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豪ドル/円 今日の見通し「中国『ゼロコロナ』解除後の経済指標に注目!日銀金融政策決定会合を前に円相場は大揺れ?」2023/1/17

本日は豪州と交易関係の強い中国の主要経済指標が複数発表される。 中国は2022年12月上旬からそれまで実施してきた厳格な「ゼロ・コロナ政策」の緩和を開始した。それに伴う形で、新型コロナの感染が急拡大し中国経済に混乱が生じた。これらの影響から本日発…

豪ドル/円 今日の見通し「米CPIを受け米ドル安が続く。豪ドルも一緒に下がる?」2023/1/13

昨日は、2つの大きな材料が円高、ドル安要因となった。 ①東京時間に「日銀が大規模な金融緩和に伴う副作用を点検する」との観測報道が出たことで、市場は日銀が政策を修正するとの思惑が広がった。 ②NY時間に発表された米12月CPIは市場予想通り前年比+6.5%と…

豪ドル/円 今日の見通し「カギは米CPI!インフレが鈍化していても豪ドルは売られる可能性あり」2023/1/12

昨日発表された豪11月CPIは前月から加速。豪州のインフレがピークアウトしていないことを示唆した。他方で、豪11月小売売上高は前月比+1.4%と予想(+0.6%)を上回ったほか、10月分は+0.4%に上方修正された。11月分の小売売上高はブラックフライデーのセール…

豪ドル/円 今日の見通し「RBAは金利を据え置く?豪CPIが2カ月連続の鈍化なら可能性あり」2023/1/11

本日は豪州の11月CPIと11月小売売上高が発表される。 月次CPIは豪四半期CPIの先行指標となる。10月にはインフレ続伸の予想に反して鈍化の兆しを見せた。過去1年間を見ると、月次CPIが2カ月連続で鈍化していたことはない。11月分の市場予想は+7.2%となってい…

豪ドル/円 今日の見通し「米利上げサイクル終了への思惑が豪ドル/円の下値を支える」2023/1/10

本日は豪州や豪州と交易関係の強い中国で主要な経済指標の発表は予定されていない。先ほど、12月東京都区部消費者物価指数(東京CPI)が発表された。日本全国CPIの先行指標となる東京CPIのコア指数(除生鮮)が予想(前年比+3.8%)を上回る+4.0%伸びとなった…

ポンド/円 今日の見通し 「米雇用統計がカギを握る。円もポンドも手持ちのカードは売り材料」トレード戦略 2023/1/6

本日は米12月雇用統計が発表される。結果を受けた米ドル動向がポンド相場に大きく影響を与えることは間違いないだろう。 その他の材料を見ると、「日銀が12月の日銀金融政策決定会合で修正したイールドカーブコントロール(YCC)の許容変動幅拡大と月間国債…

豪ドル/円 今日の見通し「注目の米雇用統計!結果に関わらず豪ドル/円の値動きは限定的⁉」2023/1/6

本日は豪州や豪州と交易関係の強い中国で主要な経済指標の発表は予定されていない。市場の注目は今夜の米12月雇用統計に向いている。予想を上振れる結果となれば米連邦準備制度理事会(FRB)の引き締め政策が長期化するとの思惑が、予想を下振れればFRBが年…

豪ドル/円 今日の見通し「豪ドル/円は中国の景気悪化懸念が強まると調整?」2023/1/5

昨日、中国が豪州産石炭の輸入再開を許可したと報じられた。中国は新型コロナの起源を巡り豪州と対立し、2020年後半から国有企業などに「豪州産石炭の輸入を暫定的に停止するように」と口頭で指示をしていた。このため非公式ながら石炭の「禁輸」が続いてい…

豪ドル/円 今日の見通し「豪ドル/円は日銀の金融緩和修正観測への思惑に振り回される」2023/1/4

昨日発表された、中国12月Caixin製造業PMIが前月よりも低下していた。中国では11月後半から厳格なゼロコロナ政策を徐々に緩和していたが、これにより新型コロナの感染者数が急増。中国経済の混乱は中国と交易関係の強い豪ドルにとってはネガティブ材料となる…

豪ドル/円 今日の見通し「年末は株価上昇?リスクマインドの改善が豪ドル/円を下支えする?」2022/12/30

中国ーイタリア便の旅客のほぼ半数が新型コロナ陽性者だったことで、世界中に感染が拡大するとの懸念が浮上していた。しかし、この中から新たな変異株が検出されなかったことからリスクオフの巻き戻しになった。当面の間は中国の新型コロナに関する報道は材…

