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金(ゴールド)は下落が続く。米雇用統計が今後の相場動向を左右する重要なイベントに(XAU/USD 市況と分析)2024/9/4

 

金

金(ゴールド)CFD(外為どっとコムの取引口座「CFDネクスト」の銘柄名:金スポット)について、昨日の振り返りと現在のポイントについて短時間で確認できるようまとめました。

※最新の金(ゴールド)レポートはコチラ

金(ゴールド)市場の値動き まとめ

9月3日、金相場は下落しました。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の12月限金先物は、1オンス2523.00ドルで取引を終え、前営業日比0.18%(4.60ドル)の下落となりました。

この下落の主な要因は以下の通りです:

1. ドル高:
   対ユーロでのドル高が金価格の下落を促しました。

2. 米金融政策の見通し:
   市場では利下げが広く見込まれていますが、具体的な時期や規模についての不確実性が残っています。

3. 中国経済への懸念:
   中国経済の先行き不安からリスク回避の動きが見られました。

4. 米経済指標の影響:
   米ISM製造業景気指数が小幅に上昇しましたが、全体的な景気減速懸念は継続しています。

今後の注目点:
1. 米雇用統計:
   6日に発表予定の8月の非農業部門雇用者数が、今後の金利動向を占う重要な指標とみられています。

2. 金価格の水準:
   金スポット価格は1オンス2500ドルを下回る水準で推移しており、この心理的な節目が今後の動きの鍵となる可能性があります。

専門家の見解:
米大手金融機関は、金を「目先の上昇を最も確信している商品」と位置づけ、2025年早期の目標価格を1オンス2700ドルに据え置いています。

取引の推移:
- 時間外取引:FRBの利下げを織り込んだドル買い戻しや中国経済懸念から軟調
- 欧州時間:一時的な買い戻しがあったものの、戻りは売られる
- 日中取引:米経済指標発表後も景気減速懸念から売り優勢

総じて、金市場は短期的には下落傾向にありますが、中長期的には依然として強気の見方が存在します。今週の米雇用統計が今後の相場動向を左右する重要なイベントとなりそうです。経済指標や中央銀行の動向、地政学的リスクなどを注視しながら、慎重に市場の動きを見守ることになるでしょう。

最新の金(ゴールド)CFD 日足チャート

30分足チャート

金(ゴールド)30分足チャート

日足チャート

金(ゴールド)日足チャート

金(ゴールド)CFDについて、テクニカル分析では、単純移動平均線(10日)が右肩下がりの中、価格は移動平均線の下に位置した。また、相場の過熱感をはかるRSIは、基準の50近辺で推移している。
 ※リアルタイムの価格はこちらから確認できます。

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金(ゴールド)の上昇・下落変動要因

上昇要因

インフレの期待:物価上昇の予測が強まると、金を価値保存手段として買う動きが強まる。
経済的不安定性:経済危機や金融市場の不安定時には、安全資産としての金への需要が高まる。
実質金利の低下:金利がインフレ率を下回ると、金への投資が魅力的になる。
通貨価値の低下:特に米ドルが弱まると、金価格は上昇する傾向がある。
地政学的緊張:紛争や政治的不安が高まると、リスク回避のため金への投資が増える。
中央銀行による購入:中央銀行が金を買い増すと、供給が減り価格が上昇する。

下落要因

インフレ率の安定または減少:物価上昇の懸念が和らぐと、金への投資需要が減少する。
経済的安定:経済が安定し、リスク資産への投資が増えると、金への需要が減る。
実質金利の上昇:金利がインフレ率を上回ると、金に対する魅力が減少する。
通貨価値の強化:特に米ドルが強まると、金価格は下落する傾向がある。
地政学的緊張の緩和:地政学的リスクが減少すると、金へのリスク回避需要が落ちる。
中央銀行による売却:中央銀行が金を市場に売り出すと、供給が増え価格が下がる。

 
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