短期トレード即効チャージ
昨日、RBA理事会の議事要旨が公表された(3月7日開催分)。「インフレ鈍化の為にはさらなる金融引き締めが必要」と長引くインフレに対して引き続き警戒感を示した。一方で、「次回会合で利上げ休止について再検討する」との文言が入っていた。このRBA理事会…
スイスの金融大手クレディ・スイス問題は、スイス政府の仲介もあり同国の金融大手UBSが買収することとなった。これにより過度の警戒感が後退し、豪ドル/円は88円台後半まで買い戻されている。 本日は豪ドル相場に影響を与えそうな経済指標の発表が予定されて…
本日は豪州の経済指標発表は予定されていない。 昨日発表された豪雇用統計は、豪州の経済指標の中では注目度が高かったが、結果に対する市場の反応はほとんどなかった。現在の市場の関心は、欧米金融システム不安であり、それに伴う米連邦準備制度理事会(FR…
本日は豪2月雇用統計の発表が予定されている。 RBAは今月7日の理事会で0.25%の利上げを実施したが、声明では「今後数カ月にわたり金利を引き上げる必要」という文言が、「金融政策のさらなる引き締めが必要」に置き換わっていた。これは豪州の雇用者が12月、…
昨日は、米金融システムへの過度の不安が和らいだことで、米国株を中心に株価指数が上昇。リスクマインドに敏感な豪ドルも買いが優勢となった。注目の米2月消費者物価指数(CPI)は市場予想と同じ前年比+6.0%となった。米2月CPIコア(除食品)の前月比が+0.5…
英国のインフレはユーロ圏や米国と比べると高い。それでも、「過去1年間で4%近い利上げを実施したことで、急激な利上げが経済に与える影響を見極めたい」といった声が政策運営者側から発せられる機会が増え始めている。他方で、「ユーロ圏や米国がタカ派的…
米シリコンバレー銀行が破綻したことを受けて、市場は米金融システムへの懸念を高めている。米連邦準備制度理事会(FRB)による急激な利上げが原因とされており、3月の米連邦公開市場委員会(FOMC)では利上げが一時中断されるとの見方も浮上している。 本日…
本日は英1月月次GDPが発表される。英国の経済指標を見る限り、英経済は2023年に入ってから徐々に好転の兆しを見せている。その影響から1月月次GDPの市場予想は前月比+0.1%となっている。経済指標のポジティブな結果はポンドの支援材料となるだろう。 他方で…
本日は東京時間には日銀金融政策決定会合、NY時間には米2月雇用統計が発表される。 日銀会合は黒田日銀総裁の下での最後の会合となる。市場は、黒田総裁が置き土産として「長短金利操作」(イールドカーブ・コントロール、YCC)を撤廃をする可能性を警戒して…
本日は中国の2月消費者物価指数(CPI)が発表される。市場はCPIが前年比+1.9%と、前月(+2.1%)から鈍化を予想している。中国は先日5日に開幕した中国全国人民代表大会(全人代)で2023年のGDP成長目標を5.0%前後と前年の5.5%と比べて控えめとも受け取れる目…
昨日、RBAは市場予想通り0.25%の利上げを実施した。声明では「月次インフレ指標ではインフレがピークに達したことを示唆」としたほか、前回声明文に加わった「今後数カ月にわたり金利を引き上げる必要」という文言が「金融政策のさらなる引き締めが必要」に…
本日、RBA理事会が開催される。市場はRBAが3.60%へと0.25%の利上げを実施すると予想している。豪州1月月次CPIは前年比+7.4%と12月(+8.4%)からインフレは大きく鈍化したように見える。しかし、12月は季節的な要因でインフレが急伸したこと、11月の月次CPIは…
本日、欧州時間にユーロ圏1月小売売上高が発表される。市場予想は前月比+1.5%となっている。先週発表されたユーロ圏のCPIを見るとユーロ圏のインフレ鈍化のペースが落ちてきているようだ。このため、欧州中央銀行(ECB)による金融引き締めが長期化するとの…
3月1日に中国国家統計局が集計・発表した中国2月非製造業PMI(サービス業PMIの代替指標)は56.3と市場予想予想、前月を共に上回り(54.9、54.4)2021年3月以来の高水準を記録した。中国は12月にゼロコロナ政策を実質的に解除したことで、景気が急激に回復し…
昨日発表された豪10‐12月期国内総生産(GDP、前期比)は+0.5%で、予想(+0.8%)や前回(+0.7%)を下回る結果となった。経済成長は5期連続となったが、成長率は2期連続で低下。全体的には豪経済が減速していることを示す内容だった。この結果を受けて市場は豪…
本日は豪10-12月期国内総生産(GDP)と豪1月月次CPIが発表される。前回(7-9月期)の豪四半期GDPは前年比+5.9%となり、個人消費や輸出が豪州経済を支えていることを示した。一方で、高金利や高インフレが個人消費に影響を与え始めていることも示していた。豪…
本日は豪1月小売売上高が発表される。12月分は前月(11月)のブラックフライデーセールが好調だった反動や、高金利、高インフレの影響から前月比-3.9%と大幅な減少となった。市場は1月の豪消費は+1.5%と回復を予想している。豪州のインフレは依然として上昇…