豪ドル/円 今日の見通し「中国の政策転換により、全世界に新型コロナ拡散懸念。リスクオフでも豪ドル/円は底堅い⁉」2022/12/29

本日は12月29日。本日分から外国為替市場での直物為替取引(スポット取引)の決済日(バリューデート)が年明けとなる。そのため、海外勢の取引も理論上は過去新年モードとなり、過去2週間ほどと比べると活性化されそうだ。ただ、本日は経済指標等のあらかじ…

豪ドル/円 今日の見通し「日銀の金融政策に対する姿勢を確認。緩和維持示唆なら豪ドル/円は底堅い」2022/12/28

本日は12月19-20日に開催された、日銀金融政策決定会合の主な意見が公表される。この会合ではイールドカーブコントロール(YCC)の許容変動幅拡大が決定されたため、市場の注目が集まっている。黒田日銀総裁は会合後の定例記者会見では、「出口政策の第一歩…

豪ドル/円 今日の見通し「中国、コロナ感染急増のなか入国規制緩和。豪ドルにはポジティブな材料だが…」2022/12/27

本日は英国連邦勢(英、加、豪、香港など)がボクシングデーで祝日休場となる。アジア時間はクリスマス休暇明けの欧米勢の動きを見極めたいとの思惑から、様子見ムードが強くなりそうだ。 中国当局は26日に新型コロナの感染症分類を2023年1月8日から、より危…

豪ドル/円 今日の見通し「クリスマスの振替休日で市場参加者激減。豪ドルは中国「ゼロコロナ」崩壊の影響で上値が重い」2022/12/26

本日は欧米諸国がクリスマスの振替休日で祝日休場となる。アジア時間も、オセアニア、香港、シンガポールなど、東京以外の主要市場が祝日休場となっている。市場参加者が大幅に減少していることから、ボラティリティが低く、インターバンクでのスプレッドが…

豪ドル/円 今日の見通し「米国のインフレ指標に注目!豪ドル/円は株価に連れる?クリスマス前の為替市場」2022/12/23

昨日は、予想を上回る米経済指標の結果を受けて米株価指数が大幅に下落。リスクマインドに敏感な豪ドルは株価の下落に連れて売られることとなった。 本日も昨日同様に豪州の経済指標の発表はなく、米国の経済指標の結果を受けて、市場のリスクセンチメントの…

ポンド/円 今日の見通し 「英国は景気後退懸念が強い。ネガティブ要因にポンドは強く反応する」トレード戦略 2022/12/22

本日は英7-9月期GDP(確報値)が発表される。11月11日に発表された速報値では前期比-0.2%とマイナス成長となっていた。英国経済は7-9月期から景気後退に陥っているとの見方が強い。そのため、英景気にとってネガティブな材料に市場は強く反応しやすい。本日…

豪ドル/円 今日の見通し「米国の消費者心理の改善が豪ドル/円を支える?」2022/12/22

昨日は、米12月消費者信頼感指数が今年の4月以来の好水準となり、米国の景気後退懸念が和らぎ、米国株価指数が上昇した。豪ドルは資源国通貨としての一面があるため、この米国の消費者心理の改善は豪ドルを支える要因となった。 本日は、豪州の経済指標の発…

豪ドル/円 今日の見通し「黒田ショックが豪ドル/円を直撃!この先は売り場探し?」2022/12/21

昨日、日銀がイールドカーブコントロール(YCC)の下での長期金利の許容変動幅拡大を発表した。日銀、黒田総裁は否定しているが、これは事実上の金融引き締めと市場は受け止めた。この影響から政策変更後は日本円の全面高となっている。 本日は、この日銀の…

豪ドル/円 今日の見通し「日銀が金融政策を変更??豪ドルへの影響は?」2022/12/20

本日は12月6日に開催されたRBA金融政策会合の議事要旨が公表される。豪11月月次CPIが予想外の低下を示していたことや、小売売上高が悪化したことなどをRBAがどう評価しているのか。今後の利上げのペースなどに言及があったのか確認したい。 昨日はドイツの経…

豪ドル/円 今日の見通し「豪州に独自材料はなし。欧米の景気に対するリスク心理の変化に注意」2022/12/16

昨日の豪11月雇用統計は非常に強い結果だったにもかかわらず、豪ドル相場への影響はほぼなかった。他方で、中国の株式指数が大きく下落したことで、中国と交易関係の強い豪ドルは売り圧力が強まった。欧米時間には欧米中銀の金融引き締めスタンス継続による…

