし、この再ロックダウンは、新規感染者が出ればすぐにロックダウンとなることを市場に意識付けるには十分な材料だ。上海のロックダウ…
円安の勢いが止まらない。日本以外の主要国中銀では金融政策を引き締めに転換しつつある中で、日銀だけは依然として金融緩和を継続することを公言していることが材料視されているからだ。 本日は、中国の5月貿易収支(前年比)が発表される。中国国内のいた…
警戒されていたジョンソン首相の不信任投票が6日に行われた。結果は359票中、信任が211票で続投となり、ポンドは買い戻しが優勢。日銀が金融緩和を継続することが再び市場の注目を集め、円が全面安となっていることもポンド/円の支援材料となっている。 ポン…
昨日のRBA理事会では、市場予想の0.25%~0.40%を上回る0.50%の利上げが決定された。声明で、RBAがインフレのさらなる加速や高止まりを警戒していることが伝わり、今後もRBAが大幅利上げを続ける可能性も出てきた。RBAによる大幅な金融引き締めへの警戒感から…
本日はRBAの政策金利発表が予定されている。オーストラリアのインフレ率が急上昇したことから、RBAは5月の理事会では市場予想を上回る0.25%の利上げが実施。「今後もさらに利上げが必要だろう」と利上げ継続姿勢を示した。その後発表された、豪4月雇用統計、…
先週発表された米国の一連の経済指標は「米国の経済減速は懸念されていたほどではない」ことを示す結果となった。それにより、米国の9月利上げ一旦停止説は下火となった。他方で欧州ではECBが7月に利上げ開始時期を前倒しすることがほぼ確実となり、豪州、英…
金曜日に発表された、米5月雇用統計は非農業部門雇用者数が予想を大きく上回るなど良好な結果となった。これにより米国の経済減速懸念は弱まり、「米国は9月も利上げサイクル継続(利上げ幅は今後の指標の内容次第)」との見方が大勢となっている。他方で、…
本日の注目は米国の5月雇用統計とISM非製造業景況指数(ISM非製造業)となる。6月1日のISM製造業が市場予想を上回ったことで、「米国経済の減速は懸念したほどではない」との期待が生まれている。各指標とも予想を上回れば、米国の利上げペース維持との見方…
昨日のOPECプラス閣僚級会合では日量64.8万バレルの増産が決定された。ただロシア産原油の禁輸を決めた西側諸国は、この増産量では逼迫懸念が解消されない。また、OPECプラスの加盟国には施設の老朽化などの理由から、現時点でも目標産油量を達成できていな…
昨日発表された豪1-3月期国内総生産(GDP)は予想(前期比+0.7%)を上回る+0.8%となった。これにより、来週のRBA理事会(6月7日)での利上げ幅が0.40%に拡大される可能性が小さいながら出てきた。中国・上海の外出制限が解除されたことで、中国経済の回復へ…