本日は豪州に注目の経済指標発表は予定されていない。先週末24日に衆院議院運営委員会で植田次期日銀総裁への所信聴取があり、「現在の金融政策は適切」と発言した。金融政策の早期修正への警戒は後退したことで円安に振れやすい地合いとなっている。 他方で…
本日豪10-12月期賃金指数が発表される。豪州経済はインフレ鈍化の兆しを見せておらず、強い労働市場や堅調な消費行動がインフレ下支えの一因となっている。そのため、RBAは賃金とインフレが互いを高める要因となる「賃金・物価スパイラル」に陥ることを警戒…
本日は2月7日に開催されたRBA理事会の議事要旨が公表される。RBA声明では「今後数カ月にわたって金利をさらに引き上げる必要がある」という文言が新たに加わっていた。ロウ総裁は17日の議会証言でも同様の発言をしている。これらを受けて、市場では年内にあ…
本日は米国勢が祝日休場、欧州の注目経済指標も少ないため、外国為替市場では材料待ちの状態となり小動きが予想される。その中で、欧州の景気に対する思惑が資源国通貨である豪ドル相場に影響を与えそうだ。本日はユーロ圏2月消費者信頼感(速報値)が発表さ…
昨日発表された豪1月雇用統計は雇用者数、失業率、労働参加率ともに前月から悪化する結果となった。しかし、豪統計局は「2022年の労働市場が強すぎた」「1月は1年で一番季節的な要因を受ける」と労働市場の逼迫が続いていることを示唆した。豪州では昨年10-1…
明日は豪1月雇用統計が発表される。 前月発表された12月分では雇用者数が予想外の減少(-1.46万人)となり市場を驚かせた。ただ、内容を精査すると、非常勤雇用者数の減少が正規雇用者数の増加を上回ったことが原因であり、失業率は3%台半ばで引き続き低水準…
昨日、英1月雇用統計が発表された。結果は失業率が3.9%と前月から横ばい(※前月は4.0%から3.9%へ下方修正された)、週平均賃金は前年比+6.7%(前回+6.5%)、失業保険申請件数は前月から1.29万件減少となり、英国の労働市場が引き続き逼迫していることを示し…
昨日は米1月消費者物価指数(CPI)が発表され、市場が予想したほど鈍化していなかったことを受けて、米長期金利が上昇。豪ドル/円は米ドル/円の上昇につれる形で昨年12月15日以来の93円台乗せとなった。 本日は米1月小売売上高が発表される。今月発表された…
2月9日の議会証言でベイリーBOE総裁は、英国のインフレがピークアウトした可能性を示唆した。一方で、労働市場が逼迫したままであれば一段の利上げの可能性があることも示唆した。英国では昨年末から「高インフレに対して、賃金が低すぎる」と公的部門でのス…
本日は東京時間に次期日銀正副総裁が政府から国会に提示される。既に先週末の金曜日(10日)に植田和男元日銀審議委員が起用されるとの報道があり、政府高官からの否定発言もない。外国為替市場では、植田氏起用をほぼ織り込み、13日は「新総裁の下でも日銀…
本日は豪州のみならず、主要国で注目される経済指標の発表予定はない。明日に次期日銀正副総裁の国会提示や、日銀による共通担保オペ、米1月CPIなどの注目イベントが多数控えている。そのため様子見ムードが強く方向感を見出しにくい一日となりそうだ。 日銀…
英7-9月期GDPは前期比-0.3%とマイナス成長となった。英国は10%を超えるインフレ率に悩まされており、12月以降は大規模なストライキが様々な業種の労働者によって実施されている。高インフレとストライキの影響から今後英国の経済は減速するとの見方が強い。 …
RBAは7日の理事会で0.25%の利上げを実施したほか、声明では従来の「金利は今後さらに上昇すると予想」が「今後数カ月にわたって金利をさらに引き上げる必要がある」に置き換えられていた。これにより市場はRBA若干タカ派に傾いたと捉えている。本日はRBAの四…
本日は豪州、そして豪州と交易関係の強い中国の経済指標は予定されていない。 欧米時間では独1月CPIが発表される。市場はドイツのインフレが再び加速することを予想している。市場予想通りインフレ再加速となれば、独景気減速懸念が高まりリスク回避に傾きそ…
昨日、RBAが政策金利と同時に発表した声明では、「今後数カ月にわたって金利をさらに引き上げる必要がある」との新たな文言が加わった。これまでの「金利は今後さらに上昇すると予想」と比べるとRBAはややタカ派に傾いた印象だ。この声明を受けて市場はRBAの…
本日はRBA政策金利が発表される。市場ではRBAが0.25%利上げを実施することを8割方織り込んでいる。直近のインフレ指標や堅調な労働市場がその理由だ。(詳しい説明は「豪ドル、利上げの可能性は8割?直前の徹底解説!【どうなる!?RBA政策金利発表】」の動…
金曜日(2月3日)は、市場予想を大幅に上回る米雇用統計やISM非製造業景況指数の結果を受けて、全般的に米ドルの買いが強まった。市場は米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策に対する見通しをタカ派的に修正しているようだ。今後は米国の経済指標の結果を…