ポンド/円 今日の見通し 「英国インフレに鈍化の兆し!BOEの金融政策でポンドはどう動く?」トレード戦略 2022/12/15

昨日発表された英11月CPIが前年比+10.7%となり、ついに英国のインフレも鈍化の兆しを見せ始めた。そうとは言え、BOEのインフレ目標は2%であり、10%強のインフレ率は依然として高すぎるといえる。 本日はMPCが開催される。英国経済は高インフレ、高金利、エ…

豪ドル/円 今日の見通し「豪雇用統計の『質』が良ければ、豪ドル買い?」2022/12/15

本日は豪11月雇用統計が発表される。豪州の雇用市場は既にかなりひっ迫した状況にあり、失業率は過去最低(一番良い)水準、労働参加率は過去最高水準での推移となっている。そのため、大幅な伸びはあまり期待出来ないとみている(雇用者数の大幅増などあれ…

ポンド/円 今日の見通し 「英国インフレは鈍化しているのか?注目の英11月CPIがBOEの方向性を決める?」トレード戦略 2022/12/14

本日は英11月CPIが発表される。英国のインフレはいまだに鈍化の兆しを見せておらず、10月のCPIは約41年振りとなる前年比+11.1%までインフレが伸びていた。11月分では+10.9%まで若干だがインフレが鈍化すると市場は予想している。この結果が今後のBOEの金融政…

豪ドル/円 今日の見通し「FOMCは市場の期待をけん制?豪ドル/円は株価ではなくドル/円に追随する?」2022/12/14

昨日、注目の米11月CPIは市場予想を下回り、米国のインフレがピークアウトしたと印象付けるとともに、市場では米連邦準備制度理事会(FRB)が利上げペースを減速させるとの思惑が高まった。 本日は今週の注目イベント第二弾!米連邦公開市場委員会(FOMC)が…

豪ドル/円 今日の見通し「米CPIに注目!米国のインフレ鈍化なら豪ドル/円は…下がる?」2022/12/13

本日は今週の注目イベント第一弾!米11月消費者物価指数(CPI)が発表される。金曜日(12月9日)に発表された米11月卸売物価指数(PPI)は予想を上回る結果となった。本日の米11月CPIが米11月PPI同様に市場予想を上回る結果となると、米連邦準備制度理事会(…

ポンド/円 今日の見通し 「英10月月次GDPは無視で良い?米英の金融政策会合を控えポンドは動きにくい」トレード戦略 2022/12/12

本日は英10月月次GDP、英10月鉱工業生産、英10月製造業生産の発表が予定されている。 英10月月次GDPは前月比+0.4%と7月以来3カ月ぶりのプラス成長となることを市場は予想している。9月にエリザベス女王の国葬があり、当日は多くの企業が休業となったことで、…

豪ドル/円 今日の見通し「翌日に米CPIを控え市場は様子見ムード。豪ドル/円は小動きか?」2022/12/12

①金曜日に発表された米11月卸売物価指数(PPI)は予想を上回る結果となり、米連邦準備制度理事会(FRB)による金融引き締めの長期化懸念が高まった。これにより米国株は下落している。 ②根強い世界景気の悪化懸念により、原油価格は連日の年初来安値を更新し…

豪ドル/円 今日の見通し「米国のインフレ鈍化傾向が継続すれば、豪ドルは買われる」2022/12/9

市場は今週に入り、米国の金融政策を巡る思惑からリスク回避の姿勢を強めていたが、昨日はそのリスク回避の姿勢も一服。米国株が買い戻されたことにより豪ドル/円は1週間ぶりに82円台半ばまで値を上げている。 本日の東京時間には中国の11月消費者物価指数(…

豪ドル/円 今日の見通し「豪ドルは引き続き方向感模索中。貿易黒字が減少しても影響は少なさそう」2022/12/8

昨日、中国が新たにゼロコロナ政策に関する10の緩和策を発表した。ゼロコロナ政策の緩和は中国経済の成長回復への支援となり、中国と交易関係の強い豪ドルを下支えする一因となっている。 他方で、米国や欧州の景気後退懸念が根強いことが資源国通貨の豪ドル…

ポンド/円 今日の見通し 「ポンドは高金利、高インフレでリセッション入りの可能性大。ポンド主導では買いにくい」トレード戦略 2022/12/7

今週は英国の主要な経済指標や要人発言が予定されていない。そのため、来週13-14日に迫った、米連邦公開市場委員会(FOMC)に向けた思惑の変化がメインドライバーとなりポンドの値動きを主導することとなりそうだ。 12月5日に英産業連盟(CBI)は最新の経済…

