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ドル円、一時147円台へ…石破首相発言による円安地合い続く、この後は米9月ISM非製造業景況指数に注目(NY市場の見通し)2024/10/3

 

ドル円、一時147円台へ…石破首相発言による円安地合い続く、この後は米9月ISM非製造業景況指数に注目

欧米時間のドル/円予想レンジ:145.500-148.200円

東京市場のドル/円は、一時147円台へ上昇する展開。前日の石破首相による発言を受けた円安地合いを引き継いだ他、日本株高が意識されて仲値通過後には147.24円前後と8月20日以来の高値を更新しました。その後は伸び悩み欧州市場で146.30円台へ押し戻されるもすぐに146円台後半へ持ち直すなど底堅く推移してます。

米先物金利市場は、11月連邦公開市場委員会(FOMC)での50bp(0.50%ポイント)利下げを依然として4割弱織り込んでいます。そうした中、NY市場では米新規失業保険申請件数や米9月ISM非製造業景況指数が発表されます(市場予想:22.2万件、51.7)。これら注目経済指標の結果が予想以上に強ければ大幅利下げの観測はさらに後退しそうです。ドル/円は東京市場の高値147.24円前後を突破できれば148円を視野に入れた展開となる可能性もあるでしょう。

ドル/円をテクニカル分析で見ると、上向きの10・20日線を下値支持に持ち直しの動きを強めています。RSIが50ラインを上抜けていることからも足元の上昇圧力が強まっていることが分かります。現在9月高値付近である147.20円台が上値抵抗になっていますが、突破すれば148.00円や149.35円といったチャートポイントが意識されそうです。

ドル円 日足チャート

この後の経済イベント

10/3(木)
20:30 米9月チャレンジャー人員削減数
21:30☆米新規失業保険申請件数
22:45 米9月サービス業PMI・改定値
23:00☆米9月ISM非製造業景況指数
23:00 米8月製造業新規受注
23:00 シュミッド米カンザスシティ連銀総裁講演
23:40 カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁、ボスティック米アトランタ連銀総裁講演
※☆は特に注目の材料

経済指標・イベントの結果について

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uehara.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
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