東京市場は軟調か。米国株は下落。ダウ平均は324ドル安の42740ドルで取引を終えた。予定よりも1日早い発表となったオランダASMLの決算が悪く、半導体株が軒並み大きく売られる展開。エヌビディアは4%を超える下落、アプライド・マテリアルズやラム・リサーチは10%を超える下落となった。ドル円は足元149円20銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて955円安の38955円、ドル建てが840円安の39070円で取引を終えており、大幅下振れスタートを示唆している。
ASMLの決算発表タイミングがイレギュラーとなったことに対して神経質に反応しているようでもあるが、半導体株には厳しい展開が想定される。米国では原油価格が大きく下落してエネルギー株が弱かったほか、10年債利回りが大きく低下していることから、市況関連や金融株も売られやすい。全体でも買える銘柄が乏しく、リスク回避の様相が強まるだろう。スタートから一気に水準を切り下げそうな分、売り一巡後は下げ渋るとみる。ただ、今週はTSMCやディスコの決算も消化するだけに、押し目買いには慎重となって場中は低空飛行が続くと予想する。日経平均の予想レンジは38900円-39400円。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
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