豪ドル/円 今日の見通し「豪ドル、好悪材料混在。中国のゼロコロナ政策の緩和策に期待」2022/12/7

本日は豪7-9月期国内総生産(GDP)が発表される。市場では前期比+0.7%と豪経済は引き続き堅調に成長していることを予想している。予想を大幅に下回る結果とならない限りは豪ドル相場への影響は一時的なものとなりそうだ。 本日、中国が新たにゼロコロナ政策…

豪ドル/円 今日の見通し「豪ドルは売られる可能性あり?RBA理事会はフォワードガイダンスに注目!」2022/12/6

前週末(12月2日)に発表された米11月雇用統計で時間当たりの平均賃金が予想以上に上昇していることが確認された。これを受けて、ウォール・ストリート・ジャーナル紙の有名なFedウォッチャーの記者が、米連邦準備制度理事会(FRB)が来年も利上げを継続する…

豪ドル/円 今日の見通し「中国経済回復への期待が豪ドルを支える一因となる。米利上げへの思惑には引き続き注意が必要」2022/12/5

中国は先週の北京や深セン、広州に続いて、本日(12月5日)から上海市でもゼロコロナ政策を一部緩和することを発表した。この動きは、行き過ぎたゼロコロナ政策が中国経済に与える負の影響を緩和するものと捉えられており、中国と交易関係の強い豪ドルにとっ…

豪ドル/円 今日の見通し「豪ドル/円は米ドル/円に追随する?米雇用統計後の動きに注意!」2022/12/2

中国の孫副首相がゼロコロナ政策に関して「新局面を迎えた」との見解を示し、北京や広州などで、従来の行き過ぎた対応が緩和されつつある。中国の経済が行き過ぎたゼロコロナ政策により混乱するといった従来からの懸念が緩和されたことが、中国と交易関係の…

豪ドル/円 今日の見通し「RBAが利上げ幅を拡大する!?すべては豪月次CPIの結果次第」2022/11/30

中国当局は、高齢者のワクチン接種を迅速化することや、行き過ぎたゼロコロナ政策の回避を表明したことにより、市場のリスク警戒感を和らいでいる。これに続き、中国河南省・鄭州市では本日30日から「厳格な」行動規制が「通常の」行動規制へと移行されるこ…

今日の豪ドル/円見通し「中国で『ゼロコロナ』へ抗議拡大…中国政府の反応次第で豪ドルは売り継続?」2022/11/29

中国ではゼロコロナ政策への抗議活動が各地で活発化しており、同国経済の混乱が、中国と交易関係の強い豪ドルの上値を抑える要因となっている。 本日は豪州の主要な経済指標や要人発言は予定されていない。そのため、中国の抗議活動と、それに対する中国当局…

今日のポンド/円見通し 「ポンドは独自材料なし。中国のゼロコロナ政策への抗議活動に注目が集まる」トレード戦略 2022/11/28

本日は、英国の主要経済指標や英金融当局者の発言は予定されていない。そのため、市場のリスク心理の強弱や、米国の金融政策に対する思惑がポンド相場を主導することとなりそうだ。 中国国内でゼロコロナ政策に対する抗議運動が起こっている。市場ではこの混…

今日の豪ドル/円見通し「堅調な小売りが豪ドルを支える?中国の抗議運動に要警戒」2022/11/28

本日の注目は豪10月小売売上高となる。豪小売りはインフレの上伸にもかかわらず、2022年1月から9カ月連続で前月比プラスとなっている。インフレによる価格上昇が小売売上高が伸びる一因ではあるが、それでも旺盛な消費意欲が豪経済を支えていることは間違い…

今日の豪ドル/円見通し「ブラックフライデーで市場は閑散。米ドル/円の仕掛け的な動きに豪ドル/円が連れる可能性あり」2022/11/25

本日は米国が感謝祭翌日(ブラックフライデー)で米国の株、債券市場は短縮取引となる。米国時間には外国為替市場も参加者が減少し、動意が出にくいことが予想されている。 現在、市場の注目は「12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ幅」である。元…

今日のポンド/円見通し 「ポンドはMPC委員の発言に注目!米感謝祭休暇で動意は薄い?」トレード戦略 2022/11/24

昨日は、英11月製造業/サービス業PMIが予想を上振れたことでポンド買いとなった。また米連邦準備制度理事会(FRB)が12月に利上げ幅を縮小するとの思惑が全般的な米ドル売りにつながったことも、ポンド買いの一因となっている。 本日は米国が感謝祭でNY市場…