本日はBOEの政策金利が発表される。最新の英国のインフレ率は前年比+10.5%(2022年12月)となっており、昨年10月に+11.1%とピークを付けて以降、2カ月連続で低下している。とは言え、10%を超えるインフレ率はまだまだ高すぎる。そのため、市場は前回(12月)…
昨日、市場が注目していた米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催された。結果は市場予想通り0.25%の利上げとなったが、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の発言内容を市場はハト派的と捉えたようだ。市場では米国が年後半に利下げを開始するとの観測が…
本日は中国1月Caixin製造業購買担当者景気指数(PMI)が発表される。1月30日に中国国家統計局が集計・発表した中国製造業PMIは50.1と昨年9月以来4カ月ぶりに好不況の境目と言われる50.0を超えた。民間企業の統計となるCaixin製造業PMIは市場予想で1月は49.8…
本日は豪12月小売売上高が発表される。豪州の小売売上高は2022年1月から11カ月連続で前月から増加した。特に、11月はインフレが高止まりしているなかでも、ブラックフライデーのセールの売り上げが好調だった。その反動もあるようで、市場は12月の小売売上高…
今週は米、英、欧の金融政策会合をはじめ、火曜日(31日)以降に注目の経済指標が多数予定されている。そのため本日は注目イベントを控えて様子見ムードが強い日になりそうだ。 本日の注目はドイツの10-12月期国内総生産(GDP)となる。市場予想は前期比±0.0…
本日は豪10-12月期四半期卸売物価指数(PPI)が発表される。前回の7-9月期には前年比+6.4%となり1998年の統計開始以来最大の伸びとなった。今期もエネルギー価格の高止まりや、人手不足などが原因となりPPIは高い伸びとなりそうだ。他方で、PPIの川下にある…
昨日は発表された豪10-12月期(四半期)CPIは市場が予想している以上に強い結果となった(予想:前年比+7.6%、結果:+7.8%)。この結果を受けて、市場はRBAが来月の理事会(2月7日)で0.25%利上げを実施するとの思惑を強めている。豪州と交易関係の強い中国の…
昨日発表された英1月製造業/サービス業PMIは強弱まちまちの結果となったが、どちらも好不況の境目と言われる50.0を下回った。製造業は昨年7月から7カ月連続で、サービス業は昨年11月から3カ月連続での50.0割れとなっている。英国では高インフレの影響から小…
本日は豪10-12月期(四半期)CPIが発表される。市場予想は前年比+7.6%と、前期(+7.3%)よりも豪州のインフレは加速したとみているようだ。先日(1月19日)発表された、豪12月雇用統計で市場予想に反して雇用者数が減少していたこともあり、市場ではRBAが2月…
ここ最近の欧米の経済指標結果は、欧米経済が以前予想されていたほど悪化しない可能性を示している。IMF専務理事が「世界経済が数カ月前に警戒されていたほど悪化しない」との見通しを示したことも市場のリスク心理を和らげる要因となった。 本日は独、欧、…
本日、豪ドルに大きな影響を与えそうな経済指標の発表がない。 ①豪州と交易関係の強い中国は今週、春節の連休となる。この間、延べ21億人が大移動するということで、中国経済活性化への期待が引き続き豪ドルを支える一因となる。 ②米連邦公開市場委員会(FOM…
本日は英12月小売売上高が発表される。 ①英国の小売売上高は毎年12月に大きく上昇する傾向がある。これはクリスマスに向けて買い意欲が高まることが要因となっている。 ②2022年11月は高インフレの影響から、感謝祭後のブラックフライデーセールが不調だった…
本日、豪州では主要な経済指標の発表がない。 昨日発表された豪12月雇用統計が市場予想を下回る結果となったことで、市場では「RBAが2月7日の理事会で利上げを見送るのでは?」との思惑が高まりつつある。これが豪ドルの上値を抑える一因となっている。また…
本日は豪12月雇用統計が発表される。 11月は労働参加率が過去最高となり、なおかつ失業率は低水準を維持。豪州の労働環境が依然として逼迫していることを示す結果となった。市場は本日発表される12月分では雇用者数が2.5万人増、失業率は3.4%を維持すると予…
本日は日銀金融政策決定会合が開催される。 日銀は、昨年12月の会合で長短金利操作(イールドカーブコントロール、YCC)政策の許容変動幅を拡大した。本日の会合では12月に続いて金融緩和策の更なる修正に動くかどうかが注目されている。また、金融政策の修…
本日は英12月雇用統計の発表が予定されている。英国は他の主要国同様に前月分の失業率を発表するほかに、国際労働機関(ILO)基準となる3カ月平均の失業率も発表している。市場予想は、失業率と雇用者数増減は前月からほぼ変わらず、平均賃金では小幅の増加…