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ドル円今週の予想「下値リスクがやや高い状態。140~141円台の足元を固め直す動きへ。」FXチャート分析 2024/9/30



【ドル円週間予想】 140~141円台の足元を固め直す動きへ。139.50以下で終えた場合は新たな下落リスクが点灯。

 直近の日足は石破自民新総裁誕生の報を受けて大陰線の出現となり、この陰線が9/16に付けた139.58を直近安値とする短期的なサポートラインを下抜けて終えており、下値リスクがやや高い状態となっています。一方で、141.80-90以下に多くの日足の下値抵抗が控えていることや、140.50~141.50ゾーンに週足、月足ベースで見た強い下値抵抗が控えており、これらを守り切って反発に転ずる可能性を残しています。但し、139.50以下で終えた場合は新値を更新して新たな下落リスクが生じます。一方上値も144.00超えに強い抵抗が出来ており、145円台に乗せて終えるまでは上値余地が拡がり難く、下値リスクがより高い状態です。日足の上値抵抗は143.10-20,143.60-70,144.00-10,144.80-90に、下値抵抗は141.80-90,141.50-60,140.80-90,140.40-50にあります。21日移動平均線は143.28にあり、これを下抜けた状態ですが、“ダマシ”となる可能性があります。しかし、120日、200日線は152.60と150.96に位置しており、中期トレンドは“ドル弱気”の流れに変わりありません。

  一方、直近の週足は上ヒゲが長い陰線引けとなり、上値トライに失敗した形で終えています。単体では下値リスクが高いものですが、前週の陽線の値幅を切り崩すまでには至っておらず、139.50以下で越週しない限り、反発に転ずる可能性を残しています。下値リスクがやや高い状態ですが、140円台後半に週足ベースで見た強い下値抵抗が控えており、141円台からの売りも慎重に臨む必要があります。また、144円台に乗せて越週した場合は、調整下げに留まった可能性が高くなります。さらに146円台に乗せて越週した場合は上値余地が一段と拡がり易くなります。逆に、139.50以下で越週した場合は、2021年1月に付けた102.59を基点とする長期的なサポートラインを下抜けて130円方向への新たな下落リスクが生じます。今週の週足ベースで見た上値抵抗は144.00-10,144.40-50,146.20-30に、下値抵抗は140.90-00,139.60-70,138.10-20にあります。31週、62週移動平均線は151.98と149.51に位置しており中期トレンドは“ドル弱気”の流れにあります。

 今週の戦略は、ドル買いは、底打ち確認まで様子見か、140.90-00で押し目買い。損切りは140.30で一旦撤退です。売りは143.20-30で戻り売り。損切りは浅い場合で143.80,深い場合は下値リスクが若干後退する144.10で撤退です。

 上値は142.90-00に軽い抵抗が、143.20-30,143.70-80,144.00-10にやや強い抵抗が出来ていますが、全てクリアして144円台に乗せて終えれば下値リスクが後退、144.40-50,144.70-80,145.20-30の抵抗を全てクリアして145円台に乗せて終えれば短期トレンドを“強気”の流れに戻して146円超えトライの動きが強まり易くなります。下値は、142.00-10,141.80-90,141.50-60,141.00-10,140.80-90に強い抵抗が控えており、これらを守り切って反発に転ずる可能性を残していますが、この下の140.40-50,140.00-10,139.60-70の抵抗を全て切り崩して139.50以下で終えた場合は新たな下落リスクが生じて、ドルの下落余地がさらに拡がり易くなります。

© 2024 オフィスフレア/川合美智子
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