短期トレード即効チャージ
7月4日の理事会(金融政策会合)でRBAは政策金利を4.1%に据え置くことを決定した。本日はそのRBA理事会の議事要旨が公表される。ロウRBA総裁は昨年の5月から約1年間で金利を4%も上昇させたことで非難を浴びている。しかし、その利上げの甲斐もあり、豪州の…
昨日発表された米6月生産者物価指数(PPI)は前年比+0.1%と前月(+0.9%)から大幅に低下していた。一昨日の米6月CPIに続いて米国のインフレ指標が鈍化を示したことで、市場は米連邦準備制度理事会(FRB)の追加利上げ回数はあと1回との見方を強めている。こ…
トレードタイミング・・・以下60分足チャート(図1)から戻り売りのポイントになりそうな水準は、139.00円前後、139.40-50円前後といったところでしょう。なお、下落の勢いが加速して138円を割り込んだ場合は、戻りが入り138.00円前後を上値抵抗に反落したタ…
昨日BOEが金融安定報告書を公表。「英国経済は金利リスクにこれまでのところ持ちこたえている」などと示してあった。英国の現在の政策金利は5.00%、インフレ率は昨年10月の前年比+11.1%をピークに+8.7%まで低下してきている。しかしBOEの目標は+2%でありま…
昨日、注目されていた米国のCPIは前年比+3.0%となり、米国のインフレは前月(+4.0%)から大幅に鈍化していることを示した。この結果を受けて市場は「米連邦準備制度理事会(FRB)の年内の追加利上げは2回ではなく1回になる」との見方を強め、米景気後退懸念…
トレードタイミング・・・以下60分足チャート(図1)を見ると10、20本移動平均線が上値抵抗となり同水準で反落するポイントが戻り売りのタイミングとなりそうです。また、図2の高機能チャートを見ると139.60円台に売り指値が多く入っていることから10本移動…
本日の注目は米国のCPIだ。市場予想は前月の+4.0%(前年比)から今月は+3.1%まで米国のインフレが低下、となっている。市場予想通りに低下していれば、「米連邦準備制度理事会(FRB)による追加利上げがあと1回で済む」との見方が強まり、これを好感し株価が…
トレードタイミング・・・以下4時間足チャート(図1)から6月上旬のレンジ上限140.45円前後や心理的節目の140.00円前後が押し目買いのポイントとなりそうです。また、図2の高機能チャートを見ても140.50円付近には買い指値注文が多く見られており市場参加者…
本日は英6月製造業PMIと6月サービス業PMIが発表される。英国も米国や欧州圏と同様にサービス業が景気をけん引しており、サービス業PMIは4カ月連続で好不況の分岐点となる50.0を上回っている。一方で製造業PMIは昨年7月以降50.0を下回った状態が続いている。…
昨日発表された中国6月CPIは前年比±0.0%となり、2021年2月以来の低水準となった。この結果は中国と交易関係が強い豪ドルにとって、ネガティブ材料となった。また米ドル/円が大きく下落するなど、これまで一方的に売られてきた日本円に対する調整の買い戻しと…
本日は中国の6月消費者物価指数(CPI)が発表される。中国のインフレは欧米などの主要国に比べ上昇圧力が弱く、5月は前年比+0.2%だった。これは中国政府の目標(+3.0%前後)を大きく下回っている。6月分が予想を下回った場合、中国の景気回復力の弱さを示す…
昨日発表された米6月ADP雇用統計と米6月ISM非製造業景況指数が予想を上回る結果となり、米連邦準備制度理事会(FRB)による金融引き締め長期化への警戒感が高まっている。 本日は市場が注目する米6月雇用総計が発表される。米雇用統計が米労働市場の堅調さを…
本日は豪5月貿易収支が発表される。4月の豪州の貿易収支は市場予想を大きく下回る結果となっていた。これは豪州と交易関係が強い中国の景気が低迷していることなどが要因と見られている。その後、中国の景気は浮上の兆しを見せていない。そのため、市場予想…
本日は中国6月財新サービス業購買担当者景気指数(PMI)が発表される。先週発表された、中国6月非製造業PMI(国家統計局が集計)は53.2で昨年12月以来の低水準だった。民間部門の財新サービス業PMIも低下していれば、中国経済の停滞懸念が強まることになりそ…
本日RBA金融政策会合(理事会)を開催し、13時30分に政策金利を発表する。前回の理事会でRBAは0.25%の利上げを実施。市場は据え置きを予想していただけにサプライズとなった。 その後、発表された各経済指標の結果を見ると、今回の理事会も利上げか据え置き…
金曜日に発表された中国国家統計局が集計する中国6月製造業PMIは、市場予想通り49.0となり、前月から若干の改善となった。 本日は民間企業の財新による6月製造業PMIが発表される。5月分は50.9となり、好不況の分岐点となる50.0や市場予想(49.5)を上回った…