今日の豪ドル/円見通し「米国が祝日休場のため、豪ドル/円も動意を見出しにくい」2022/11/24

本日は米国が感謝祭で米国の株、債券市場は休場となる。米国時間には外国為替市場も参加者が減少し、動意が出にくいことが予想されている。そのため、東京、欧州時間もNY時間を見越して動意が出にくいと予想している。豪州は高インフレ、高金利に関わらず、…

今日の豪ドル/円見通し「RBA総裁のタカ派発言は期待薄 コロナ巡る中国リスクにも要警戒」2022/11/22

本日はロウRBA総裁がメルボルンで講演する(日本時間17時30分)。7-9月賃金指数や10月雇用統計などから窺える豪州の雇用情勢は堅調だ。ロウ総裁が強い雇用市場に言及すれば、追加利上げへの期待が高まろう。ただ、RBAは10月の議事録で住宅価格の下落に懸念を…

今日の豪ドル/円見通し「要警戒はNATOによるロシアへの報復…。豪賃金指数が上振れればRBAの後押し材料になる」2022/11/16

本日は豪7‐9月賃金指数に注目したい。RBAが豪CPIや豪雇用統計と同じく注目している指標で、前年比で高い数字が出れば「賃金の伸びが豪経済を支えられる」との思惑が高まるからだ。予想では前年比+3.0%となっている。 期待を高める材料としては ① 豪州の労使…

今日の豪ドル/円見通し「中国景気浮上策が豪ドル/円を下支えする?」2022/11/15

本日は11月1日に開催されたRBA理事会の議事要旨が公表される。RBAが2会合連続の0.25%利上げを実施した背景、そして今後の利上げ幅再拡大に対するヒントを探すこととなる。利上げ幅拡大の可能性を高める内容があれば、豪ドルは買われることになるだろう。 そ…

今日のポンド/円見通し 「ポンドは買いにくいが…米利上げ幅への思惑次第ではポンド上昇もあり得る」トレード戦略 2022/11/14

11月11日に発表された、英7-9月期GDPは前期比-0.2%と予想(-0.5%)を上回った。しかし、かねてからBOEが予想していた通りマイナス成長となったことや、9月の月次GDPが8月に続いてマイナス成長となったことはポンドにとってネガティブ要因と言える。米国の利…

今日の豪ドル/円見通し「中国の景気低迷懸念が和らいだことが豪ドル/円を下支えする?」2022/11/14

本日は豪ドル相場に影響を与えそうな経済指標の発表は予定されていない。11月10日に発表された米10月CPIの結果を受けた、米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ幅縮小への思惑から米ドル売りが強まった。この影響から過去2日間で米ドル/円は8円近く下落してい…

今日のポンド/円見通し 「ポンドは売り!?英経済のマイナス成長が利上げするしかないBOEを苦しめる。」トレード戦略 2022/11/11

本日、英7-9月期GDPが発表される。市場では前期比-0.5%と英国経済の減速が予想されている。速報性を重視した月次GDPを見ると7月は前月比+0.1%、8月は-0.3%となっていることから(9月分は本日発表)、7-9月期がマイナスに陥る可能性は大いにある。BOEは7-9月…

今日の豪ドル/円見通し「米CPIで米ドル円急落!インフレ鈍化観測は豪ドルにとってポジティブ要因」2022/11/11

昨日、市場の注目を集めていた米10月CPIは市場予想(前年比+7.9%)を下回る+7.7%となった。この結果を受けて、市場は12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)では利上げ幅が0.50%に縮小されるとの思惑が高まり、全面的な米ドル売りとなった。豪ドルは対米ドルで…

今日の豪ドル/円見通し「市場の注目は米CPIに移る。米インフレ加速で豪ドル/円は売られる?」2022/11/10

本日は米10月CPIが発表される。市場は米国のインフレが前月よりも小幅に鈍化していることを予想している。市場が予想しているほどインフレが鈍化していなかった場合や、インフレが加速していた場合には、米連邦準備制度理事会(FRB)が12月も0.75%利上げを継…

今日の豪ドル/円見通し「アメリカの中間選挙後の株価動向に注目!ねじれ議会発生で豪ドル/円は買われる?」2022/11/9

本日、豪州の経済指標の発表はない。豪州と交易関係の強い中国では10月CPIが発表される。中国では欧米ほどインフレ率が高まっておらず、9月は前年比+2.8%だった。中国人民銀行の目標は通年で+3%前後となり、今年は1-9月の平均で見ても2%のため、10月CPIの結…