東京市場はしっかりか。米国株は下落。ダウ平均は240ドル安の44401ドルで取引を終えた。3指数とも横ばい圏からスタートした後は下値を模索する展開。11日発表の11月消費者物価指数(CPI)を前に目先の利益を確定する売りが優勢となった。中国当局が独占禁止法違反の疑いで調査を始めたと伝わったエヌビディアが2%超下げており、半導体株が嫌われた。米10年債利回りが上昇して為替市場ではドルが買われており、ドル円は足元151円20銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて110円高の39320円、ドル建てが105円高の39315円で取引を終えた。
米国株は弱かったが、CME225先物は上昇スタートを示唆している。ドル円は直近で150円を割り込む場面もあったが円高に一服感が出てきており、為替が日本株の支援材料になると思われる。きのうの日経平均が失速しながらも39000円割れでは切り返したことも、下値不安を和らげる。とはいえ、米国株がさえなかっただけに、上昇して始まったとしても上値は重いだろう。楽観にも悲観にも傾くことなく、現状株価近辺で方向感に欠ける動きが続くと予想する。日経平均の予想レンジは39000円-39500円。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
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