中国経済は2022年末にゼロ・コロナ政策から実質的に脱却をしたものの、景気回復は当初期待されていたほどの勢いを見せていない。特に製造業の景況感を示す購買担当者景気指数(PMI、国家統計局発表)は2カ月連続で好不況の分岐点となる50.0を下回っている。 …
本日は豪5月小売売上高が発表される。家計消費の動向はRBAが金融政策を決定する際に気にかけている項目の一つだ。 豪州の小売売上高の推移は、昨年の9月以降季節的な要因で増減することはあったが、平均はほぼ横ばい状態が続いている。これは、①高インフレに…
本日は豪5月月次CPIが発表される。RBAが金融政策を決定する際に重視している経済指標の一つだ。 豪州のインフレは昨年12月にピークを付けてから低下基調となっていた。それが4月の月次CPIでは前年比+6.8%と大きく反発してしまい、6月6日のRBA理事会でのサプ…
本日は米国にて5月耐久財受注や6月消費者信頼感指数などの経済指標が発表される。米連邦準備制度理事会(FRB)が複数回の追加利上げを実施する可能性がある中で経済指標が強い結果を示せば、高金利・高インフレ下での米景気減速懸念が和らぐことになりそうだ…
23日に発表されたドイツやユーロ圏、英国、米国などの6月サービス業購買担当者景気指数(PMI)と6月製造業PMIが軒並み前月を下回る結果となった。主要国では高金利、高インフレの影響による景気減速懸念が意識され始めている。資源国通貨であり、リスクセン…
本日は英6月製造業PMIと6月サービス業PMIが発表される。英国も米国や欧州圏と同様にサービス業が景気をけん引しており、サービス業PMIは4カ月連続で好不況の分岐点となる50.0を上回っている。一方で製造業PMIは昨年7月以降50.0を下回った状態が続いている。…
本日はドイツやユーロ圏、米国などの6月サービス業購買担当者景気指数(PMI)と6月製造業PMIが発表される。主要国ではインフレ高止まりの懸念から、「各中央銀行による金融引き締めが長期化するのでは?」との見方が強まっており、景気減速懸念が意識され始…
昨日発表された英5月CPIは総合指数が前年比+8.7%で前回から横ばい、コア指数(除、食品サービス、ガソリン、建材、自動車)は+7.1%となり、31年振りの水準までインフレが加速した。この結果を踏まえて、本日開催されるBOEの金融政策委員会(MPC)では、利上…
本日は英5月CPIが発表される。英国のCPIを見ると総合指数は昨年秋に英政府が実施したエネルギー支援策の影響もあり低下傾向にある。一方で、食品やエネルギー価格などを除外したコア指数は高止まりが続いている。英国では賃金上昇率も7%を超えており、賃金…
昨日は中国の最優遇貸出金利(ローンプライムレート、LPR)が発表されたが、市場が予想していたほどの引き下げ幅ではなかった。そのため「金融緩和が中国の景気回復を支える」との期待が「この程度の緩和で大丈夫?」との疑念に変わってしまった。これが中国…
本日は6月6日に開催されたRBA理事会の議事要旨が公表される。RBAは6月の理事会で市場の据え置き予想に反して利上げを実施した。声明の内容からは、過去数回の会合よりもタカ派に転じたことが伝わってきた。本日の議事要旨では、その「タカ派度合い」を確認す…
16日(金)に日銀は大規模金融緩和の継続を決定し、植田日銀総裁は金融緩和を継続する考えを示したことで、円が独歩安となった。主要国ではインフレの鈍化ペースが落ちていることから、追加利上げ(金融引き締め)の可能性が取り沙汰されているなかで、日銀…
RBAが金融政策を決定する際に重視しているデータはインフレ、労働市場、そして家計消費である。昨日の豪5月雇用統計は市場の予想を上回る強い結果となった。雇用者数は4月の減少分を補って余りあるほどの大幅な増加となった。労働市場の強いデータは、豪州の…
本日は豪5月雇用統計が発表される。前月は雇用者数が-0.43万人、失業率が3.7%へと悪化(前々月:3.5%)となり、豪雇用市場のひっ迫が若干緩和されたようにも見えたが、RBAは6月6日に市場の予想外となる利上げを実施した。これは豪州のインフレがRBAの想定以…
本日はNY時間午後(日本時間夜中)に米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催。政策金利のほかにも四半期に一度の経済・金利見通しが発表される。政策金利については据え置きが予想されている。昨日発表された米5月CPIが市場予想よりも低下していたことなどから…
本日は英4月CPIが発表される。市場予想の中央値は前年比+8.2%となっており、前月(+10.1%)から英国のインフレは急速に鈍化する見通しになっている。一方で、CPIコアは+6.2%と前月から横ばい予想となっている。 昨日、ベイリーBOE総裁が「利上げのピークに近…
先日(6月6日)、RBAが市場の予想外の利上げを実施しインフレの高止まりへの警戒感を示した。翌7日にはカナダ中銀が同様の理由から3会合振りに利上げに転じた。これらの動きを見て、市場は「各中銀が緩めかけた手綱を再び引き締めようとしている可能性がある…
本日は豪州のみならず、中国や米国の主要経済指標の発表がない。そのため、豪ドル相場は中国や米国の株価指数の動向に左右されそうだ。 今週は米5月CPIや米連邦公開市場委員会(FOMC)など、注目の米経済指標が予定されている。「注目イベントを前に大きくリ…
本日は中国5月CPIが発表される。最近の中国の経済指標を見ると、中国の景気回復が期待していたほど強くないとの印象を受ける。中国国家統計局が集計する製造業購買担当者景気指数(PMI)と非製造業PMIはともに、4月、5月に低下している。 中国4月CPIは前年比…
本日は豪4月貿易収支が発表される。本日は貿易収支の額よりも輸出、輸入の前月比推移(ともに市場予想はなし)に注目したい。豪州と交易関係の強い中国の4月貿易収支を見ると、輸入が前年比で-7.9%と大きく減少していた。これが今日発表される豪貿易収支の輸…
昨日はRBAが理事会を開催し市場のメインシナリオである「据え置き」に反して、「0.25%の利上げ」を実施した。RBAは高止まりするインフレ率に対する警戒感を示すと同時に、家計支出の減速への懸念を示していた。 本日は豪1-3月期国内総生産(GDP)が発表され…
本日はRBAが理事会を開催し政策金利を発表する。先月RBAが利上げを実施した際、今後については「CPIなどの経済指標の結果次第で決まる」との見方を示した。その後発表された豪州の主要経済指標の結果を見ると、月次CPIは前月から加速(利上げ要因)、雇用統…
2日に発表された米5月雇用統計で、非農業部門雇用者数が予想を大幅に上回る結果となったことから、米経済の底堅さへの期待が高まっており、リスクオンに傾きやすい状況になっている。 本日は中国5月財新サービス業購買担当者景気指数(PMI)が発表される。5…
昨日、米債務上限法案が無事に米下院を通過したことで、米国のデフォルト懸念が後退した。また、中国5月財新製造業PMIが50.9と前月や予想(ともに49.5)を上回り、好不況の境目となる50.0を上回った。これらの結果を受けて株価が反発したことが豪ドルにとっ…
昨日発表された豪4月月次CPIは前年比+6.8%と、豪州のインフレは3月の+6.3%から反発していた。 この結果を受けて、RBA理事会による6月7日の利上げの可能性を市場が認識する割合は20%前後まで増加した。それにも関わらず、昨日の豪ドルは主要通貨の中では最…
RBAが過去数回の理事会で繰り返し指摘していることは、「インフレの高止まり」懸念だ。高インフレが定着してしまうと、インフレ圧力を低下させるために金利を大きく上げざるを得なくなり、経済に大きなダメージを与えるという考えからだ。 本日は、豪4月消…
本日も昨日に続いて、豪州や中国で注目経済指標の発表予定はない。 現在の市場の関心は、 ①米債務上限問題は期日までに解決するのか? ②米連邦準備制度理事会(FRB)は追加利上げを行うのか?行うとしたらその時期は?回数は? の2つとなっている。 ①は明日…
本日は豪州にて注目の経済指標の発表はない。また、米国と英国は祝日休場のため方向感が見出しにくい日となりそうだ。 そういった中、週末に米債務上限問題が原則合意に至った。これを受けて、リスク選好の動きになりやすい状況となっている。この影響から豪…
本日は英4月CPIが発表される。市場予想の中央値は前年比+8.2%となっており、前月(+10.1%)から英国のインフレは急速に鈍化する見通しになっている。一方で、CPIコアは+6.2%と前月から横ばい予想となっている。 昨日、ベイリーBOE総裁が「利上げのピークに近…
本日は豪4月小売売上高が発表される。豪州の個人消費は同国のGDPの約60%を占めると言われており、注目度は高い。 RBAは5月2日に開催した理事会の議事要旨で、「消費の伸びはしばらく抑制される」と予想している。これは高インフレや、高金利によるローン支…
昨日豪州の隣国ニュージーランドの中央銀行(RBNZ)が政策金利を発表した。政策金利は市場予想通り0.25%の利上げを実施して5.50%とした。市場を驚かせたのは声明で「金利のピークを5.50%と予想」「2024年3Qに利下げ開始と予想」など『利上げ終了』に加え『…
本日は英4月CPIが発表される。市場予想の中央値は前年比+8.2%となっており、前月(+10.1%)から英国のインフレは急速に鈍化する見通しになっている。一方で、CPIコアは+6.2%と前月から横ばい予想となっている。 昨日、ベイリーBOE総裁が「利上げのピークに近…
本日は11時に豪州の隣国ニュージーランドの中央銀行(RBNZ)が政策金利を発表する。 前回4月のRBNZ会合ではサプライズとなる0.50%利上げを実施(市場予想:0.25%)。RBNZの利上げ発表直後に豪ドルはNZドルに連れて、上昇することになった(買い一巡後は下落…
本日は英5月製造業PMIと5月サービス業PMIが発表される。市場予想は製造業PMIが前月より改善する一方でサービス業PMIは若干悪化となっている。英国でもほかの先進国同様に製造業の低迷を、サービス業の力強い成長が支える状態が続いている。こういった状況下…